野生馬を追う男たちにたった一人で立ち向かうネイティブの若者、ダニエルは、Aチームに助けを求めてロスに現れる。Aチームはダニエルを助けようと乗り出すが、陸軍から新たな追っ手が派遣される。ハンニバルとはベトナム時代から因縁の中であるデッカー大佐だ。倉庫で囲まれたハンニバルは、バンを囮にまんまと抜けだし、ダニエルの暮らすアリゾナへ向かう。途中、馬に乗り換えたAチームは、町で野生馬をかり集め、メキシコに送り出している大地主カーターの部下と一悶着を起こす。1回目は列車を止め、馬を助け出したAチームだったが、2回目は失敗し、モンキー以外は囚われの身となってしまう。正義の使者レンジ・ライダー、モンキーは仲間たちを助け、馬をも助けることができるのか?
いつもはったりかましてるフェイス、もはやシリーズのお約束。今回は敏腕映画プロデューサーを騙るもハンニバルのお迎え、「Aチームなんだから仕事するの」って、説得力あるなぁ。未練たっぷりのフェイス、そこへ新たな刺客デッカー大佐の登場に、それどころじゃないAチーム。なんでもハンニバル曰く「残酷なことも表情ひとつ変えずにやる鉄面皮」だそうで。新たなドラマの予感。
そしてハンニバル、今回は、出てないけど謎の中国人店主リー、怪しいホットドッグ売り、ロス市警、通りすがりの野次馬と変幻自在の化けっぷり。さらにヘリから走る列車に飛び乗ったり、馬を駆ったり、大活躍。う〜ん、かっこいい、ハンニバル。
そして、前回、驚かされたコング子どもに好かれるのは今回もあり、ダニエルの甥の少年に最後は弓矢セットまでもらっていた。しかもコング、孤児院みたいなところにいて、定期的に子どもたちの面倒見てるっぽい! タイガーマスクだぜ、コング! 同じ飯塚昭三ボイスなもんだから、Last Episodeの鉄牛とかかぶったりするしな。さらに、Aチーム必須の装甲車、今回はデッカー大佐に追われながらフェイスが調達してきたもので、さすがのコングも一度は根を上げるが、そこはハンニバル、容易に駄目だなんて言わせない。蜘蛛の巣張ってるエンジンと錆びついたトタンでご立派な装甲車作ってしまいました。さすがだ、コング。しかも、今回は国内だから「飛行機なんていやだ」もないだろうと思っていたら、どっこい、ラストでしっかりあったのね。そうだね、ヘリも飛行機みたいなもんですね。
そして、モンキー、今回は久々に精神病院からの脱走が拝めました。しかも真夜中だろうにテレビドラマの主人公レンジ・ライダーに扮して、すっかりなりきってるモンキー。レンジ・ライダーの愛馬サンダーも連れていくって、フェイスには通じてもコングには通じないよね。しかし、モンキーはモンキーだった。途中で本当の馬に乗るとエドと名づけ、なぜか途中から幻の馬と化し、最後はダニエルのもとに二挺の拳銃と置いていってしまった。かむば〜っく! モンキー!!
そして、いままで紅一点として頑張っていたエンジェル、デッカー大佐にはAチームの一員と見破られ、やばいと思ったのか、単にダニエルが良かったのか、いきなり「私はここに残るわ」宣言。え〜っ! まだディスク2枚目なんですけど? シーズン2も始まったばかりなんですけど? ということは、次回からまたいつもの4人に戻るのか? それはそれで嬉しいような。
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