出演:秋山好古(阿部寛)、秋山真之(本木雅弘)、正岡子規(香川照之)、正岡律(菅野美穂)、秋山父(伊東四郎)、秋山母(竹下景子)、高橋是清(西田敏行)、ほか
原作:司馬遼太郎
実家で見ていたので、一緒に見てみました。
去年からさんざん宣伝しておりまして、なんですか、撮影に3年、放送に3年。たきがはは例によって
忘れちまうよ〜と思っておりましたが、うちの家族も同意見でした。ただ、某国営放送が力を入れてるドラマみたいなんで、司馬遼太郎にまったく興味はありませんが、おもしろかったらラッキーぐらいな気持ちで見ておりました。
全然おもしろくねぇ。
あら、ごめんなさい、つい本音が。
1.ナレーターが鬱陶しい
渡辺謙さんという人気俳優を連れてきたが、基本、ナレーターは第三者なので、誰がやっても大した違いはない(ドキュメンタリー系を除く)。それがちまちま時代背景とか、秋山兄弟について解説が入るのだが、うざい。多すぎ。長すぎ。上京してきた真之を厳しく扱う好古について「好古は真之に対して苛烈であった」なんていちいち言わなくてもわかるわい! 雪の中を下駄の鼻緒が切れたからって、裸足で行けという兄貴を誰が「甘い」と思うんだ。蛇足。さらに西南戦争とかの説明がいちいち長い。無駄。ナレーターの部分切り落としたら、半分ぐらいにできるのでは?
2.感情移入できるキャラがいない
主役は秋山兄弟、正岡子規なのだろうけど、登場が遅い。某国営放送が最近よくやる、子役で時間稼ぎという姑息さがわずか1時間半のドラマでは無駄。最初から主役を出せ。その彼らが東京へ行って一旗揚げたいという気持ちとか、感情移入する前に勝手にドラマで盛り上がっていて、鬱陶しい。しかも子役を2人も使う必要があるのか。
というわけで、途中から、隣のテレビで見ていた内藤・亀田戦をちらちら見ていたり。
どうせ、来年、再来年とやるたびに、姑息な某国営放送のことだから、再放送をゴールデンタイムにやるに決まっているので、3年目にまとめて見た方が良かったとは言わないが吉。
導入で視聴者をどっちらけにしてどうするんだ。
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