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監督:キャロル=リード
出演:ジョニー(ジェームズ=メイスン)、キャサリン(キャサリン=ライアン)、ほか
1947年、イギリス

ジョニーと仲間たちは組織の資金繰りのために工場を襲った。しかし、1年2ヶ月も外に出なかったジョニーは逃げ出す時にめまいがしてしまい、工場の会計係を殺し、そのまま行方不明となる。仲間たちはジョニーの身を案じるが、傷を負ったジョニーは様々な人びとに奔放されてゆく。

すげー退屈な映画でした。主題は「立場の違う人びとの思惑」とかなんとかだそうなんですが、逃げ出す時に会計係を撃ち殺してしまい、自身も負傷したジョニーが、指名手配犯と知ったいろいろな人びとに、助けられたり、売られそうになったり、モデルにされたりという話なんです。

まず、ジョニーが見栄を張って、「リーダーは自分だ」なんて言わなければ、工場の襲撃はもっとうまくいったでしょう。でも、ジョニーは仲間が「自分が今回はリーダーをやろう」と言ったのに、断った。車の中で、1年2ヶ月ぶりに外に出て(その前に刑務所に8ヶ月、かくまわれて6ヶ月、外に出ないで暮らしていた)めまいがしてるんだから、土壇場でも、リーダー役をほかに譲れば、もっとましな展開になったような… まぁ、最初から、失敗して、ジョニーが翻弄されるのが主題なんだから、いいのか、これで。

でも、ジョニー、逃げる時に肩を撃たれて重傷です。で、意識がもうろうとしちゃってるもんで、あっちへふらふら、こっちへよろよろ。最初の数時間(数日? 時間の経過がよくわからんのですが)は防空壕跡におとなしくしていたのに、仲間が捜しに来たところですでに警察にジョニーが犯人って知られていて、非常線が張られていたもので、仲間は1人、また1人って感じで倒されてしまうし、そこからジョニーの放浪が始まって、もう何が何だかわけわかめ。
しかも、その頃からたきがはの意識もジョニーに負けず劣らず朦朧としてきまして、そのままだと映画見ながら寝るという、すでに何回か経験がありますが、な展開になりそうだったので、急いで寝て、翌日の朝にご飯を食べながら続きを見たのでした(うつらうつらしていた時にすっ飛ばしたであろう台詞とかを見直す気力はもはやなかったので)。

ジョニーは最後まで、何か自主性もなく、ふらふらよろよろしていて、ジェームズ=メイスン氏の「スター誕生」の役も、かつての大スターで、なんか彷彿とさせるなぁと思いましたが、逆にジェームズ=メイスン氏でなければ、話題にも何にもならなかったような…

と思って、スタッフとかを調べたら、「第三の男」と同じ監督で、この映画が出世作だそうです。じゃ、話題になったのですな、これはこれで。

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