監督:宮崎駿
出演:ソフィー(倍賞美津子)、ハウル(木村拓哉)、荒地の魔女(美輪明宏)、カルシファー(我修院達也)、マルクル(神木隆之介)、ほか
ちょうどテレビでやっていたので見てました。後半はながら見だったけど、どんなものかと思って。
うーん、つまらなくはない(むしろ「ポニョ」よりおもしろい)し、ハウルやソフィーの声も予想より違和感がなかったんだけど、金を払ってこれを見たいかと言われると、
無理。もう、きっぱり無理。
戦争が起きてるの何で? 王室付きの魔法使いサリマンが「休戦協定を」とかラストで言い出しているし、そもそも何を争っていた? ソフィーの町なんかひどい爆撃受けてたけど、あんなことをやられて「やめよう」でやめられるものか? じゃあ、最初から戦争するなって?
老婆になったソフィーがたがが外れたように積極的な性格になるのはいいんだけど、ずいぶんと万能ですなぁ。美人じゃない? 地味? こんなに家事に万能な女性が結婚相手に放っておかれるはずがないと思うんだが…
サリマンの小姓が全部同じ顔の美少年なのは気持ち悪いです。まともなようで、このおばさん、弟子のことを悪く言えません。充分おかしいです。
相変わらず音楽がうるさいです。城の造型なんか音楽なしで見せてもらいたい。悲しそうなシーンで悲しそうな音楽という子供だましな映画には飽き飽きしました。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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