日本語タイトル意味不明。どんな「過激アクション軍団」が出てくるのかと思ったら、Aチーム開始早々に捕まっちゃうし。「過激アクション軍団」てAチームのことですか?
ハンニバル、フェイス、コングがリンチ大佐に捕まった。しかし、国防総省からペリーと名乗る人物が現れ、Aチームに釈放と引き換えに極秘作戦を依頼する。ボルネオでさらわれた娘を単身、探しに行き、行方不明になったラドラム将軍を助けよ、というものだ。ラドラム将軍はベトナム時代のAチームの上司だったこともあり、コングは飛行機嫌いを「臆病者」と言われたことを根に持っていた。またラドラム将軍をさらったラシャードという男は危険人物のため、フェイスも依頼に反対するが、ハンニバルは独断で引き受けてしまう。早速、ボルネオに飛ばされる3人。タイムリミットは4時間しかない。そして、Aチームの危機を知ったエンジェルはモンキーに連絡、2人は後を追って飛行機を強奪し、ボルネオに飛んでいたが、Aチームには合流できていなかった。ラドラム将軍と娘は助けられるのか? Aチームは無事、帰還できるのか?
第2シーズンのオープニングに出てくる女装したハンニバル、この話だったのね。いや、なんかハンニバルっぽいばあさんがゴミ箱漁ってるんだよね〜。まさかな〜、いきなり作戦中かな〜と思ったら、ロケだったとは。それにしてもハンニバル、芸名に「リンチ」というのはおふざけ過ぎでは。そんなにスリルが欲しいのか? 今回もコングに「病気だぜ」とか言われてるし、ますます危険な人物に。
コング、ラドラム将軍に「敬礼しなかったから営巣行き」「飛行機嫌いと言ったら、臆病者と言われた」と怒る怒る。実は根に持つタイプか? しかし、1時間で処刑という大ピンチに、ベッドのスプリングと大きなネジで即席ボウガンを作るとは、相変わらず油断がならんぜ。
フェイス、ハンニバルが「処刑の時には俺が行く」とか言ってたのに、ラシャードが「指揮官は最後」とか言ったもので引きずり出され、慌てまくり。漏らしたガソリンにタバコを落とすのも失敗。うーん、こういうところでへまをするのがフェイスらしさなんだ。冒頭のハンニバルと2人乗りでリンチ大佐とチェイスシーンでは、さんざん気持ち悪いと言っておいて、実は嘘だよ〜んという顔はいつでもはったりかましてるフェイスらしく、よかですな。たとえ敵に捕まったって、ハンニバルの軽口は毎度のことだが、意外とフェイスもよく喋る。これでフェイスいなかったら、なんかどっ暗いすよ。フェイスいてよかったよねぇ?
モンキー、病院から脱走、飛行場では飛行機を強奪、単独&エンジェルと一緒がほとんどだったもんで、見せ場が多かったす。それにハンニバルの「基本兵法」も視聴者に優しく解説、ほんとにモンキーってどこまでクレージーなのか謎ですわ。しかし前回のビリーの例もあるしな。謎多きクレージーモンキー。
ラドラム将軍は助け出したものの、お尋ね者に戻ったAチーム。でもラスト、リンチ大佐も現れて、ゲストも多いし、Aチームもちゃんと個性発揮してるし、日本語タイトルを横に置けば、なかなかの傑作である。
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