今日も朝ご飯食べながら某国営放送ニュースを見ていたら、最近話題のC型肝炎のニュースをやってたね。裁判の原告が200人いて、新法ではその原告と血液製剤の投与が証明される人、800人、合わせて1000人ぐらいが対象になるとか。でも、血液製剤以外の感染ルートでC型肝炎に感染させられちまった人たちは200万人もいて、その人たちは新法の対象にはならないと。
この構図、どっかで見たなぁ。水俣病の構図によく似てるなぁと思ったけど、実はそれだけではないそうだ。
・公式確認から50年経ってる水俣病に対し、C型肝炎は5年ほどで今回の新法が成立すること。
それは、50年以上も放っておかれる水俣病と比べて、たった5年と言えなくもないし、水俣病という教訓があったから、5年で成立と言えなくもない。それに今の200人の原告の人たちも、このままではまた同じ問題が再燃することを指摘して、できるだけ広く救済をと言っていることも水俣病とは違うそうな。
そういう別の方向から見た視点はニュースでは放映しないということであった。
日々のニュースにアンテナを張り巡らせて、その1つ1つもいろんな角度から検証すること、改めて、水俣病ちゅう問題の根深さを思い知らされた一件であった。
[0回]
PR