デッカー大佐復活。ちゅうか、冒頭からいきなりカーチェイス。エンジェルもいるし、前々回の落ちってなんだったんだ?
デッカー大佐に追われるAチーム、まんまと巻いて、小さな町へ。ハンニバル曰く「敵の裏をかく」とのことだが、はたしてその町では、大地主が自分の農場で働く労働者から搾取を行っており、食料調達に寄った雑貨店でハンニバルたちはその不正を見逃せずに助力、労働者の兄妹2人から助けを求められる。奴隷同然の扱いを受ける労働者たちに組合の結成を呼びかけるハンニバル。事務所も町に構えて、組合結成の集会場も借りて準備は進められたが、ある労働者の母親が、我が子を人質にとられて集会の場所と時間を大地主に漏らしてしまった。はたして組合の結成はなるのか?
前回に引き続き、敵がチンピラ止まりなもんで、ちょっと物足りないAチーム。そりゃあ、百戦錬磨のハンニバルにしてみれば、大地主が集会を襲うだろうなんてことは予想済みだったろう。しかも大地主も組合結成はなんとしても阻みたいけど、結成されたらぐうの音も出ないって、大した敵じゃなかろうもん。どっちかというと、冒頭5分以上、カーチェイスを繰り広げ、工事中の橋を飛び越えたバンに対し、飛び越えられなかったデッカー大佐、さらに最後、またしても追っかけてきたデッカー大佐に逃げ出すAチーム、の方がよっぽど緊張感あったんじゃねーか。飢えた労働者40人以上の食糧も大地主のパーティ会場にあっさり忍び込んで、とっとと盗み出してるし。で、結局タイトルの「キャベツ畑のカーチェイス」もなし。集会を襲った大地主にキャベツ爆弾(フェイスが借りてきたトラクターをコングが改造。無傷で返すって借用書は嘘っぱち? ならば靴1足でトラクターって安いもんじゃ?)をお見舞いしたけど、カーチェイスはデッカー大佐とだもんね。畑も走らなかったし。
モンキー、今回はおとなしめ。ウィジャ盤使って、白目まで剥いて占い師きどり。でも、大地主のパーティから逃げる時に、「病人だ」と言われて「俺は変人だ」と返すモンキー。自覚はあるんだね。
トラクターを調達に行くフェイスとコング、「へその緒切った時から、周りの赤ん坊を手玉にとってたんだろう」ってコング、フェイスには賛辞にしか聞こえんぞ、きっと。で、なにしろAチーム1の強面、組合結成のチラシを配ってる時も、見張りにからまれたら「俺が代表だ」って睨みつけちゃう。相変わらず子どもには優しいコング、どうやらそういうキャラクターだったようだ。
集会の時にはフェイスが司会、主役。Aチーム1の口八丁手八丁、逆に殴り合いの時になるといつも最初に一発くらってるように見えるぜ、フェイス。でも大地主からかっぱらったダイヤの鑑定をすかさずできたり、銃を撃たせればさまになってたり、やっぱりあんたにゃAチームがいちばん。コングにも「ハンニバルに拾われてなきゃ、いまごろブタ箱入りだ」って言われて頷いてたし。ペテン師って自覚はあるとみた。
で、勢い余って、たきがはは「特攻野郎Aチーム シーズン1」のBoxにも手を出しました。いや、こうなったら全部揃える所存ざんすよ! リンチ大佐とか出てるみたいだしな。しかし、いちばん最初にAチームを見た、スペシャル版も見たいんすよ。2時間枠だったからスケールが大きかったしね。しかしAチームは吹き替え以外ではあんまり見る気がしない。やっぱり4人の声はこーでねーと。
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