たきがはは大阪が好きだ。大阪の食いもんが好きだ。3度目の大阪だ。前回は「シュリ」を見に行ったのが2002年だったので、7年ぶりの大阪っす。うちから新幹線ひかりで2時間半、また行きたいよ、大阪。
まずは荷物を置いてから、れっつ・ごー通天閣。まだ行ってないんだ。前回は映画三昧だったし、その前は日帰りで半日同人誌即売会だったし。
大阪の電車はけっこう停車時間が長いし、案内の看板も多いので、わしのような観光客にはありがたいです。東京の地下鉄とか乗ってると、駅に着いたらすぐに下りんと乗り過ごすって速さですが、大阪ではもうちょっと余裕があります。特に荷物なんか多いとありがたいっす。
通天閣へ行くには、新世界という町を通るのだが、そこで大阪名物・串カツ発見!! ソースは二度漬け禁止って見てみたい! それより串カツ食いたい!
同行のやなみきさんともども「必殺」ファンです(たきがはは「仕事人」ぐらいしか知りませんが)。藤田まことさんの看板につられて、帰りに「必殺」で食べようと決定。そう言えば、まこちゃんは大阪の人でした。
見上げた通天閣。
25分待ち。
でも、ただ待たせず、ビリケンさんがいたり、招き猫があったり、お化け鏡があったりと人を退屈させない工夫に溢れている。さすが大阪。
エレベーターの天井にもビリケンさん。新世界にもあちこちにいたなぁ。
眼下の町を眺め、大阪城の小ささに驚き(最初はビルを覆うシートに描かれた絵だと思ってた)、もらったガイドを眺めて、「ドン・キホーテはどこだ?」と言いながら、一回り。
もちろんビリケンさんの足の裏をなでる。恋愛と学業成就の神様だそうだ。でも、ビリケンがアメリカ生まれで、ビリーさんから名前が来てるとは思わなかったよ。もろに日本の神様っぽいじゃん?
下りてから、早速、「必殺」へ繰り出す。
串カツは、豚バラ、鶏肉、ししとう、茄子、チーズ、タマネギ、うずらの卵を食べる。生キャベツが箸休めに出た。これもソースにつけて食べる。
ビールには枝豆。
店内に「ソースの二度漬け禁止」が貼ってある。
「必殺」の主水さんのスチールも貼ってある。
いいねぇ、大阪、美味いねぇ、串カツ。
さて、次なるは道頓堀を目指す。初めて大阪に行った時に、そこで食べた明石焼きが美味かったから。7年前にも店は健在だった。タコだけじゃなくて、明太子とか、いろいろ入れられるのがおもしろかった。出し汁も美味かった。
しかし、道頓堀は様変わりしており、外部の人間が言うこっちゃないのかもしれないが、なんか、横浜とか東京にあってもおかしくないような、つまらない通りに変わりはてていた。がっくしorz
道頓堀の、いかがわしい、いかにも大阪〜な雰囲気が好きだったのになぁ。なんかチェーン店ばっかり並んでるのも残念。
明石焼きの店もなくなっていた。しかし、覚えているのは店の味と構え(狭い階段を上がって2階が店舗)だけで、店名も忘れているとは、我ながら薄情な話だ。せめて店名を覚えていれば、それで検索もできたかもしれないのに。
でも明石焼き食べたい。粉物食いたい。心斎橋の方に行ってみたり、大通りの反対の通りに行ってみたりして、ようやくタコタコキングというナイスな店名の店へ。予想に反して、これがジャズとロックとポップスが流れるいかした店内で、ふわふわのお好み焼きとバターあつあつのキノコと漬け物盛り合わせを満喫。
ズリというのは砂肝のことだった。
とん平焼きというのは豚の卵焼きみたいなものだった。
豚ヘレというのはフィレ肉のことで、ツラミというのは頬の肉だった。
奥が深いな、大阪。
さらに、帰りしな、甘い物が欲しくなり、ケーキとコーヒーを食べる。
夜にはたきがはが角館土産で親にもらったプラム・ワインを飲み干す。
うぃ〜ッ
大阪で食い倒れるにはどこがベストなんでしょうかの〜? 道頓堀が駄目だとわかっていれば、新世界で食い倒れてもよかったね、と話す。次に来る時はそうしよう。
翌日はComic City 大阪75。
イベント終了後に、フランクフルトを食べ(ミュンヘンという店があったので、入ってみたのだ)、新大阪へ。
荷物をロッカーに詰めて、王将を探してみたけど、手近にない。帰りの新幹線は8時の最終だし、それまであんまり無駄な時間も過ごしたくないので、駅をうろうろ。
念願の明石焼きの店を見つけ、食べる。たこ焼きも食べる。
土産を買い、時間が余ったので、今度はパフェを食べる。
さすがに帰りの新幹線でアイスを食べる余裕はなかったが、いろいろ食べた2日間であった。
でも、まだ食い倒れた〜ッ!って満足感はないので、もっと食えそうな気がする。
だけど、あんまり食べて、食い倒れた〜ッ!!って気になると、大阪、もういいやってことになるのも寂しいので、何かまだ食べられるのになぁってぐらいで止めて、また大阪に来ようって思った方が楽しいかもと思う今日この頃なのだった。
たぶん、また来年。
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