忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告

ハンナ=アーレント著。大久保和郎訳。みすず書房刊。

250ページくらいの著作で中くらいのノンフィクションです。ですがエピローグも含めての全16章はアイヒマン自身の犯罪に限らず、ナチス・ドイツが最終解決に至った過程も含めてヨーロッパ各国のユダヤ人がどのような目に遭わされたかを詳細に綴っており、軽く読み飛ばせるような内容ではありませんでした。

映画でも描かれたように発表当時はセンセーショナルに扱われた内容ですが1969年の初版から40年以上経った今、アイヒマンの人となりやユダヤ人評議会が自民族のジェノサイドになした役割などもそれほど違和感をもたらすものではないと思いました。

次は同じアーレントの「全体主義の起源」に手を出してみようと思ってます。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン