せっかく「オリジン」が終わったのに表紙はセイラ。そろそろ「1st」から脱却してくれよ〜 「オリジン」のアニメ化とかいって、食う気満々なんだろうけど。
「鉄の駻馬」のクワラン曹長が19歳というのは詐欺に近いと思う… 行動や思考は30近くの歴戦の勇士だと思ってたのに…
ドモンと師匠の激突で終わった前回を受けつつ、今回はDG細胞から解放されたチボデーたち4人とレインから始まりです。
都庁を揺らす大地震。しかし、その震動の長さから、チボデーたちはデビルガンダムが動き出したのではと考えます。
その時、割れたコップを見たレインは忘れていたことを思い出しそうになりますが、なかなか思い出せません。とうとう珈琲なんか呑気に飲み始めるレインは置いておいて、4人はお互いに共同戦線を張ることにし、そもそも新宿に来ることになった経緯を説明しあいます。チボデーが言い出したところは、アニメでの「俺の足を引っ張るな」といきがっちゃうのに比べると、何か大人だな〜って感じですが。
ところでここら辺のシーン、アルゴだけ主線のタッチが違うので何か別の漫画みたい… アルゴだけ、島本さんでなく、アシスタントの人が描いているそうなんですが、もうちっと合わせてもらえたらいいのではないだろうか…
珈琲を飲みながら、4人の状況に「たいへんねぇ」と呑気なレインでしたが、ようやく地下に囚われた時にシャーリーやレイモンド、ナスターシャたちがカプセルに囚われていたことを思い出したのでした。
しかもまだ揺れは続いており、「地下が潰れちゃうかもしれないわっ」って言ってますが、呑気だよね(´・ω・`)
でも外に出た彼らが見たのは、彼らを助けるために犠牲になったシャッフル同盟のMFと、無惨に破壊された自分たちのMFの姿でした。アニメ版だと、そもそもシャッフル同盟の出番自体が少ないもんで、ガンダムマックスターとかもあっさり無事だったんですが、そうは問屋が卸さないのが漫画の展開で、今後、チボデーたちがMFをどうやって取り戻すのか、心配なところです。このままだと、不本意とは言え、ガンダムファイト7ヶ条に違反したことになっちゃうからね(ガンダムファイターは自分のガンダムを守らなければならない、という項目がある)。
それぞれのMFが失われたことを嘆くチボデー、ジョルジュ、サイ・サイシーに、アルゴが「MFがなくてもすぐに助けに行かなければ……!」と発言、さすが、デビルガンダムにも動じない剛の人です、ジョルジュたちも気を取り直し、レインに案内を頼みます。レインは、前回から行方不明のドモンに会えるかもしれないという希望を抱いて、4人を案内することに同意します。
ここ、529ページ1コマ目のレインが、今回はいちばん美人さんで良いです。常にこんぐらいのクォリティをお願いしたいものです(´・ω・`)
一方、地下ではドモンと師匠の戦いが始まっていました。残念ながら、どう贔屓目に見てもドモンの方が分が悪く、一方的とは言えないまでも師匠に押されてる感じです。しかし、そもそも師匠はドモンを味方に引き入れたい上に、デビルガンダムの完全復活だというんで喜び半分もあり、そこんところにドモンが隙を突ける感じです。ようやくデビルガンダムが眠るという繭に近づきますが、やっぱり師匠に邪魔されちゃうドモン。アニメだと「新宿編」のころは師匠には手も足も出なかった感もあったのに比べると、前回での師匠からの自立といい、大したものではありますが、戦いは不利です。
ここでシーンはレインたちに移ります。地下にたどり着いた5人はさらにクルーたちを助けるべく、奥へ進みます。まだ続く揺れのために、カプセルが割れ、ゾンビ兵たちがカプセルから出ちゃってます。これを見て、チボデーたちは、自分たちもカプセルに入れられたことを思い出しますが、今はクルーたちを助けるのが最優先です。
ところが、ようやく助け出したクルーたちは、1人の例外もなくDG細胞に感染しており、まだ正気ではあったものの、症状が進むのは時間の問題と思われました。
しかも、再会を喜び、DG細胞に感染したことに衝撃を受ける暇もなく、彼らはゾンビ兵に囲まれてしまいます。
彼らを見開き2ページにわたって助けたのは、謎のガンダム、そうガンダムシュピーゲルとシュバルツ=ブルーダーだったのです!
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!しかもシュバルツはシャリーの発症したDG細胞に素早く目をつけると、レインに「あるティメット抗体ワクチン」を渡します。
ここら辺のやりとり、キョウジの素が出たみたいで良いです。
シャリーの腕をいきなりつかんだシュバルツにチボデーが「いきなり何をしやがる!! かわい子ちゃん好きか!?」と言うと「そうだ!!」とすかさず肯定。納得しちゃうチボデーに素早く診断、「この程度ならなんとかなる!!」と言う辺りは、さすが、アルティメットガンダムの開発者ですよvv そうか、兄さんは「かわい子ちゃん好き」だったのだな (`・ω・´) ファン・サイトで、よく「レインをからかう兄さんと、そんな兄さんを憎からず慕うレイン」というネタを見ますが、そんな兄さんが忍べてとてもいい(・∀・) 相変わらず、脳内CVは堀秀行さんでお送りしておりますvv
しかも、ワクチンを渡し、レインに「ネオドイツの医学をな・め・る・な!」とおでこ突っつきに、ますます在りし日のキョウジとレインを彷彿させてなお良い!(・∀・)
とは言うものの、そんなことは知らないサイ・サイシーたちでありますから、「治るのかい!?」と半信半疑。シュバルツは「治る!」と即答してますけど、「君たち4、5人が治ったところで… 脅威が消え去るわけではない…!!」とデビルガンダムの脅威を暗示、「命を懸け… 強大な敵を叩き潰さねばならん!」と力説します。さらに「ドモン・カッシュと共に 今!! 戦うのだ!!」と言ったもので、レインがドモンの行方を尋ねますと、シュバルツは「自分を取り戻し 勝てる見込みのない戦いに入っている!!」と見てきたような返事。見てきたんでしょう、絶対。
もっとも、チボデーたちにはそれは逆に「自分を見失っているのでは!?」という疑問になるわけなんですけど、シュバルツは「勝敗を重要視する前に… わずかな可能性に男を懸けて進んでいるのだ!!」と、陰に日向に、常にドモンを見守る兄さんらしい台詞で、まずは地下からの脱出を誘導します。
もっともレインは、ネオジャパンが最先端のはずのDG細胞にシュバルツが抗体ワクチンさえ渡したことに疑いを抱きますが、疑いのが強すぎて、アニメ第38話でのシュバルツに懐かしさを覚えるという展開にはならなさそうです(´・ω・`) 兄さんの心情を思うと、それはそれでせつないんですが…(´・ω・`)
さて、せっかく繭に接近したと思ったのに、またしても師匠に捕まっちゃったドモン。今度は師匠が本気を出してきたようで、なすすべがありません。
ドモンは師匠に疑問をぶつけられません。ただ、兄に裏切られ、親も失い、唯一の心の支えだった師匠にも裏切られたことにショックを受けるのみです。
自分の存在に絶望するドモン。自分が一人だということに、強いショックを受け、何もかも諦めてしまいます。相変わらず諦めはやッ!(´・ω・`)
ところが、絶体絶命のドモンを助けたのは、やはりこの人、シュバルツ=ブルーダーでありました!
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!(B.G.M「倒すべき敵」)
シュバルツは師匠と互角の戦いを繰り広げ、その間にドモンにデビルガンダムを仕留めるよう言います。
ついさっきまで諦めかけていたドモンですが、その分、立ち直りも早いんで、師匠と戦っていた時は発動させなかったスーパーモードを発動、シャイニングフィンガーソードを繭にたたき込みます。
ここで師匠が半狂乱になって「やめるのだああっ!!」と言ってるところなんか、本当の目的を知ってるだけに無理もないと思っちゃいますね…( ´Д⊂ヽ
繭にたたき込んだシャイニングフィンガーソードのため、爆発が起こりますが、ドモンはデビルガンダムを目指します。
彼の前に現れたのは、デビルガンダムの頭部に無数のコードで縛りつけられた兄キョウジの姿でした。ドモンの接近を知ってか、目を覚まし、不敵に笑うキョウジに、ドモンは「もらったあああッ!! キョウジ!!」とシャイニングフィンガーソードをたたき込もうとしたところで、以下次号!
アニメだと、キョウジの姿を見たドモンは、兄ごとデビルガンダムを攻撃することができず、繭にたたき込んだシャイニングフィンガーソードのためにデビルガンダムは完全復活を果たしてしまい、師匠とデビルガンダムは消えていくという展開になってましたが、漫画だとここまで来て、ドモンがキョウジを攻撃できるのか、興味深いところであります。ていうか、こんなところで引っ張んな〜!!! (ノД`) 次号まで生殺しの状態ですよ、わしは!!!
[0回]
PR