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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ダークサイド・ブルース

原作:菊池秀行、あしべゆうほ
監督:古川順康
出演:ダークサイド(旺なつき)、舞衣(三石琴乃)、ケンゾー(大塚明夫)、セリア(岡本麻弥)、達也(松本保典)、紅蓮/黒海(堀秀行)、たまき(勝生真沙子)、炎血(山寺宏一)、カタリ(佐々木望)、ほか
日本、1994年

原作漫画はタイトルしか知らないです。

世界の土地の90%をペルソナ・センチュリー(PC)という巨大企業が支配する近未来。かつて新宿と呼ばれた界隈は、PCの支配下にない残り10%の町だった。PC本社に忍び込んだテロリストたちは1人を除いて全員殺された。その生き残り、達也は新宿に逃れ、不良グループ・メシアのメンバーに助けられる。一方、馬車を駆る謎の男、ダークサイドが新宿に現れる。PCの社長・法月蘭土は息子・炎血を呼び寄せ、ダークサイドを倒させようとするが…。

菊池秀行というと「バンパイアハンターD」とか「魔界都市新宿」とか有名ですが、いずれも読んだことがありませんで、とりあえず主人公が美形なのが好きというイメージしか持ってなかったりします。今作も狂言回しはメシアのリーダー、舞衣だったりしますが、主人公は美形のダークサイドで、それがあしべゆうほさんの流麗なタッチで描かれるもので、より美形っぷりが上がってた記憶があります。

そんなダークサイドが加担してやりつつ、基本的にはPC対AP(Anti Personaの略)の戦いの前哨戦を描いた話でした。

で、最後、カタリの意味深な笑顔で幕になりますが、原作も投げっぱなしで終わってるそうで、当然、アニメも典型的な「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わりました。

世界を支配する巨大企業という設定は、今の時代はそろそろ手垢がついてきたと思いますが、この当時、最後まで書いたらおもしろかったのになぁと思わなくもありません。

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