DVDドライブを買い直したのでひゃっはーとEpisode 5を鑑賞しました。
このエピソードは、前々から言ってますが、わしが2番目に好きなエピソードなもんで、Last Episodeに次いで思い入れが強かったりします。好きな理由はあちこちで書き散らかしてますが、
・このエピソードにのみ草間博士と幻惑のセルバンテスとGR2が登場する
・前のエピソードで新たに結ばれた大作とロボの絆が胸熱
・鉄牛の血の告白が屈指の名演
・真実のバシュタールの演出が鳥肌
ここら辺ですかね。あ! あとGR1対GR2という正統派のロボット大戦が熱いってのも大きな理由だったりします。まぁ、ここは熱いわりにGR1の圧勝になっちゃってGR2の見せ場は少ないんですが、登場さえしない(アバンに出ても横長のためカットされる)GR3に比べるとずっとましかと… ロケットバズーカ1発で沈むけど… (´・ω・`) でもオープニングにも登場するし!
ところで初っぱなで呉先生が銀鈴に教えてやりたいことっていったい何だったんでしょうか? どう考えても間違った実験結果で、酸素を奪う恐ろしいサンプル以外の結論は前のエピソードでは出なかったように思うんですが、そのわりに明るい顔してるし…
ただ、呉先生はLast Episodeまでフォーグラー博士の真意を誤解していたんで、まぁ、そこは幻夜(エマニュエル)と同罪だったりしますけど、もうちょっとフォーグラー博士を信じてやってよと言いたいですよわしは。それだけに大作の決してぶれない信頼ぶりが頼もしいわけですが。
あと、Last Episodeでの銀鈴様ご乱心ですが、その理由付けを考えた「
幻夜」を読み直したんですけど、このエピソードでも銀鈴は幻夜に再三、復讐を止めるよう言ってますね。あと、真実のバシュタールも「私たちだけの真実にしておけばいいじゃない!」と言い切ってます。やっぱり、あくまで復讐にこだわる兄にショックを受けての「こんな物、10年前に壊れてしまえば良かったんだわ!」につなげるのはウルトラCですけど、我ながらいいアイデアだと思いました。
そうでなかったら、大作の叱咤で、一度はアタッシュケースを幻夜に渡しかけた銀鈴が、やっぱり逃げ出すという展開にはならないんじゃないかと。ただ、それでも迷いに迷っていた銀鈴を村雨が催眠装置にかけたというのが、双尾蝎救助隊に助けられて目覚めた大作が見たのは銀鈴がもう催眠装置に閉じ込められた後という時間的に大してない(全エピソードで7日だから、せいぜい半日か数時間。そう考えると、それだけのあいだにロボの手を完全に修復した呉先生はやっぱり優秀か… 目立たないけど)はずなので村雨も決断早すぎだろうと思うんですが。村雨は作中の人物のなかでは数少ない銀鈴の過去を知っていて、うっかりするとバシュタールの真実も知ってそうなんで、いろいろ考えてああしたんでしょうけどね… 最後(Last Episodeの「さらば村雨健二」のあたり)があんまり悲しすぎてね… きっと何事もなかったように復活するんでしょうけど。不死身だし。ただ銀鈴がいないから皮肉屋っぷりに磨きがかかってるような気がします…
昨日見たLast Episodeに比べると、今川節(離れたところにいるキャラクター同士がさも会話しているような応酬)がわりと抑えめだったのは意外な展開でした。
火がつくと止まらないアニメなので、結局、Episode 1から見直すかもしれません。
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