バベルの籠城 第３３話

いつの間にか「デビルマンG」終わっておったよ。

そして「車田水滸伝」って…　画面が何か粗いんですが…　こんな汚い漫画を描く人だったけ、高河ゆんって？　ちゅうか中表紙の絵、ひどくないかこれ？

今回のサブタイトルは「推参！　直系の怒鬼」です。幽鬼の死に様で半分かかってますが、ついについに…

全ジャイアントロボファンが感涙にむせび泣いた直系の怒鬼の初台詞ですよ！！！

大事なことで二度書く。OVAでは一言も台詞を発せず、部下の血風連に戦闘も任せて、その実力を垣間見せることもなかったBF団の十傑集が一人、直系の怒鬼が初めて台詞をしゃべったのですよ！！！

はぁはぁ…　(；´Д`)

もう、これだけで、わしは満足した！！！　幽鬼の死に様も、張飛が雑魚だったこともすっ飛ばして、直系の怒鬼の初台詞ではぁはぁ　(；´Д`)　です。大満足です、今川監督。

でもこれだけじゃ何のことかわからないでしょうから、いつものようにレビューは頭からです。

ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ わぁい

わし、横山先生の漫画でいちばん好きなキャラが、いまのところヨミ様で、二番目が土鬼なもんですから、その怒鬼がしゃべってくれたのは感涙ものです。

表紙は前号の続きで、超雲の身体から生える幽鬼のツル、というか根っこというか…　幽鬼の最後の大技が炸裂しているところです。

その後もじっくりと幽鬼のツルに全身を貫かれる超雲。いや〜、今まで出てきたなかでも、幽鬼らしい痛そうな技ですよね。
前号ではおなか辺りから出てきただけだったのが、そのうちに腕から生えて、全身から生えてるようです。

すると大作、幽鬼の技がとあるキノコに似ていることに気づきました。蝉の幼虫から生える冬虫夏草です。
そこでヒィッツカラルド、死にゆく超雲に幽鬼の技を解説してあげます。親切というより、幽鬼自身がツルと化してというか、解説できなくなっちゃったんで、その代わりにということのようですが、それにしても最強のはずだった超雲を倒しちゃったんですから、幽鬼、強いよね。
さて、幽鬼の最後の大技は、死ぬことで自分の身体を胞子と化し、相手に吸い込ませることで、相手の体内から発芽するというものでした。確かに、死ぬ間際にしか使えませんな…
前号で幽鬼が死んだ直後に隠れていたヒィッツカラルドが、大作の口や鼻を息が苦しくなるほどにしっかりふさいでいたのは、そういう事情があったからだったのでした。なるほど…
残念ながら、死んで胞子になってしまうと幽鬼自身の意志とは関係なしに吸い込んだ者に危害を加えてしまうようです。危険ですネ。
しかも超雲は、隠れていた大作とヒィッツカラルドを見つけ出すために瓦礫ごと、周辺を大量に吸い込んでしまいました。まるで幽鬼の思う壺だったわけです。
そして、最後は発火して、超雲とともに燃えてしまう幽鬼のツル。

それを見たヒィッツカラルドは、最後まで見届けることはせず、背を向けます。
ヒィッツさんが言うには「最後の技は秘密にするのがルール　だが幽鬼は　それを教えてくれた　俺たちを助けるためにな…　だから　その最後は見ないでやってくれ」とのことで、超雲が燃え始めたところから、ずっと震え続けているのが、ビッグファイアの命令で大作を守らなければならないとはいえ、次々に仲間を見殺しにしなければならないヒィッツさんの悔しさを表わしております。
そして「いつも仏頂面ばかりの奴だったが　せめて最後ぐらい笑えばいいさ…　誇らしげにな…」とつぶやいたヒィッツカラルドは、もはや震えてはいないようでした。

さて、自慢のはずの三獄死を次々に倒された驚愕する劉備。
ライセは三獄死の力を買いかぶっていたと言い、自ら大作を倒すために出る決意をします。しかし、彼らの前に立ちはだかるのは何人たりとも開けることのかなわないバベルの扉、飛び散った血は何を意味するのでしょうか？

一方、バベルの塔に侵入した大作とヒィッツカラルドでしたが、ヒィッツさんは超雲に力を吸われすぎて、足下がふらついていました。ただ、ヒィッツカラルドの技は指ぱっちんなので、足がそれほど動かなくても大丈夫な気はしますが、機動力は落ちるよな…

と思っていたら、やっとバベルの扉の前にたどり着いた時、ヒィッツカラルドには指ぱっちんする力も残っていなかったのでした。ダメじゃん、ヒィッツさん　(´･ω･`)
第２８話で「ビッグファイアの命があるから、おまえを守る」と言っていたヒィッツさんでしたが、なにしろ第１話からずっとヒィッツさんと一緒の大作です（ただし、樊瑞と一緒に眠っていた洞窟から大作が、どうやってヒィッツさんと出会ったのかは語られていませんが）。第３０話でも「誰が死のうが関係ない」とヒィッツさんに言われても、ヒィッツさんに寄せる信頼は厚くなっていたようで、ヒィッツさんに守られたことを思い出し、訴えるのでした。
でも「関係ねェな」とか言っちゃうヒィッツさんに、大作はとうとうロボを呼び出します。

ところがバベルの扉はロボの力でもってしても破壊できず、思いあまった大作は、いきなり大技、光球を撃とうとしてしまいます。それはやばいよ、大作ぅ…　(´･ω･`)
それを止めるヒィッツカラルド。確かに光球を撃ったら、扉は壊せるかもしれませんが、大作もやばげです。もちろんヒィッツさんもです。ライセというラスボスを前に、いきなり必殺技をかましちゃいかんだろう。

というわけで、改めて、最後の大技をかまそうとするヒィッツカラルドでしたが、とあることに気づきました。

三獄死を２人しか倒していないことです。そう、怒鬼と戦っていた張飛がどうなったのか、ヒィッツさんは先にそれを確かめようとします。そうしないと大作が危なくなっちゃいますからね。

でも、バベルの塔を歩いて、先に進んだ２人は、壁に血塗れで貼りつけられた張飛を見つけるのでした。

　　　　　　　　　　　　ｽﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｰﾝ!!!
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予想の斜め上の展開来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

てっきり、今号は怒鬼対張飛だと思っていただけに、この展開は驚きでした。まぁ、関羽、超雲と２人続けて、三獄死強い→十傑衆の命をかけた大技炸裂という展開になってるんで、メリハリもあるんだろうけど…　怒鬼、圧倒的じゃないですか！！！

まだ生きていた張飛から、怒鬼が最後の技を出すこともなく張飛を倒したことを知らされる大作とヒィッツカラルド。
これにはさすがのヒィッツさんも冷や汗たらりです。

しかし、辺りに怒鬼の姿はありません。

その頃、ライセは相変わらずバベルの扉に苦戦していました。あの出血は何だったのだ…

そこに「これ以上　草間大作には手は出させない」と言って現われたのは…

(　ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(；ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　　_, ._
（；ﾟ Дﾟ）

現われたのは…

(　ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(；ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　　_, ._
（；ﾟ Дﾟ） …？!

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ

(　　д　)

(；　Д　) !!

このシルエットは…

振り返ったライセの前に現われたのは直系の怒鬼だったのです！！！

以下次号。

怒鬼の初台詞に興奮　(*ﾟ∀ﾟ)=3

怒鬼の強さに興奮　(*ﾟ∀ﾟ)=3(*ﾟ∀ﾟ)=3

怒鬼対ライセに大興奮　(*ﾟ∀ﾟ)=3(*ﾟ∀ﾟ)=3(*ﾟ∀ﾟ)=3

最後の怒鬼、見開きで格好良すぎです　（・∀・）

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2013/12/22 Sun.