やっと見られた、アニメ版の「守り人」。水俣にいた時って教育テレビ見られなかったし、BSにも加入しとらんかったんやもん。評判いいんで見てみたかったんですよ〜。ただ、キャラデザインには大いに不満。だって、バルサが「30代初めで脂気のない髪を束ねた女傭兵」に見え〜ん! なんですか、このぴちぴちとした女っぷりの上がり方は! 「守り人」シリーズはなんといいましても、子ども向け本にありえないような年代のバルサが主人公というのが魅力の1つではないかと思いますのに。しかもなんでこんなに女っぽくしちまったんでしょ。いと残念。個人的には原作本で挿絵担当の二見真希子さん(字、うろ覚え)の描かれるバルサがらしくて好きなので、ぜひキャラクターデザインもしていただきたかった。だいたいジブリのアニメーターだっていうんだから、キャラデザはお手の物と思うのだが、ご多忙なんですかいのぅ。
原作本も以前、図書館で借りただけで1回しか読んでないので、ここらへんの展開、よく覚えてないんですが、他のファンタジーとはひと味違った和ていすとな世界観はなかなかよく描かれていると思います。皇帝=神とする新ヨゴ皇国の雰囲気もよく出てまして、背景とかいいですな。タンダのキャラデザも悪くないですし。もともとバルサより年下だし、たぶん、けっこう若僧に見える、という印象で読んでるもんで、若く見えるのは悪くないんですが、タンダはヤク(だっけ)の血が入っているから、もう少し色黒でもいいかも、とか思ったり。トロガイ師も常々、「これ以上ない醜い老婆」とか描写されるわりにはちょっと美形かと思ったり、という点はまぁ、いいとしましょう。ただ、バルサが不満です。やっぱり。
土曜日の朝の9時という微妙な時間なんですが、できたら見ておこうかと。続けて「メジャー」もやってて、教育テレビ「忍たま」といい、アニメが豊富だのぅと思いました。
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