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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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りてらしー親子

「おとうちゃん、あの人なんか言うてるでぇ。えらい勢いやけど、何喋ってんねやろ?」
「しーっ、そっち見るんやない。知らんぷりするんや。気付かれたらあかんで。ええなぁ、話しかけられても聞こえんふりするんやで」
「そやけど、ロボットがどうしたこうしたって、面白そうやん」
「あかんて言うてるやろ、世間にはなぁ、見たらいかんもん、聞いたらいかんことがあんねん。目ーつぶるんや、耳、両手でふさいだかぁ。気付かれんうちにさっさと行くでぇ」
「するー、すんねんか?」
「なんや、よーわかとるやないかい。おまえももう大人やなぁ」

うふうふうふふふふ

GR語りはまだ続きまっせ〜

  • たきがは
  • 2007/09/24(Mon.)

Episode 2 バシュタールの惨劇

大作たちに襲いかかるイワンは、10年前のバシュタールの惨劇を大作に話す。それはシズマドライブがまだ実用化される前、功を焦ったフォーグラー博士が起こした事故で、そのために人類の3分の1が死滅、イワンも故郷を失っていた。しかし、サンプルを奪わんとするイワンの鼻先をシズマ博士がかすめ、サンプルを乗ってきた車のエンジンに突っ込み、簡易的なバシュタール現象を起こして、北京中のシズマドライブが動かなくなってしまう。そして、北京基地を襲ったアルベルトは誘導にすぎず、戴宗を救うべく駆けつけた一清道人と楊志を退けるが、イワンもシズマドライブのために全てが動けない中、ジャイアントロボに反撃され、サンプルの奪取には失敗していた。シズマ博士、アルベルトらはロボの動力が世界中に1機もないはずの原子力だと知る。だが、シズマ博士も息を引き取ってしまうのだった。

楊志、一清道人登場の回。楊志は元ネタの「水滸伝」では男性キャラなんだけど、あんまり女性が少ないので急遽女性、しかも林沖というキャラを差し替えての登場。しかし、オープニングに出ていないのは、まだ登場が決定してないせいか。小宮和枝さんの声も雄々しい、骨太なキャラです。戴宗の奥さんですってよ。似たもの夫婦だな。青面獣のあだ名のとおり、全身青いのは、以前の作戦でそういう事故(どんな事故だ)に遭ったかららしいが、その時に戴宗と結ばれたとのことなんでそれはそれで良かったのかと。一清道人は青野武さん(「ヤマト」の真田さん、「Gガン」のバードマン)である。贅沢なキャスティングだよ。一清道人は実は兄弟子が樊瑞で、BF団にいるのを連れ戻してこいと師匠の命を受けているという設定があるのだが、元ネタの「水滸伝」では一清道人公孫勝のが強くて樊瑞が弟子入りしたりしているのだった。弟子対決は見られなかったのが残念。
ここの音楽がまた軽快でいいのさ。
しかし、宿敵・戴宗がいるとはいえ、十傑衆のアルベルトが囮って、なんて贅沢な作戦を立てるんでしょーかね。それだけアルベルトのイワンへの信頼が厚いってことか。イワン、けっこう優秀なキャラだしな。バシュタールの惨劇の時に故郷を失っているのが、BF団に入った動機かもしれない。操るウラエヌスも、最強のジャイアントロボにも破られないバリアーを張れるとは、どうしてどうして、イワンがB級エージェント(幻夜がA級で、十傑衆になると超A級だそうである)とは、BF団の実力の高さが伺える。国際警察機構じゃ、戴宗と長官が九大天王で十傑衆とため、銀鈴、鉄牛らはA級ときたもんだ。B級になると、名前もない、その他大勢キャラかもしれないが、ほとんど十把一絡げな扱いしかされてないからね。つまり、人員の層がBF団のが厚いんでねーかと。
そして、出力未調整をイワンに指摘されてしまうロボ、ウラエヌスのバリヤーを敗れず、苦戦するところなんか、もう涙を誘う。オートガードという自動のプログラムを越えた意志をロボに見る。ここらへんもロボが人間くさく見える理由である。一回捕らえたイワンを逃がしちゃったのはご愛敬。後の展開を考えると痛いんだけどな。しかし、なんといってもロボがこの時代に原子力で動くロボットである、という点はポイント高し。鉄牛でさえ「まさか」とつぶやく、禁断の動力。
たきがは、中条長官が「しまった、こんな時にロボは発射してしまったのか」という台詞が、
・シズマドライブ動かない、
・ロボだけ動ける、
・前時代の動力だってばれる、
・国際警察機構としてはやば〜
という論法なのだとやっと気づいたよ。単なる「しまった」ではなかったのかと。
さらに、この後、国際警察機構の面々は大作を守るために命を張ることになるのだが、その理由も、
・シズマドライブだと動けない、
・フォーグラーに太刀打ちできない、
・ロボは動ける、原子力だけど
・ロボは大作にしか動かせない、
・大作を命がけで守るぞ!
という論法だったのだとやっと気づいた。だから、戴宗は命を張ってフォーグラーの足止めをし、楊志は銀鈴に「命をかけても大作を守れ」と言ったのだな、と。でもそれは、ロボ一体でもフォーグラーと戦えるってことじゃなくて、みんなと一緒、北京支部の、梁山泊の面々と一緒なんだってことで、大作がそれに気づくのは戴宗と楊志が命をかけた後で、その悲劇がどうしようもなく盛り上げていくわけであるなぁ。しかし、中条長官、大作に説明してやってほしかったよ。「命令だ」だけじゃ、いくら12歳の少年だからって、「はい」なんて言えるかよ。と後の展開を思ったりする。

このEpisodeでは、シズマ博士の死と、バシュタールの惨劇がやっと視聴者にも語られるわけであるが、後の話に比べるとそれほど大きな動きはない。しかし、その後々にやってくる悲劇と活劇を想像させるのに、十分な音楽が、「エピソード2 エンディング」だ。ブラスの静かな出だしから、徐々に盛り上がる音楽、高らかなコーラス、すごいドラマチックなのだよ。この曲が大好きで、よくエンドレスリバースモードにしてかけているんだけど、なぜか、このEpisodeだけで、他の話では使ってない。改めて「ジャイアントロボ」の贅沢さを思った。

どーでもよくないので前言撤回しておこうと思うのだが、やっぱりアルベルトは立ってるだけでも格好いいおっさんである。海の中でイワンと合流した時に髪の毛が一瞬だけ乱れたところなんか、色っぽくてぞくぞくしたね。秋元さんの声がキャラ立ちに大きく貢献しているのは言うまでもない。格好いいよ、アルベルト、やっぱりいいわ。でも、いちばんはロボね。

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