出演:ウィル=アンダーソン(ジョン=ウェイン)、ほか
ジョン=ウェインのファミリーものの伝統を受け継いでおりますが、ちょっと異色作。まずジョン=ウェインが途中で殺されてしまいます。で、タイトルのとおり、11人のカウボーイこと、少年たちが主役でもあります。1971年と晩年の作なんで、一風変わった映画も撮られたんですかねぇ。
老牧場主ウィル=アンダーソンの雇うカウボーイたちが、近くの町に金が出たというんでいなくなってしまった。しかしウィルは1500頭の牛を運ばねばならない。酒場の主の助言で15歳以下の少年たちを雇う羽目になったウィル。しかし、彼らは過酷な労働を通して、めざましい成長をしていくのだった。
ウィルたちに同行するコックのナイトリンガーがいい味出してます。15歳以下の子どもばっか、下手すると10歳未満の少年もいそうな一行の中で、ナイトリンガーの存在が荒唐無稽に終わらせていないかなという感じです。
それにしても、ジョン=ウェインが途中で殺されてしまう役なんて、これと「アラモ」と「ラストシューティスト」ぐらいしか記憶にないんですが、どうだったっけ?
ラスト、ウィルの仇も討ち、立派に牛を町まで運んだ少年たちは、みんな、男の顔つきになっていました。ウィルの墓石を作ったのに、埋めた場所がわからなくなっちゃったのはご愛敬。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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