今月も「Gガン」の時期がやってきました。絶好調の新宿編、アニメのサブタイトルは「大ピンチ! 敵は五大ガンダム」で、第14話で新宿に現れたチボデーたちが敵として登場する回ですね。
そのほかの漫画は適当にスルーする方向で。あ! 「変なシャア」はおもしろいです。
「ガンダムAGE」は興味があったんだけど、日曜日の17時って、無理! テレビなんか30分も見てられない! かといってビデオに録って見る気もない! それ以前に放送開始を忘れていた。
「超超お父さんドズル」のゼナさん、髪の長さがおかしいんじゃなかろうか… 後ろでおだんごできるのに、ほどいたら肩までって…
まずはデスアーミーとの終わらない戦いから始まります。
勢いよく出撃するシャイニングガンダムとクーロンガンダムが今回のタイトル。
得意の布技で次々にデスアーミーをなぎ倒す師匠。いや〜、わし、こういうロボットの見分けがつくのって基本「Gガン」と「ジャイアントロボ」だけなもんで、ほかの漫画でロボットシーン見ても、全然、敵も味方もわからないので、おもしろくないのでした。その点、「Gガン」は敵も味方も見知ったMFばっかりなんで楽しいです。げほげほ…
2ちゃんでデッサンが気になるというレスもあったけど、絵心がないんで勢いがあった方が楽しいし、さすがに本職の漫画家らしく、安易にトーンに頼らない画風なんで、いいですわ。
前号で「Zガンダム」の漫画がトーンばかりで読みづらいと書いたんですが、ほとんどの漫画がそうなんだよね〜 アニメっぽいタッチなのかもしれないんですが、わし、漫画には漫画なりの表現力を求めちゃうので、トーンだけだとかなり画面が平面的に見えて、辛いです。わしが年寄りなだけかもしれませんが。
閑話休題。
師匠の戦い方は布ばかりではありません。布で捕らえたデスアーミーをデスアーミーの群れに放り込んで誘爆させたり、突きで頭を砕いたり。
ドモン、「さすがは師匠!」と感嘆することしきりですが、師匠に後を任せられ、こっちも調子よくデスアーミーを撃破。そういや師匠は突きだけど、ドモンは張り手っぽいな。師弟なんだけど、この2人、意外と戦い方が異なるところあるよね。
師匠に「それでよし!」と褒めてもらったところで都庁に帰ったらしく、私服で歩く2人。師匠はいつも変わらないんだけどね。
「倒してもキリがない」と言うドモンに師匠は「本当の敵の目的を知る必要がある」と答えます。むむむ… 師匠の本心はすでにデビルガンダム側なわけですが、この答えはやっぱりドモンを味方に引き込むのが目的か。
しかしドモンはデスアーミーに目的があるなんて思えないようで「ただただ自己増殖を繰り返し… 無意識のまま本能的に攻撃している」と見ていますが、師匠に「目先のことに捉われすぎては… ならん…!! すべての物事には… 必ず背後に明確な理由が隠れている…!」と諭されます。わかります、師匠! 師匠の一見、新宿を守っているような行動の裏にはデビルガンダムの復活を待ち、ドモンも仲間にしてやろうとの魂胆が隠れているのですね! と先の展開を知っており、師匠の本心もわかっている腐れファンとしましては、その冷静そうな師匠の表情の裏に隠された苦悩を思ってしまうのでした。
でも師匠は何事もなかったかのようにドモンをご飯に誘いますvv いいなぁ〜、ドモン!
ちょうどお昼時だったようでレインもトレーを持ってドモンを探しに来ましたが、すでにドモンは師匠とランチの真っ最中。いいなぁ〜、この時だけ、席を替わってくれ、ドモン!
さて、師匠、ここでドモンに兄の研究について訊ねます。来ました来ました。重要な伏線ですよ!
しかしドモンは「科学と人類に対する… 反逆行為かと…」と答えます。ネオエジプト編でキョウジに対する怒りがマックスになってたんで、まだその思いを引きずっていますが、時間が経ったんで、ちょっと冷静になって、兄への信頼も取り戻してきた感じ? でもドモンは続けます。「自分の研究欲とそれによって得た力に溺れ… 抑制が効かなくなってしまった…」この間、もぐもぐしながら聴いているマスターの表情に燃え〜vv さらにドモンは「そのせいでこのような… 人命を危険に落とし入れるデスアーミーなどが生み出され… 我々が戦わざるを得なくなっている…」と、冷静っぽいんだけど、やっぱりキョウジに対する怒りなのかな〜、これは。
すると師匠が言います。「お前はまだ実際に兄とは出会ってはいまい デビルガンダムにも…な」「情報のみがお前の中に入り込み… 感情を左右しているにすぎん! お前は今その虜となって苦しんでおる…!」と。さすが師匠です。ドモンの心情はお見通しですね。レインも隠れて聴いています。こういう分析をしてきた人は今までいなかったろうしな。パートナーとしては参考になるんでしょう。
さらに師匠が説いて言うには人には見える敵と見えぬ敵があり、本当に恐ろしいのは目に見えぬ敵だと。「己自身の目で確認するまでは何にも恐れを抱くなかれ!」と説いて、師匠は「今は目に見える女子(おなごとルビ)でも大切にかわいがっておくとよい!」とレインを「美しい」と褒めて締めます。
これって、師匠、レインが立ち聞きしているの、気づいてる? それとも本心? そして師匠が言う「見えないほうの敵」とは何のことでしょう? それと気づかずに地球を破壊し続ける人類のことか? まさかデビルガンダムを敵とは言わないだろうからな。
さて、ドモンも師匠の言ったことで悩みますが、何か、いきなりクマが出てるんで、師匠と再会してハイになってるけど、実際はあれこれ煩悶してて、精神的にはかなりお疲れのようです。まぁ、話的には師匠の登場ではっちゃけた新宿編ですが、ドモン的にはいちばんどん底だったろうしな…
そこにレインが毛布を持って現れ、ドモンに休めと言います。10秒とかからずに熟睡するドモン。どんだけ疲れてるんだ!
しかし、東京タワーからピアノの音が発信されているというので師匠が司令室に呼ばれていました。でもはっきりしたSOSではないもので、どうやら防衛隊長みたいな髭のおじさんは「MS隊は使えない」と言います。
それで師匠が確認に行こうと言い出すと、ドモンが行くと言います。まだクマも出たまんまですが、「眠っていても悪夢にうなされる」と言うドモンに、師匠は任せることにしました。
おや、アニメだと、師匠とドモンが競争して出ていったのですが、ちと異なる展開のようです。
でも、いくら敵がいることがはっきりしていないとはいえ、連日、デスアーミーと戦っているんですから、最初からシャイニングで行った方がいいんじゃないかと思うんですが… そうすると、レインの装着シーンがなくなるから、こうしたんでしょうけど、後から追い着かせるとかいろいろ手はありそうなものですが…
さて、アニメでもさんざん突っ込んでいますが、都庁から新宿ってけっこうあるはずなんですよ。歩いていくのかよ、ドモン!
MapFan(たきがはがどこかに行く時にいつもお世話になっているルート検索サイト)だと2時間49分って出たんですけど… いくら建物が壊されているとはいえ、2時間はかかると思うんだけど、速いのか?
しかも、東京タワーの周囲に強力なエネルギー反応が集まって、レインは相手がデスアーミーじゃないと考えます。4つだから、マックスターたちですね。
ところが師匠は「命ギリギリの局面にこそ漢(おとこ)が磨かれる!」とドモンの危機を歓迎しているような台詞を吐いちゃうもんですから、レイン、リモートコントロール・モード(というモードが公式にあるわけではないですが、後のページで「リモート」ってレインが言ってるので。第3話でレインがシャイニングの修理中に腕を動かすのに使ってたりしてます)で出かけます。
師匠は一転してクールな表情で見守りますが、次のページではもうデスアーミーの大群に襲われちゃうシャイニングガンダム。ダメージは受けてませんが、多勢に無勢です。
その頃、ドモンは東京タワーに侵入。ピアノの発信元である放送室に到着してます。
そこにいたのはアルゴ、チボデー、サイ・サイシー、ジョルジュだったのです。4人とも目つきが危ないです。
ドモンは再会を喜んでて、表情が凶悪なことに気づいてません。でも、この4人が救難信号を出すはずはないし、そもそも4人揃ってネオ東京にいたのはおかしいと気づきますが、「ま、いいや!!」と片づけてしまいます。ドモン、後ろ後ろ! ちゅうか、ここで細かいことに突っ込めないほど、デスアーミーとの戦いに追い詰められているとは思えないので、その後ろにいるキョウジやデビルガンダムのことを考えて、やっぱりいっぱいいっぱいになっている模様。ドモン、4人に一緒に戦ってくれと言いますが、チボデーに「貴様が敵だ」と言われてしまいます。でもドモン、チボデーの目つきが明らかにおかしいのに気づかないようでガンダムファイトの話と勘違いしてますが、問答無用でチボデーに襲いかかられました。
そのパンチはドモンを一撃で吹き飛ばし、目にも止まらぬ速さで襲いかかります。さすがのドモンもチボデーの強さが「段違い」と気づきますが、その原因はわからない様子。
続いて、やはり強さを増したサイ・サイシーに蹴りを入れられ、人間サンドバッグになってしまうドモン。続いてアルゴの怪力に振り回されるだけのドモン。
一方、シャイニングガンダムもデスアーミーに苦戦してます。とうとうレインはリモートでは限界だと言って、モビルトレースシステムを作動させました。
ちゅうか、「このゴム」って… ゴムじゃないでしょ、それ! 「ドモンの… 男くさい臭いがする」のはいいけど、ちゃんと調べてよ、島本せんせ! ゴムじゃなくて、高性能の分子とか、そんなシステムだったはず…(´・ω・`) こういう設定に突っ込むのは編集の役目だとも思うんで、力入れてるっぽく見えるけど、アラが目立つよね、「ダムA」って…
5ページたっぷり使って描かれるレインの装着シーン。最後は凛々しく立ち上がります。思うに装着するのが大変で、一回、装着してしまえば、後はMFと一体になった感じなんでしょうか、これって… そういや、この話に登場するガンダムはMF(モビルファイター)って呼ばれてたはずなんですけど、都庁の防衛隊長みたいなおっさんが言ってたMS(モビルスーツ)は、ノブッシとか、非ガンダムに共通なんでしょうかね? ペスカトーレとか、ベンスンマムとか…
まぁ、いくら立ち上がってもデスアーミーが大軍であることに変わりはないんで、レイン、やっぱり苦戦しちゃうんですけど、ドモンも絶賛苦戦中。
4人の目がなんか細胞っぽいのはDG細胞の伏線? ドモンは特別な修行でも積んだのか?と訊きますが、そんなものがないことはいちばん知ってそうなんだけど… 当然、4人には否定されますが、あっさりと答えも教えてくれません。しかし、4人の言い方に「人間性のカケラもない」と気づいたドモンは、ようやく4人がいつもと違うことを知ります。その後ろにキョウジの影を見出し、セイットやダハールを思い出すドモン。
「力を持つものが…すべてを支配する!!!」と言う4人に、「力を手に入れて… すべてを支配されちまいやがったんだ!!」と見抜くのでした。
まだデスアーミーに苦戦中のレイン。逃げようとしますがかなわず、墜落してしまいます。
ですが、落ちたところはドモンたちのいた地下の放送室で、いつの間にか東京タワーまで着いていたようです。
ドモンとチボデーたちのあいだに落下するシャイニングに、ドモンはコクピットに倒れたレインを見つけます。
しかし、その間に4人もガンダムに乗り込んでおり、ガンダムローズ、ガンダムマックスター、ボルトガンダム、ドラゴンガンダムが出現します。あれ? 4機のガンダムの腹にデスアーミーの目がついているんですが… わかりやすいアレンジなんでしょうか、これ? 4人ばかりでなく、ガンダムも当然、デビルガンダムの支配下に置かれたんでしょうし… 何か容貌も凶悪になってる感じです。アニメよりもやばそうな感じというか…
でもドモンは気づかないようで、シャイニングガンダムに乗り込みますが、案の定、ガンダムに乗ろうと手も足も出ない状況であることに変わりはありません。しかもさっきは一対一だったのが今度は4体まとめて襲いかかってるし。
ですが、ドモンは自分がどうなってもレインだけは守らないとと決意を新たにしますが、そこに1体のガンダムが飛来してきました。
マスターガンダムの登場です!!!
キタ━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!ドモンは相手ができると見抜きます。当然です、乗ってるの、師匠なんですから!
見開きでマスターガンダムの勇姿。
キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!まさに前門の虎後門の狼状態に陥ったドモンは、ここで退却しようとしますが、マスターガンダムの放つダークネスフィンガーに捕らえられてしまいます。しかし、この行為でマスターガンダムを敵と認識したドモンは、シャイニングフィンガーで反撃、マスターガンダムとの壮絶な撃ち合いとなるのでした。
そこでようやく気がついたレインに、コアランダーで逃げろと言うドモン。
しかし、レインはドモンの手に手を添えます。
パワーアップするシャイニングフィンガー。2人は揃ってシャイニングフィンガーを撃ち、辺り一帯を吹き飛ばしますが、なぜか無事な東京タワー (`・ω・´)
ドモンとレインの前にクーロンガンダムに乗った師匠が現れます。
状況を説明するドモンは、敵に敗れたことを謝罪します。うーん、いなくなっちゃっただけかもしれないけど、これは引き分けでもいいのでは… 流派・東方不敗は己に厳しそうですネ。
師匠もドモンの力は認めてくれ、むしろ「よくやった」と褒めます。しかし、「涙は勝利した後のためにとっておくのだっ!!!!」と言う師匠に、ドモンは言葉もない様子。
敵と化したチボデーたちに加え、マスターガンダムの出現。ドモンの行く手に立ち込める暗雲を示して、次号に続く!
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