富野喜悠紀監督。全6話。
やっと見る。かの「ダンバイン」というより、小説「リーンの翼」の続編と考えた方がいいようだ。未読だけど。出てたのはリアルタイムで知ってたんだけど、あまり興味がわかず、手に取らなかったんだよね。
あのころの角川は最初新書で出して、後で文庫、というパターンが多く、当然、文庫のが安い。貧乏だったから、当然、安い方がほしい。いまのようにブックオフもなかったし、古本屋も少なかった。たきがははそれで「宇宙皇子」が文庫になったとたんに読むのをやめた。後に50巻ぐらいで完結したんで、買ってたら大変だったなぁとは思ったが、いまだに続きも読んでないので読まなくて失敗したなぁという感想はない。新書と文庫では紙質にも差があったが、質より量で本が読みたかった時代なんで、そういうクォリティは求めてないのであった。
閑話休題。
人物の塗りが平べったいのが気になる。そこにいるキャラクター、という肉感がない。薄い。最近のアニメの特徴か。やたらに濃い今川作品ばかり熱をあげているせいか。
第1話ということでまだ導入部。しかしつかみ弱し。これからの展開を聞きかじっているので続きを見ようかという気になるが、まったくのご新規さんには敷居が高いのではないか。
キャラクターが多くてごちゃごちゃ。
近未来の日本(か?)に出現した異世界の人物と戦艦、異世界に落ちてゆく主人公たち、という展開も早い。早いのはまぁ、いいか。説明ないし。
やはりこれ1枚だけというのは消化不良気味。全6話いちどに借りればよかったなぁ。でも真ん中抜けてたんだもんなぁ。
一緒にソル・ギョング(「ペパーミント・キャンディ」「シルミド」「燃ゆる月」など)の「力道山」を借りる。
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