というわけで、つぶやきで実況中継してましたが、房総半島一周の旅、行ってまいりましたよ〜 と言い切るには、今回も例によってアクシデントというか、単にわしの不注意というか、続きまして、こんなんで房総半島一周の旅なんて言っていいのかおら?!な感じとなりましたが、たきがは、オプ子ちゃんで日本一周の旅という夢はまだまだ執念深く持ち合わせておりますので、またの機会にリベンジしちゃれと思っています。
まずは10時にうちを出ました。いや〜、もっと早く起きるはずだったのだが…(´・ω・`)ショボーン 7時頃にうちを出たら、11時間で午後6時ぐらい、途中で1時間休憩しても午後7時ぐらいには帰れそうだぜ、いえ〜いとか言ってたのに、考えてみたら、4月1日は世間様では平日で、うちを7時に出ても、朝の通勤ラッシュに巻き込まれたら元も子もないじゃん!と思って、寝坊したのが運の尽きでありました。むぅ…
しかも! すっかり財布(相変わらず、
捨ててやる!と宣言した財布をまだ使っているわけでありますが)に入っていると思っていたETCカードがなくて、またばたばた。結局、うちに帰って捜して、やっとスタートしたのは10時半というていたらくですよ、奥さん。
さらに、房総半島を一周するにあたり、まず目指したのが東関道を通って銚子、犬吠埼だったわけなんですが、うっかり三ツ沢で横浜新道を下りやがりまして、これが間違いのもと、その後、1時間ほど一般道を走り、鶴見駅前なんていかにも混みそうなところを通過して、やっとこ首都高の汐入ICに乗り直した頃には12時にならなんとしておりました。
まぁ、一度高速に乗ってしまえば、オプ子ちゃんの限界140km/h(までしかメータがない)を考慮して120km/hでぶいぶいかっ飛ばすのがたきがはの流儀でございます。ぶっ飛んでぶっ飛んで、一路目指すは東関道の終点、潮来ICでありました。
でも、そこから銚子までがまた1時間くらいかかったんだよね…(´・ω・`)ショボーン 日本って広いよな〜と無駄に実感。さらに銚子から犬吠埼までは9kmぐらいありまして、犬吠埼の灯台のふもとに着いた時には2時になっておりました。途中で給油。
しかも、4月1日は関東一帯が強風に見舞われておりまして、犬吠埼も暴風圏て感じで、波が大荒れです。
しかし、たきがは、灯台が大好きです。おっいら、岬の〜♪ 灯台守は〜♪じゃありませんが、灯台といったら見ずにいられません。強風が吹き荒れ、なんか身体も流されてしまいそうな犬吠埼で目指すぜ、灯台。
見上げるぜ、灯台。
たきがはが灯台好きなのは、ブラッドベリの「
霧笛」の印象が強いからなんでしょうが、孤独と海に対話するって憧れるんですよ。
そんなことを言ってたら、そのものずばりの「霧笛舎」って建物がありやんの。
そして昇ったぜ、灯台。海を見下ろしたところ。カメラ毎吹っ飛ばされそうになる… たきがはの妹さんがぴっかぴかの一年生だった頃、強風に飛ばされたそうで、そういうの聞いてると、後から昇ってきた女の子たちが無事だったか、ちょっと心配になりました。
そして、何が楽しいと言って、階段ですよ、奥さん。
このすり減った感というの、みんながたくさん昇った感というの、年がら年中海風に吹きっさらされて、ぬれた感が、いかにも灯台〜! 犬吠埼〜!って感じでそそるのでした。ああ、楽しい。
さらに灯台を下りて、近辺を歩きます。すげ〜風だな〜うひゃひゃひゃ〜 とか笑ってる図は、ただの変態です。でも、うちの近辺じゃ絶対に体験できない、このもろ太平洋!って感じ、いかにも本州の最東端(本州でいちばん最初に日が昇るところです)って感じ、強風でならす犬吠埼のなかでも極めつけに強い暴風って感じがわくわくするのでした。
これは銚子とポルトガルの市が友好都市になった記念碑だそうです。
きっと、そこも年がら年中強い風が吹いているのだろうなぁと思うと、なんかうっとりしますネ。
さぁ、名残は惜しいが、そろそろ、犬吠埼を発たねばなりません。なんだかんだで飯も食い、風呂にも入り、一時間ぐらい過ごしてしまいました。これから九十九里浜を南下して館山に入り、房総半島一周の旅はまだ始まったばかりであります(`・ω・´) シャキーン
さらば、銚子。さらば、犬吠埼。
というわけで、地図を頼りに出発します。むぅ… よくわからないけど、30号線を目指して、海沿いに南下していけばいいんじゃないだろうか??
少々迷いつつ、また地図を確認しつつ、何とか入ったよ、30号線。
すると、そこらじゅうで見かける風力発電のでっかい風車。銚子ってほんとに風が強いところなんだな〜と改めて実感しました。
その後、30号線から九十九里ビーチラインに入りまして、ひたすら九十九里浜を南下。そして、さらに海沿いを走れるってんで、有料道路を選択。途中、一宮PAで休憩。この時点で5時近く。
相変わらず風が強いの〜
なんか、怪しげな雲が出てきたの〜
ここで調子よく走っていたので、よく地図を確認しなかったのがよくありませんでした。
そのうちに陽が沈み始め、やっとこ鴨川に着いた頃には6時過ぎ、辺りはすっかり暗くなってしまいました。その時、たきがはは127号線を延々と走っていたのですが、そうでなくても不案内な地理、目指すは房総半島最南端の館山市、はいいんだけど、うっかり館山という看板につられて、今日の目的は房総半島一周なんだから、127号線を走ってばかりいないで海岸線に出なくちゃいけないのに、暗いこともあって、安直に館山を選択したまま、やがて館山の次は富津(だったかな)という標識が出たのをいいことに、そのまま県道88号線に入ってしまったのであります。
あんまり山の中を走ってて、地図を見た時には、もう富津も通り越しておりまして、いまさら戻ってやり直すわけにもいかず、そのまま帰り足で東京アクアラインを目指したのでした… ごめん、ずるっこした。
8時頃に晩ご飯を食べて、木更津から東京アクアラインへ。
海ほたるに着いた頃にはもう10時だぜよ。しかも海の上ということもあって、ちっともやむ気配のない強風のため、オプ子ちゃん、滑る滑る。いや〜、あんなに横滑りしたのは久しぶりです。
あと、金谷からカーフェリーに乗って久里浜に入るという手もあったんですが、わし、アクアラインも通ったことないし、海ほたるに行ったこともなかったもんで、今回はこっちのルートを選択しました。しかし、カーフェリーにした場合、風のせいで動いてなかったら、しゃれにならなかったな…
ライトアップされた建物ですよ。
さらに、道路も撮りましたよ。
わし、川崎方面への道路に入るまで、ちっとも知らなかったのですが、海ほたるから川崎方面って、海の下をくぐるんですね! だから、海の上を走るのは木更津方面に行く時だけなんですね。だから、上の写真は木更津方面への道路です。ほとんど見えませんが。画面が流されているようなのは、風が強いので、カメラが固定できなかったせいです。
後は首都高から横浜新道に入って、うちに帰りました。横浜新道に入ると、後はどこにも曲がることなくうちに帰れるので、ほっとしますな。
うちに帰ったら午後11時過ぎでした。館山ではしょらなければ、もっと遅くなったんだなぁ。
次は長野の無言館(戦没した画学生の絵が置いてある美術館です)に行きたいと思います。雪が溶けたら行ってきまふ。
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