さて、今月もダムAの時期がやってきました。今回は新宿編の前哨としてアニメでも語られなかったエピソードちゅうことですから、気合いを入れてレビューしてくざんすよ〜！
今号の舞台はネオイタリアのローマから始まります。あれ、ネオローマじゃないんだ。いくら「Gガン」だからって、ネオつければいいってもんじゃないだろ！な突っ込みがあるかもしれませんが、ねぇ？ お約束っていうの？ 京都だってネオ京都だったんだから、やっぱりローマもネオローマやろ！
さて、なかなか賑やかないびきをかいて天下太平に眠りこけている人物、おや、懐かしのベルチーノ警部ではありませんか！ この人の台詞は自動的に脳内で飯塚昭三さんボイスが流れるんだぜ！
第１話でのシャイニングガンダム対ネロスガンダムの戦いで壊されたローマの町ですが、そこはほら、「Gガン」世界です。これぐらいでめげていちゃ、この世界の住人はやってられないってんで、夜景もまぶしいローマの町でタイトルロールです。
ところがページをめくると突然の爆発音にベルチーノ警部の眠るベッドも激しく揺れ、当然、ベルチーノ警部も目を覚まし、警官が描かれているところを見るに警察署の建物が凄まじく破壊されてしまいます。てことはベルチーノ警部が寝ていたのは宿直室でしょうかね？
そこに走ってくるのは眼鏡のお兄ちゃん、メジナさんです。辺りはすっかり瓦礫の山に埋もれていますが、そこは百戦錬磨の警官らしく、ベルチーノ警部、皆の救助を集まってきた市民にも指示します。
しかし、こんな夜中に警察を攻撃した者を誰何したベルチーノ警部、急に隠してあった銃を取りだし、留置場に走っていきました。
そこには１ページ使って留置場から出てくるミケロ＝チャリオットの姿がありました！ すげぇ扱いだな。まるでメインキャラみたい。まぁ、デビルガンダム四天王だからね！
そう言えば、ミケロはドモンのシャイニングフィンガーを受けて白髪になっていたはずですが、アニメでもそうだったように復活してます。それにしても手首、腿、足首に枷とは念が入ってますな。ミケロも「おかげでケリの一発も出せやしねぇ」とほざいてます。
そのまま逃げようとするミケロに銃を向けるベルチーノ警部。しかし、ミケロはその攻撃で見事に３ヶ所の枷を外してしまい、自由の身になってしまいました。ガンダムファイターやるぐらいの奴はこれぐらいの反射神経はあるんだろうか？ ミケロってパワーファイターっぽくないから、ファイターによって違うのかも。
しかもそこに四角いガンダムとともに現れたのはなんと！ ネオイングランドでドモンに倒されたはずのジェントル＝チャップマンです！ あ、ミケロの枷を砕いたのはチャップマンの仕業か。いくらベルチーノ警部でもそんな器用な真似はできないだろうし、ミケロがそれに合わせるのも無理。むしろガンダムファイト三連覇の英雄、狙撃の名手チャップマンがやった方がらしいですね、銃口から煙出てるし。そうか、チャップマンの仕業だったのか。
しかし、ベルチーノ警部はチャップマンがファイトの最中に死亡していたはず、と驚きますが、ミケロは「幽霊でも何でもかまわねぇ」と言ってガンダムに飛び移ります。そしてベルチーノ警部に置き土産と称して、銀色の脚を放ちますが、「伏せろオオッ！！」という言葉とともにベルチーノ警部の姿は土砂に埋もれてしまうのでした。
それを見て、去っていくチャップマンとミケロとガンダム。て、これは
グランドガンダムじゃん！ もう出てきたのか〜 早いな。
さて、瓦礫に埋もれたベルチーノ警部は間一髪、見たことのあるシルエットの人物に助けられていました。ややや！ この姿は！！！
ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!シュバルツ＝ブルーダー、初登場です！！！
見開きで登場したシュバルツは「これ以上 奴らに近づいてはならん！！」と忠告すると、ベルチーノ警部の誰何の声も聞かずに笑いながら姿を消しました。まんまシュバルツや〜 ｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･* !!!!! 着々と登場人物が揃っていくのを見るのは気持ちのいいものですなぁ。
しかし、そんなことは知らないベルチーノ警部は、ガンダムファイトに何が起きているのかと驚愕するのでした。気の毒や〜
さて、所変わって、こちらはネオジャパンのコロニーです。
どうやら司令室らしき部屋でウルベ、ミカムラ博士、カラト委員長が見つめるモニターは、地球のネオジャパンの地図で、次々に警戒信号と切れ切れに入ってくる報告を聞いているところでした。
国籍不明のMS
見たことのないガンダム
恐ろしい
諜報部員たちの反応が次々と消えている
といった報告を聞いて、次のページで「デビルガンダムかああっ！？」と反応する３人。
さらにミカムラ博士が「謎のMS」といってあげているのは、デスアーミー軍団です。おおお〜、ついに登場しましたな。
そして、デスアーミーが新宿を目指していることがわかっているようですよ。見開きのデスアーミー軍団、迫力ありますなぁ。
しかし、ここで舞台は転じてネオフランスです。
豪華なリムジンでパリの町を走るのはジョルジュとレイモンドです。いや、ネオフランスだからプジョーか。
さて、街が汚くなったと感想をもらすジョルジュに、レイモンドは自分たち以外にもパリ市内でファイトをする者がいるのかと答えます。見たこともない残骸が目につくと言うレイモンドに同意するジョルジュ。
車を降りて辺りの様子を調べるジョルジュは、レイモンドに叩き込まれた剣技があれば、どんなファイターが来ようと叩きのめしてやると言ってますが、レイモンド、慢心は禁物と諫めます。さすが執事、顔がまじです。さらに続けて言うことには「かつて教えてさし上げた このレイモンドも１００回戦って まぐれで１回勝てるかどうか」とジョルジュの腕を認めた上で、「そのまぐれが… 初戦で出たとすれば… そしてそれが真剣ならば…」と説きます。この２ページのレイモンド、すごくいいわぁｖｖ ｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･* !!!!! たきがははレイモンドもむっちゃ好きなんで、是非、このクォリティでアニメの第２０話「第２０話 ジョルジュよ、悪夢をうちくだけ！」もやってもらいたいですな！ レイモンド・ファンとしちゃ、あの話は一押しざんすよ〜！！！
さて、己の未熟さを悟ったジョルジュ、どうやらマリアルイゼがコロニーに帰っちゃったので気が緩んでいたようです。そんなに尻にしかれまくって大丈夫か？と言いたいところですが、すでにコクピット内にマリアルイゼの写真満載のジョルジュでしたから、本望ってもんでしょう。
レイモンドも「ガンダムファイトに勝ち抜くためには… 今のままで十分だということもございません！」とはっきり言います。ジョルジュが嬉しそうなところを見ると、レイモンドはいつもこういうキャラのようです。まさに親代わり。さすが、伊達にサンド家に４５年仕え、ジョルジュのおしめも替えてません。
その時、瓦礫の中で目がギロッと動きましたが、２人は隠れているデスアーミー（だと思うんだ。目の形状が）には気づかず、戻ることにします。レイモンドが「後で調べさせておきます」と言ってます。スーパーな執事ですから、やることにぬかりはありませんよ。
でも、その後のジョルジュの台詞、「ああ… わかった……！」じゃなくて、「ええ… わかりました……！」であるべきだと思うんだ、わし(´･ω･`) 毎度、２ちゃんのスレでも指摘されていることですが、「ダムA」編集部はこの話のチェックが甘いです。今回も致命的なミスをやらかしてるし。
さて、２人が去った後、がたがたと動く瓦礫の下からデスアーミー軍団がどっさり出てきました。あんなところにこんなに隠れてたのかよ！ そのままパリの街を埋め尽くすような勢いで出現したデスアーミーはとある屋敷を囲みます。すげぇ数！ ギアナ高地に現れたデスアーミーみたい！！
どうやらレイモンドの声だったようで、ジョルジュが寝間着のまま駆けつけます。わし、ジョルジュの寝間着はフリルだと思っていたのに、意外とシンプルだったな。個人的には「はみだしッ子」のアンジーばりにフリフリにしてもらいたいですｗｗ
すでにデスアーミーにレイモンドが拉致されてます！ ジョルジュはガンダムローズを呼び出そうとしますが、デスアーミーの発砲により足場が崩れ、デスアーミーはレイモンドをさらっていってしまいます。ジョルジュはそこで気絶です。
舞台変わって、ネオアメリカ。
シャリーがチボデーに連絡してます。どうやらバニー、ジャネット、キャスが行方不明になってしまったらしく、いつも冷静なシャリーが怯えているようです。チボデーはすぐに来るように言います。
しかし、チボデー、すぐにシャリーに動くなと連絡しますが、シャリーの悲鳴が聞こえたきり、通話は切れてしまいました。チボデーは急いでバイクで行きますが、そこにデスアーミーが立ちはだかります。
ここで「キャス」って言っちゃ駄目だろ！！！ ヽ(`Д´)ﾉ その前にシャリーって言ってるんだから！！！
ヽ(`Д´)ﾉ だからチェックが甘いっていうんだよ！！！
ヽ(`Д´)ﾉそれはそれとして、話を戻しますと、チボデーはバイクを吹っ飛ばされてしまいます。倒れたチボデーの前に何かを撃ち込んで、デスアーミーは去っていきました。
次はネオチャイナです。滝の前で稽古に打ち込むサイ・サイシー、そこに現れたのは例によってデスアーミーです。サイ・サイシーは滝に落とされ、逃げようとした恵雲と瑞山はデスアーミーに捕らえられてしまいました！
そうとは知らぬサイ・サイシーはドラゴンガンダムの安否を確かめに行きますが、無事だとわかり、恵雲と瑞山がいないことに気づきます。
そして、そこに撃ち込まれていたのはチボデーのところに残されたものと同じ物です。それが光ると現れたのは「挑戦状」でした。当然、ジョルジュやチボデーのところにも同じ物があったでしょう。
ネオチャイナの展開、早いな。
同じページにナスターシャさん登場で、舞台はネオロシアに移ってます。こっちもピンチです。どこを飛んでいるのかわかりませんが、ゴルビー号にデスアーミーが取りついているのです。ってゴルビー号でいいんだよね、これ？ あまりの重さにゴルビー号は落ちてしまい、デスアーミーに対抗すべく、ナスターシャはアルゴに出撃を命じます。
しかし逃げだしたところでデスアーミーに撃たれ、囚われの身になってしまうナスターシャ。「アルゴーッ」と呼ぶところが、何か後半の２人を予感させていい （・∀・） このカップル好きだから、（・∀・）
ボルトガンダムで駆けつけたアルゴでしたが、デスアーミーの大軍に阻まれ、逃げられてしまいます。そして残されたのは挑戦状。
そして、いよいよ舞台は新宿へ。
都庁だけ無事な無惨に破壊された大都会跡に何かの音が響き渡ります。
４体のガンダム、ガンダムマックスター、ガンダムローズ、ドラゴンガンダム、ボルトガンダムです。
そういや、ドモンはこの４人と面識がありますが、この４人はそれぞれ初対面のはずでしたな。なもんだからか、４人が４人とも、挑戦状を残していったのが相手だろうと疑ってかかってるようです。
まずジョルジュとチボデーのあいだで火花が散ります。
次にチボデーとサイ・サイシー。
アルゴだけ話に交わらないのは「くだらんおしゃべりをしにきたわけじゃない…！」んだそうで、相変わらず大人だよな。
ですが「くだらんおしゃべり」と言われて３人はむっとした様子。目つきが凶悪になってきました。いよいよ「ガンダムファイト… しか… ないね…！」とサイ・サイシーが言うに至り、４人ともその気になってるようです。
しかし、４人が一斉に攻撃したのはビルの上にいた第三者です。いきなり最大攻撃をかましますが、相手はそれらの攻撃を全て避け（人物を考えれば当然なんですが！）、ガンダムマックスター、ガンダムローズ、ボルトガンダム、ドラゴンガンダムを各個撃破してしまいます。あっという間に倒された４体のガンダムを笑って見下ろすのはそう！！！
角のある黒いガンダム！！！
モビルホースにまたがったマスターガンダムにほかなりません！！！ しかもその影にデビルガンダムまでいます！
と登場人物が全て出そろったところで「新宿編につづく」です！
いや〜、なかなか濃い内容でした。今川監督から言い出したって特別編だから期待していたら、期待以上のものでしたな。個人的にはベルチーノ警部の再登場が嬉しい限り。シュバルツも登場したしな。
新宿編がどうなるのか楽しみだな〜 そういや初っぱな、師匠と再会したドモンが号泣するシーンはなくなるのだろうか？ 今のドモン、そんなに泣きそうにないんだけど…
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