バベルの籠城 第１３話

サブタイトルは「集結！　十傑衆！！」で、表紙は当然、怒鬼、十常寺、幽鬼に、じいさま、大作、ヒィッツカラルドです。

「デビルマンG」が始まりました。ミキちゃんが魔女とか、原作以上にカオスな展開になりそうな予感。あと、明らかに飛鳥了っぽい頭の彼が「火叢」というんだが、了は出ないんだろうか…　その場合、サタンはどうなるんだ…

ところで何号前からか、裏表紙裏にパワーストーンの広告が載ってるんですが、最近は男もこういうのつけるのか？ ついに現れた十傑衆、直系の怒鬼、命の鐘の十常寺、暮れなずむ幽鬼が呂布を睨みつけるところからスタート。

そう言えば、呂布の台詞だけフォントが違うのは、（ぺらぺら）ここだけのようですな。いや、一瞬、「実は死んでいた」とかだったらやだな〜とか思いまして。

さて、十傑衆の誰が言ったのか、ちとわからんのですが「我々は最初から　この地を集結の場として選んでいた！！」って！　「ライセがお前を解放する事は予測できたからな…！」とはじいさまの台詞でしょうか。呂布と戦ったの、もはやじいさましか残ってないしな…(´･ω･`)

呂布は「たばかりおったか！！」と怒りますが、うーん、勝手にやってきて、「たばかりおったか」もなかろうが？　と思いますが、幽鬼が「お前はまんまとワナにかかった」と言っているので、大作とロボ、それにじいさまとヒィッツカラルドが梁山泊に向かうのをわかっていて呂布が梁山泊を襲撃したのを、読んでいたということのようです。

そんなことより幽鬼が笑ってるよ幽鬼が！！！　ｶﾞ━━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!　生まれつき人の心が読めるために人間不信に陥り、じいさまの招きによってBF団に参加したという設定があったはず、そんな幽鬼が笑える日が来ようとは…　（ ´Д⊂ヽ　なんちゅうか、感無量なわたくし。

さて、十傑衆が集まったところで反撃といくらしく、ヒィッツカラルドが大作に「ここからは俺たちの好きにさせてもらうぜ」と断ります。大作のことも「ぼっちゃん」呼ばわりで、ヒィッツさん、ますますいい男や…！　(｀･ω･´)
ここは大作も頷くしかありません。

一番手はカワラザキのじいさま。「今度は˝本気˝でな…！」と、前号の攻めが本気モードではなかったのを示唆。うん、そうでなくちゃね、BF団最強のテレキネシスを持つ激動たるカワラザキが、いくら最強の呂布相手とはいえ、ヒィッツカラルドと２人で攻めて、手も足も出ないなんてあっちゃいかんもんね！　(｀･ω･´)

じいさまが速攻で発動したテレキネシスに、呂布、目ん玉をひんむくようなダメージ、大作も「さっきと全然違う！！」と驚きます。というか、前号の攻撃もそれなりだったんだけど、今回はやっぱりじいさまが出した本気は違うですよ。なにしろ「深海に匹敵する圧力」とか言っちゃうんですから！

でも、じいさま、同じ監督の「Gガン」だと、主人公が５０倍の重力を受けていたんだけど…　世界観が違うからいいんか？　何か、深海程度で大丈夫か？って気にもなりますよ。だって、この世界の呂布は、「Gガン」世界の東方不敗マスター・アジアにも匹敵する（心情的にはマスターのが当然強い！　(｀･ω･´)）強者ですよ。その弟子のドモンが耐えられた５０倍って、深海とどっちが凄いんだろう？

しかし、呂布の相手はじいさま一人ではありません。怒鬼が七節棍を出せば、十常寺も怪しげな術を使い、幽鬼も何か使う気配。
ヒィッツカラルドさんは親切にも大作に「あれが十傑衆の面々だ！！」と解説。やっぱり、このヒィッツさん、紳士だ。

怒鬼の武術、大地と自然を味方にする幽鬼、あらゆる「死」を従える十常寺！　と３人で見開き２ページで終わっちゃうのが物足りなさすぎるくらいなんですが、ようやく勢揃いした十傑衆です、きっと、これからもいっぱい見る機会はあるさ。(｀･ω･´)

さすがの呂布も耐えられぬかと思われ、ヒィッツカラルドが「トドメは俺がいただくか」と出ようとしますが、怒鬼がこれを止めます。OVAだと十傑衆の皆さんは、けっこう仲悪そうなところもあったんで（少なくとも猟奇的な性質のヒィッツさんは、紳士なじいさまや樊瑞とは気が合いそうにないなと思った）、相変わらず台詞の１つもない怒鬼ですが、なんか嬉しいですよ。まぁ、ここで仲違いをしていても、戦力ダウンする一方だしな。（・Ａ・）

そして、案の定、押さえたロボの手を押しのける呂布！　さらにロボを阻むようGR=IIに命令する呂布。満身創痍にも見えますが、やっぱり人外の男、これぐらいでやられるようなら、かつて、十傑衆＋九大天王で封印がやっとなんて事態には陥っていないでしょうなぁ。(´･ω･`)

さて、ゲームとかだと「呂布のターン！」になりそうな感じですが、十傑衆の皆さんも油断がありません。追い打ちをかけんと迫ります。ヒィッツカラルドがいちばん大きい扱いなのは、やっぱり今までの功績ちゅうか、単に監督が好きなだけか…　わしも好きだけど。
それにたった一人で反撃する呂布。まさに山も割いた勢いです。

その頃、水の落ちる音に目を覚ます銀玲。久々の「あんまり意味のない色気」シーンです。お銀ちゃんみたいに長引かないからいいけど。(´･ω･`)
彼女は鉄牛と一緒で、どうやら地下にまた落ちてしまった模様。その上で十傑衆vs呂布の「ドンパチ」が始まっています。

「なら私たちも急ぎましょ！！」と走り出す２人。しかし、鉄牛、早々に何かにつまづいてしまいます。「上でドンパチが始まってるらしい」と言った時の格好良さは早々になくした模様。ていうか、２枚目な顔は数コマしか持たないようで…(´･ω･`)

しかし、怪我の功名と言いましょうか、鉄牛の足を引っかけたものは、怪しげな光を帯びており、それが何だか読者には全然わからないものの、鉄牛と銀玲は知っているような反応です。

一方、十傑衆vs呂布の戦いは熾烈を極めていました。巨大化した呂布に戸惑う十傑衆。なぜなら呂布は、あくまでも武芸のみで、巨大化などという技が使えないはずだからです。
ところが呂布がさっさと種明かしをするには、「ワシの力がお前たちに　どう見えているかなだけだ！！」とか「お前達の相手はワシの気力そのもの！！」とか言っちゃって、まぁ、やっぱり人外の化け物という感じです。(´･ω･`)　気力かよ…

さすがの十傑衆も大きな相手では分が悪いのか、ヒィッツカラルドが大作にロボを出すよう依頼しますが、ロボ対GR=IIの戦いには、GR=IIIが加わり、さすがのロボも苦戦中な上、以前、自分の我が儘でGR=IIとGR=IIIに無理をさせてしまった大作は、ロボに反撃するよう命令がくだせなかったのです。

ｶﾞ━━━(ﾟДﾟ;)━(　ﾟД)━(　　ﾟ)━(　　 )━(ﾟ;　 )━(Дﾟ; )━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!

まぁ、カナーリの牢獄で直してもらったのロボだけやし…　引け目を感じる気持ちもわからなくもないんですが…　しかし、ここでロボが倒されたら、それこそ本末転倒、肝心要のライセが倒せなくなってしまいます。どうするんだ、大作…　(´･ω･`)

呂布にも「とんだ戦力補強だったようだな！！」とか笑われちゃうし…　(´･ω･`)　どーすんだ、ほんとに…

思わぬロボの苦戦に、十傑衆の皆さんはビッグ・ファイア様の「大作を守れ」という命令を守るため、「この命捨てても呂布を討つまで！！」と悲壮な決意を固めます。
「我らのビッグ・ファイアのために！！」と言ってますが、幽鬼が「このままでは小僧を守るのは難しい」と言っているので、基本的な行動理念は「大作を守る」で、その上で呂布という現在、最強の障害を取り除くべく（GR=IIも、GR=IIIも呂布の命令で動くが、その呂布さえ除けば、大作に指揮権が戻るという考えもありそう）、呂布を倒すことに全力を尽くす決意のようです。　・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・　　ギラギラしたじいさま、いかすよ…

当然、呂布はこれを迎え撃とうとするわけですが、そこに割って入った者がありました。

何か巨大な石の玉を持ち上げた鉄牛と銀玲です。

立ち止まったじいさまが「見つけたのか！！」と言っているところを見ると、どうやら、梁山泊に来たのは、GR=IIとGR=IIIを入手するためだけではなかったようですよ？
そして、銀玲が「これが…！！　あなたを倒すために　この梁山泊へ来た本当の理由…！！！」と言っているのは、呂布の出現を完全に予期していたわけですな！　と冒頭でも言ってたしね、「十傑衆がここで待ち合わせ」って。すげぇ〜　誰だ、そんな知恵者は。孔明なき今、どう考えても武闘派の十傑衆の皆さんの知恵袋は誰なんだ〜？！　やっぱ、じいさまか？　カワラザキのじいさまなんか〜？

「さあっ！！　見せてやるぜ！！」と鉄牛が拳をぶつけた中から出現したのは、何か球体〜？　(´･ω･`)
で、何これ？で次号に続く！

個人的に兄弟機であるGRシリーズ同士の戦いはあんまり見たくないので（Episode 5のロボ対GR2も、GR2の破壊っぷりを見るにせつない）、大作が戦わせまいとするのはいいんです。やっぱりロボには敵のロボット相手に能力を発揮してもらいたいですもんね。
まぁ、それよりも今回は、OVAではあんまり活躍しなかった十傑衆の３人、怒鬼、十常寺、幽鬼の活躍が嬉しいです。しかし、十傑衆なのに、ここにいるの５人って、寂しいな…　・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・　　かむばっく、衝撃のアルベルトと赤影〜！！！　(oﾟ◇ﾟ)ゝ

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2012/04/21 Sat.