脚本が今川監督という共通点があるんだから、今までやってなかったのが不思議なくらいなんだけど、「ジャイアントロボ バベルの籠城編 第3巻」の宣伝が載ってて、一緒に買った単行本にも、それぞれの帯にタイアップが出てて、びっくりしますた (´・ω・`)
「UCバンデシネ」のジンネマンがいい味出しとる! (・∀・)
アニメだと第22話「戦士の絆! デビル包囲網を突破せよ」まるまるです。
高台からゴルビー号を見張るマスターガンダム。遠くの高台にも何本ものガンダムヘッドが見えて、すっかり包囲されてしまっているところからスタートです。
タイトルはこれまたガンダムヘッドonマスターガンダム、空を埋め尽くすようなデスアーミーのフライングタイプです。
作戦を説明するナスターシャ。前話、ドモンが敗北してからの流れは基本、第22話と同じで、ほとんど違いはありません。
デスアーミーの包囲網に対し、3方向にシャイニングガンダム以外のガンダムを配置して守りにつくチボデーたち。そのためにネオロシア所有の地雷なんか貸すというのも同じです。
地雷を設置し終えたところで信号弾で脱出口を作ると言うシュバルツ。チボデーやジョルジュが異議を唱えますが、「大丈夫!!」の一言で黙らせてしまい、さっさと戦線を離脱します。ここでシュバルツという強者が守りから抜けたのはかなり痛いような気もしますが、実際のところ、4人で何とかなったんで、みんなの修行を見守ってきたシュバルツとしては、信頼していたと受け取っても良さそうです (・∀・)
一方、修理中のシャイニングガンダム。
アニメだとドモンがレインの作業の遅さに文句を言おうとして、レインが熱を出して倒れていたので、珍しく優しい態度を見せて、一緒に修理するという貴重なシーンですが、漫画のドモンはわりと最初からバカップル全開なんで、レインを責めず、最初から気遣っています。これはこれでいいんだけどネ! (・∀・)
レイン、頑張って修理を続けようとしますが、ここで名台詞「これは二人のガンダムでしょ?」がありません! (・A・) レインのシャイニングガンダムを思い、それに搭乗するドモンをも思う気持ちを表わしたいい台詞だと思うので、是非、コミックスでは追加して島本センセ! (・A・)
レインの体調の悪さを気遣って、ドモンから「お前が指示してくれ!」という流れはアニメと一緒です。個人的にはここのドモンはとてもいい顔をしていると思うので、↓ こんな顔
是非、見習っていただきたい。
さて、上から見られているんで地雷の位置とかバレバレな気もしますが、デスアーミーというのは基本、ナポレオン時代の歩兵みたいなものなんで、先頭の兵士が敵の弾を喰らって倒れ、後の兵士はその屍を乗り越えみたいな感じで、先頭のデスアーミーが地雷を踏んで犠牲になり、後からデスアーミーが続くみたいな戦法をとるので、地雷がどこにあろうと数=力で来るのでした。
師匠、「この東方不敗の前では 一切が無意味だということを 教えてくれる!!」と倒す気満々で、いよいよデスアーミー軍団を繰り出します。1ページの2コマを埋め尽くすデスアーミーとフライングタイプ。
ナスターシャがたぶん、定期的に「動きはないのか」と確認を入れたところ、まず南西から来ます。南西を守るのはボルトガンダム1機です。
しかし、残る3人が応援に行こうとすると、アルゴは「海賊時代に良く使った手法」と言って、これがオトリであることを見抜きます。
遅れて、チボデーとジョルジュが守る北東部にもフライングタイプと陸上タイプの大軍が。
これを修行の成果の新しい必殺技で迎え撃つガンダムマックスターとガンダムローズですが、技の名前を言わないのはせめて伏せているんですかね? 1ページまるまる使ってのマックスターの技も派手ですが、ローズはなんと見開き。もともとローゼスビットはかなり広範囲に展開するので、それを使った技もなかなかのもんです (・∀・)
いよいよ始まった戦いの行く末を影から見守るシュバルツ。「なんとか耐えてくれよ…!!」と言って、ガンダムシュピーゲルは滝の前です。
3人に遅れて、ドラゴンガンダムの守る北にもデスアーミー軍団が現れ、サイ・サイシーもこれを新たな技で粉砕します。
一方、これらの戦いを文字どおり高みの見物していた師匠は、防衛網の張り方を一応褒めつつ、ならば「本隊をもって一気に攻め落とす!!」と本気モード。3ページに渡って、まるでゴキブリのように次々にやってくるデスアーミー軍団を描写します。
さすがに気丈なナスターシャも本隊に息を呑んだようですが、気の強さでも度胸の良さでもなかなかの姐さんなんで、シャイニングガンダムの状況を確認します。もっとも第22話ではドモンはひたすらシャイニングガンダムの修理を手伝っているだけなんで、防衛網には出番なしです。
すると、ネオロシアのクルーがナスターシャにネオロシアだけでも脱出を言い出します。アニメのナスターシャは速攻で
「おまえはネオロシアに恥をかかせる気か!」と叱りつけているんですが、漫画では新宿でDG細胞に犯されかかったという設定が加わっていますので、DG細胞の恐怖を思い出すナスターシャが挟まります。そして、ゆえに
「我がネオロシアだけが… 逃げるわけにはいかない… たとえ巨大な力に踏みにじられることがあろうとも… 踏みにじられることを認め逃げるわけにはいかん!!」という、よりオットコマエな台詞の上で、それでも部下に「しかし」と言わせたところで、上記の
「貴様 我がネオロシアに恥をかかせるつもりかっ!」と出ましたところで ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
4機のガンダムに
「敵の本隊にひるむな! それぞれの国の威信と名誉を賭け この戦いに勝利せよっ」と檄を飛ばすのでした。姐さんいいよ姐さん (・∀・)
チボデーとジョルジュの戦いは、アニメだと第43話「獅王争覇! グランドガンダム迎撃作戦」ぐらいしか接点がなかった2人の貴重な伏線と見ました! (・∀・)
そして、挿入歌「勝利者達の挽歌」来た━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 4人の戦いをメインに据え、ラストはシャイニングガンダムを修理中のドモンとレインです。
さて、ところ変わって、ネオジャパンの宇宙船(らしい)。
ギアナ高地に強力なデビルガンダムの反応があったものの、ドモンがどこにいるのかはっきりとつかんでいないカラト委員長を初め、ウルベ、ミカムラ博士ほかの皆さん。
ガンダムファイトで優勝が何より大事なカラト委員長はドモンがさすがに決勝大会まであと2日と迫ったのでネオ香港にいるだろうと、かなり希望的な観測を述べていますが、ウルベがあっさりこれを否定。レインからの連絡もなく、心配事で頭が痛そうですが、禿げたのはそのせいじゃないでしょう。
しかも、新宿でシャイニングガンダムが見せたスーパーモードを見た各国のクルーたちが機体のバージョンアップを図っているだとか、ウォンの「乗り替えしてもいいよ」発言とか、いろいろと心配事が目白押し(←使い方間違い)です。
アニメだと、ここでゴッドガンダムをギアナ高地に送ることにしますが、アニメよりも悪役顔っぽいミカムラ博士、その場を離れます。不審そうな眼差しを向けるウルベ。アニメほど乖離しなくても、ウルベの方から一方的に疑うとかいう展開がありそうな予感です。
ミカムラ博士の心配は、この局面をシャイニングガンダムで乗り切れるのか=俺天才、という流れのようですが、ゴッドガンダムも博士が作ったんじゃあ? シャイニングガンダムの怒りのエネルギーだけのスーパーモードという欠点を克服したのがゴッドガンダムなんだと思っていたんですが… そこら辺、どうなの? (´・ω・`)
と言っても、ゴッドガンダムの登場はまだ先で(アニメでも第23話のラストでギアナ到着してたし)、再び、ギアナ高地の戦いに場面は戻ります。
絶えないデスアーミー軍団に、さすがの4機のガンダムもガンダムファイターたちも疲労困憊の模様。
しかし、そこにようやくドモンが復帰しますが、シュバルツが「全ての防衛網は疲弊しきって 無いも同然!!」と言い、チボデーたちもさすがに否定しません。まぁ、もともとシャイニングガンダムが直るまでの防衛網だったんで、シャイニングガンダムさえ直ってしまえば、デビルガンダムにつき合う義理はないわけですしネ。
で、シュバルツはドモンたちに高台に避難するように言い、サイ・サイシーはシュバルツがいなくなった時にも文句をつけていたので、今回も文句を言いますが、テンションマックスで「説明しているヒマはない!!」とかシュバルツが言っちゃうもので、チボデーはあっさりと同意します。ここら辺、大人の余裕っちゅうか。
そこへ今まで戦況を見守っていた師匠がついに動き出し、「一気に踏み潰しに」かかろうとしますが、シュバルツが川の中に置いた信号弾を地雷と勘違いして、爆発させます。ここんところもアニメと同じ展開。
それは信号弾ですんで、当然、信号を打ち上げるだけだったんですが、それを合図にガンダムシュピーゲルがシュツルム・ウント・ドランクで滝に突っ込んだもので、滝が決壊してしまいました。
こんなことは予想していなかった師匠は、デスアーミーやガンダムヘッドともども濁流に流されてしまいます。
これを高台から見物していたドモンたちは、アルゴとレインがゴルビー号で脱出、残る4人は川の流れに乗ってギアナ高地を一気に離れることにしますが、川に飛び込んだの3機のガンダムだけでした。
第22話と同じく、ドモンだけギアナ高地に残ったのです!
そこにマスターガンダムが現れます。さすがに師匠、あれくらいの流れでは流されちゃわないようなんで、さっきの「しまったあああ」は演技だったようです。すごくざーとらしい演技希望v (・∀・) たぶん、ドモンも一緒に川に飛び込んでいたら、「わははは! この愚か者どもが!!」とか言って、背後から奇襲をかけそうですネ (・∀・)
しかし、デビルガンダムと結着をつけるために残ったドモンはとうとう師匠と決別を宣言。師匠、アニメと違い、「脱出したかに見えた奴らもすでに手は打っておるわ!!」と言うんで、チボデーたちも容易にネオ香港には着けないかもしれません (´・ω・`)
あ〜、「尽いえる」は「潰える」のお間違いでは〜? (´・ω・`)
ここでとうとうデビルガンダムが登場。新宿で一度は破れた宿敵の出現に、ドモン、初っぱなからスーパーモード全開で、以下次号!
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