バベルの籠城 第１２話

前々号でカワラザキのじいさまが登場しましたが、たきがはにはまだ心配事がありました。なにしろOVAでは、あれほど短命だったヒィッツさんです。いつライセの手の者に倒されてしまわないかとひやひやしていたのです。しかも、「鉄腕GinRei」で、えんがちょされてた十傑集はヒィッツさんではないかという疑いもあります。ヒィッツさんが表舞台から退場する前に、ほかの十傑衆の皆さんが出てきてくれないかと案じていたのです。カワラザキのじいさまはOVAでも、水田麻里さんの漫画版でもそこそこの活躍をしていますが、ほかの十傑衆、特にBF団本部にいた方々は大した活躍をしてません（残月だけはかなりの活躍を見せましたが）。幽鬼、十常寺、あと梁山泊襲撃組に入っていたけど、配下の血風連だけ活躍して、台詞もなかった怒鬼が心配している方々なわけです。

と思っていたら、来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!　十傑衆の皆さん、来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

というわけで、今月号から、またしても来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!祭開催中〜ｖｖ

高遠るい先生の連載が終わっちゃって、つまんないな〜と思っていたら、来月号から「デビルマン」ですって。かなり楽しみ。 順番に参りましょう。最後のページで呂布の存在も霞んじゃいましたけどｖｖｖ

表紙は呂布です。たきがはは「三国志」にはとんと興味がないので、詳しくありませんが、呂布の名前ぐらいは知っております。たぶん、作中最強の武将だけど、人望がなくて殺されていたような記憶があります。関羽の馬、赤兎は最初は呂布の馬じゃなかったっけ？

激動のじいさまとヒィッツさんの待つ場所に戻ってきた大作たちですが、大作はGR-IIに囚われたままです。
で、大作は知りませんが、鉄牛は青ざめた顔をしているので知っている模様。さすがのじいさまが震えちゃうような危険人物、それが呂布のようです。ヒィッツさんも知ってるということは、BF団内で語り継がれてきたんでしょうか。

その名も「大凶の呂布」だそうですが、この顔、こえぇよ。

ここでヒィッツさん、鉄牛に大作を助け出すよう命令します。そろそろわしも、OVAのヒィッツさんと、こっちのヒィッツさんが別人だということに慣れた方が良さそうな理性的なヒィッツさんです。

さすがに何回か脅されたし、銀玲にもたしなめられたりしていたので、鉄牛もそろそろ「BF団なんか」という考えは捨てたのか、単に緊急事態なんでそれどころじゃなかったのか、素直に「わかったあ！！」と応じてます。このコマの鉄牛、いやに若いな…　さすがにヒィッツカラルドと鉄牛で、戴宗と鉄牛のアニキな関係は難しいと思うのですが、能力的にはヒィッツカラルドの方がずっと上だと思うんで、それもありか、この際…

しかし、呂布は自ら動かず、GR-IIIを動かしました。しかも、「GR-II・IIIは　すでにワシの命令で動くようにさせて貰った！！」って、パスワード解かれちゃったのか…(´･ω･`)
驚く大作を握りつぶそうとするGR-II。
助けようとじいさまとヒィッツカラルドが呂布を攻撃しますが、逆に、手にした棍に捕まってしまう２人。

ｶﾞ━━━(ﾟДﾟ;)━(　ﾟД)━(　　ﾟ)━(　　 )━(ﾟ;　 )━(Дﾟ; )━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!

しかも呂布が「年をとったな　カワラザキ」って、知り合い〜？！

「お…　おのれ」ってコマのじいさまが、「激動」を垣間見せていい　（・∀・）んですが、「そこで見ていろ！！」と投げられちゃう２人　ｶﾞ━━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!

そこで呂布は、大作に自己紹介です。律儀な奴やな。

しかし言うことはでかいです。そうでなくても巨大ロボットなんか屁でもなさそうな能力者がいる世界です。そのなかで「能力者の頂点」と言い切るんですから、相当な強者です。衝撃のアルベルトがいたら、「十傑衆を舐めるな！！！」ぐらい言ってそうですが…ちゅうか言ってもらいたいですが…(´･ω･`)

前回のラストでも「虎牢関」と言ってましたが、大作は知りません。そこで呂布の昔語りが始まります。かなりの自信家のようですネ。

虎牢関とは！　「この世の誰一人　近づくことすら恐れた『封印の地』…」だそうで、この呂布を、先代の梁山泊　九大天王、BF団　十傑衆が共同戦線を組み、捕らえようとしたんだそうですよ！！！

なんと！　１９対１かよ！　そりゃあ、まじ強いわ。

しかし、この見開きに登場する九大天王と十傑衆なんですが、特定できるのは無明・幻妖斎、択塔天王・晁蓋、混世魔王・樊瑞、激動たるカワラザキのみで、後は得物もわからなかったり、顔も曖昧…(´･ω･`)　ということは、どっかで使いたいから、特定してないのか？！(｀･ω･´)　それとも出番これだけだから、キャラを特定させたくなかったのか？(´･ω･`)　なにしろ、不倶戴天の敵同士であったろう梁山泊とBF団が結託したっていうんですから、これだけで終わるのはもったいないよね、今川監督？！（・∀・）

しかし、それだけの戦力で攻めながら、呂布の前に一人、また一人と倒されていく九大天王と十傑衆。呂布つぇぇよ！！！　(((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

呂布を満身創痍にまで追い込みながら、残った九大天王と十傑衆はある決断をします。
「戦いが始まって１２日目の朝」って、グレンデル（「ベオウルフ」に登場する怪物。ベオウルフと７日７晩戦った、はず）より長いよ！！！
夜明けの輝きに気を取られた隙をついて、無数の封印の柱を呂布に降らせたのです。
で、その封印の柱が築いたのが墓石とも言うべき虎牢関だったわけです。すげぇな、柱の数…(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

しかし、生き残った九大天王は幻妖斎と晁蓋のみ、十傑衆もカワラザキと樊瑞のみという激戦で、呂布を封印すると、どっちもその場を去り、やがて虎牢関の名も人びとの記憶から消え去ったころ、一人の男によって『封印』が解かれたのでした。

「ライセである」はぇぇな。

まぁ、どっちもBF団からは目の仇にされてるような感じだし、手を組むのは自然の流れだが、そもそも何で呂布を捕らえようとしたんだかが不明のまんまですが、話は先へ進みます。

GR-IIに囚われた大作に襲いかかる呂布。
そこにじいさまのテレキネシスがGR-IIの手をこじ開けます。さっき腹を突かれてるんですが、激動のじいさまですから、これぐらいの傷は屁とも思わんのでしょう。

しかし、そこに襲いかかる呂布。その攻撃を食い止めたのは『万里の壁』でしたが、なにしろ先代の九大天王と十傑衆の１９人がかりでも封印するのがやっとだった呂布が相手では分が悪いです。どう考えても、先代の九大天王より弱そうだし…(´･ω･`)

「無意味！！！」とか言われちゃって、苦しむ九大天王と、村雨竜作と健二もいるので、正しくは１１人か、もっとなんですが、ほとんど雑魚扱いです(´･ω･`)

しかし、すかさずヒィッツカラルドが「隙あり！！」と呂布を攻撃。頼もしいなぁ、ヒィッツさん。登場時からすげぇ格好いいよ。

もちろん呂布も怒りますが、そこにジャイアントロボが割って入ります。ライセでさえ手こずるロボです。呂布にはどうなんでしょう。ひとまず呂布を押さえたところで、じいさまが「ようし　今だ！！　皆の衆！！」と声をかけますと、天空より現れたのは３つの影！！！　来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!　そのシルエットは紛れもない、あの３人ですよ！！！

集結！！　十傑衆！！！

素晴らしきヒィッツカラルド、激動たるカワラザキに続いて、命の鐘の十常寺、直系の怒鬼、暮れなずむ幽鬼が登場です！！！　ｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･* !!!!!

いよいよこれで、十傑衆の皆さんが勢揃いいたしました。後は行方不明のアルベルトと影に同化させられちゃった赤影なんですが、「地球の燃え尽きる日」でどっちも活躍してるんで、登場はかなり遅くなりそうです。

かくなる上は、十傑衆５人で、ちゃっちゃと呂布を倒す！　という展開にはならないでしょうなぁ…(´･ω･`)

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2012/03/19 Mon.