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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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同感です(涙

たきがはさん、切っ先鋭い評論を読んで、今日一日、リーンの総括を考え込んでしまいました。たきがはさんが、核を扱った本作をどう見るかと、注目してきて、辛辣なこの文を読んで、私は、昇華できた気持ちです。もやもやしてた霧を、はらしてもらえたと言いますか…

正直なところ、「リーンの翼」は、全6話でなにがしたかったのか、どんなにじっくり見ても、分からなかったです。

テーマ性がない、サコミズがわけわからん、主人公も他の登場人物が生かされてないなど、まったく同感です。

特に、東京を焼こうとしたバカ二人が、被害者ずらして自衛隊に救助されてるシーンには、怒り心頭でした。日本の官憲そんなに甘くないし…

粗筋が支離滅裂

ガラマニさん、こんばんは

粗筋の理解が支離滅裂だったもんですから、もう1回、見直そうと思ってます。

ただ、最後までサコミズは理解も共感もできないキャラでした。第5話で持ち直すと思ったのに思ったのに思ったのにぃ…
「ダンバイン」のキャラたちが、ドレイク側もショウ側もそれなりの理由と存在感とをもってあの世界を命がけで駈けていったのとはえらい違いです。脇役もメインキャラも以下同文で、なにしろ無意味にキャラが多いのはたった6話、各30分の話としては致命的だったかと思います(ちなみにたきがはがしょっちゅう言及してる「ジャイアントロボ」は各話50〜60分はありますのでボリュームが根本的に異なりますし、各キャラの比重がまったく違います)。反乱軍、エイサップの両親のエピソードを全面的に削り、地上人、特にエイサップ、郎利、金本、海自の人、マキャベル、ホウジョウ軍、特にサコミズ、コドール、リュクス、コットウ、レンザンの艦長ぐらいをもっと丁寧に描くだけで評価は全然変わるやもしれません(展開が同じならくそみそかもしれません…)。それほど今回はキャラクターが薄いです。それは第1話を見た時からずっと不満でした。フェラリオもバイストンウェルに来る時と、オーラロードが再度開く時ぐらい、それもジャコバだけで十分でねぇかと。エレボスの助けがあるもんでジャコバが便利なすぺさる・あいてむと化してたり、エイサップがどうにも流されまくりキャラになってるのは全部よけいだと思うのです。エイサップがリュクスと捕らわれた時も、エレボスが助けに来なくてもエイサップのキャラを強調する意味でも自力で脱出とか、できるはずですし。ラスト、狂乱するサコミズをリュクスが実の娘として説得できれば、ヒロインに相応しい見せ場でしょう。

>テーマ性がない、サコミズがわけわからん、主人公も他の登場人物が生かされてないなど、まったく同感です。

第5話でテーマが見えたと思ったんすけどねぇ。エイサップはやっと主人公らしくなったみたいだし、サコミズも敵対キャラとして立ってたし、馬鹿二人の悪辣非道っぷりも制裁喰らわすに相応しかろうと。全部、期待と逆に行きましたからねぇ。エイサップはちょっと主人公らしかったけど。
「ダンバイン」でラスト、ドレイク、ルーザ、ショット、ビショットという諸悪は討たれ、ショウもバーンと相打ち、というのは、なんでシーラが浄化という力を持ってるのか(エレのように霊力という伏線もなかったのに)疑問は残りましたが、見事に風呂敷畳んだなと思ったもんですが、今回はオーラロード開いちゃったから、何事もなかったように帰ってますもんね。あれこそおかしかろうと。

>正直なところ、「リーンの翼」は、全6話でなにがしたかったのか、どんなにじっくり見ても、分からなかったです。

感想は旬のうちに書くのがいいと思ったのでがしがし書きましたが、1回しか見てないんで勘違いあるかなぁと思いましたが、じっくり見ても…orz…

>特に、東京を焼こうとしたバカ二人が、被害者ずらして自衛隊に救助されてるシーンには、怒り心頭でした。日本の官憲そんなに甘くないし…

そこも理解不能でしたねぇ。つーか、そういう連中に共感してるってことかな、とか。ならば、二度と知った顔して沖縄も広島・長崎も語ってほしくないですねぇ。第5話のサコミズはその馬鹿二人へのアンチかと期待してたのに…同類やんけ。

ガラマニさんがどのような感想を書かれるのか楽しみにしておりますよ。

  • たきがは
  • 2007/08/11(Sat.)

リーンの翼 第6話

桜花嵐。最終回。

最初にお断りを入れておきますと、おもいきし外されました。もう、期待というか5話で盛り返したわくわく感はすべて吹っ飛び、もうがっくしorzな心境です。たきがは、この先、富野で何かを見ることは二度とないでしょう(過去の作品はともかく)。それぐらい外れました。
「リーンの翼」で感動したって人は読まない方が無難かも。
粗筋も思い切りネタばれ注意。

オウカオーは東京を攻撃し、フガクに着陸する。打って変わった態度でサコミズを迎えるコドール、しかしコドールに次いでサコミズに取り入ろうとするマキャベルを「ガロウラン」と切り捨てる。マキャベルとアレックスは、フガクに時限爆弾を仕掛けて自鑑に戻るが、それは巨大なフガクに大したダメージは与えられなかった。レンザンのコットウと内通していたコドール、憎悪のエネルギーを抱いたサコミズは、急速に老いながら、さらに拡大化していく。もともと地上人のサコミズに、ホウジョウ軍も攻撃するが、巨大化したオウカオーにはダメージを与えられなかった。郎利は混乱のどさくさに紛れてパブッシュ鑑から水爆を強奪、それを止めようとするエイサップのナナジンにフェラリオのエレボスが乗り込んで、ジャコバアオンの力を借り、サコミズの憎しみを癒そうとする。核弾頭を奪ったエイサップはそのまま上空へ逃れようとするが、時遅く、すでに郎利の手によってスイッチは入れられてしまった。しかし、エイサップの説得もあり、正気に返ったサコミズがオウカオーの羽で東京を庇い、水爆の被害からは免れる。その爆発に巻き込まれてサコミズは消滅、その時、オーラロードが開いて、ナナジン以外はバイストンウェルに帰還する。新宿に不時着したナナジンは破損した。エイサップの両親は和解し、エイサップもリュクスと迫水家の墓に詣でるが、桜の花吹雪に巻き込まれ、リュクスはバイストンウェルに帰還、エイサップの声だけが空しく響くのだった。

たきがはの理解力が足りんのでしょうか。もう粗筋書いてても支離滅裂な展開。つーかね、第5話以外では全然好きにもなれないし共感もできなかったサコミズが、ここにきて「おめぇはいったい何がやりたいんや、ごるぁヽ(`Д´)ノ!!」なわけですよ。しょっぱなでは東京を攻撃、そのまま殺戮に走るかと思えば、フガクに反転、コドールとコットウに「予定どおり東京を攻撃しろ」と命令、自分は…ええと、何したんだっけ?? 東京をまた攻撃して、日本軍から攻撃されて、たまたま皇居に着いて「天皇陛下はおわしますか?」って言ったけど攻撃されて逆ギレ、そのうちにオウカオーがだんだん大きくなるとホウジョウ軍も攻撃、で、またフガクに戻って、コドールが姦通していたことを知ってキレ、郎利が核弾頭を強奪、エイサップがそれを奪うと、ナナジンを攻撃、便利なジャコバアオン(皮肉で言ってんのよ。いくらフェラリオの長だからってバイストンウェルから地上界に介入、エレボスは便利なメッセンジャー、っていくら最終回だからってご都合主義も良すぎるのでは〜?)に憎しみのオーラを鎮められ、エイサップに小倉に落とされるはずだった原爆の話をされ、今度は一転していい人になっちゃって、オウカオーの羽が東京をすっぽり覆い、水爆を爆発させて、赤い羽根が散り、「王は消えたのか?」とか言われてたんで成仏したらしい。いや、ラスト、花吹雪の中でリュクスが「父上が笑っている」とか言ってるんで、完璧、成仏しましたね、おたく。一人で成仏してんじゃねぇよ、ごるぁヽ(`Д´)ノ!! おめぇが地上に出てくるまで、地上に出てきてから、何人ぶっ殺してんだよッ! そりゃあバイストンウェルじゃあ「今日は忙しいこと」とか言ってフェラリオが生まれたフェラリオを世話しとったが、人をさんざんぱら殺しておいて、「バイストンウェルでフェラリオに生まれ変わってめでたしめでたし」じゃねぇよ! ヽ(`Д´)ノ
で、馬鹿二人、郎利と金本。金本は日系3世でエイサップに「おまえも差別されてんだろー!」とか言うのはわかるんだが、それが郎利が水爆を強奪したことのどんな正当な理由になるのか? しかもあれだけ人をぶっ殺しておいて、何の罪悪感も感じないで、まるで被害者みたいな面をして助けられてんじゃねぇよ、ごるぁヽ(`Д´)ノ!!
コドール、何がしたかったのかやっぱり不明。しかもサコミズを王と仰いでいるはずのホウジョウ軍がサコミズがでかくなったから「攻撃しろ!」って、おまえら、その変わり身の速さはなに? 君たち、いつでもサコミズを裏切る用意はばっちぐー!だったってこと? それはいくらわからん王様でもキレるよ。そんな連中が何事もなかったような顔でバイストンウェル帰ってんじゃねぇよ! 「ダンバイン」だと、皆殺しだったぞ。それがいいとは言わんけど、バイストンウェルにとっちゃあ、ホウジョウ軍も反乱軍も「帰ってこなくていい」ものなんじゃね? しかも王がいなくなってコドールも生き延びたくさい。また戦乱? いっそこんな連中こそ、「フェラリオに生まれ変わっ」た方がよくね?
エイサップ、頑張ったけどな。第5話とちょっとヒーローらしかったけどな(正論吐いたしな)、やっぱり細いよね。それと声優さん、エイサップが叫ぶ声が裏声入っちゃったみたいなきんきん声で迫力ないの。ちょっと大根かなぁ。いまいち感情移入しにくいキャラだったなぁ。
反乱軍、ラストも扱いがぞんざい。アマルガンは早々に戻ってたけど、戦局を抑えようともしないし、もう、自分の意に反して地上界来ちゃったけど、にっくきホウジョウ軍も一緒だから、地上の迷惑考えず、もう攻撃攻撃!って感じにしか見えなかった。なにしに来た、おまいら? とっとと帰れやヽ(`Д´)ノ! 反乱軍のキャラはもっと軽い。いらねぇよ、数だけ多い脇役なんて。もっとメインキャラは絞ってくれよ。
そういう意味では、やはりエイサップの両親、いらね。特に母親。エイサップの父親は、基地司令官なんで、郎利に水爆を強奪され、「どうせ攻撃したのはオーラバトラー、自分が日本を思うとおりに操れる」なんてぬかす「平和ぼけ」マキャベルを最後に止めたけど、エイサップが戦場にいたの、それほど重要だったようには思えない。きっかけとしては弱い。だったら別のキャラでもええやろ。エイサップの父親にして余計なエピソード突っ込むなら(ラストもだ)、その分、もっと書き込むべきメインキャラがおるやろ。
リュクス、特別好きでも嫌いでもない。ずーっとお姫様お姫様してたのに、母の姦通を知り、敢えて最愛のニーのもとでなく、父ドレイクのもとに戻り、母を討とうとした(逆に殺されちゃったけど)リムルのが好きだなぁ。つーか、リュクスって最初にエイサップをバイストンウェルに連れてったきり、何もしてない。最終決戦で兵をまとめられるほどカリスマもないし(リムルにもあったわけではないが、後妻よりないのも寂しい)、コドールがしゃしゃり出れば止められないし。もうちっと活躍してくれると思ってたのになぁ。つーか、サコミズの怒りを鎮めるのは実の娘であるリュクスにやってもらいたかったなぁ。ジャコバアオン、出しゃばりすぎ。そうするとエレボスの存在価値も皆無になるわけであるが、フェラリオは今回いなくても問題ないと思う。メイン・ヒロインはリュクスであろう。もっと活躍させてやってよ。見せ場なさすぎるよ。
水爆から東京を守ったオウカオー。ええと、水爆の爆発、放射能の飛散がそんなもんで済むか? 「海には放射能は流出してません」とか言ってたが、水爆の破壊力、描き方甘くね? そんなもんじゃ済まないと思わね? 「ダンバイン」でもグラン・ガランに爆弾が持ち込まれ、って話があったかと思ったが、なんか安直に核を使ってね?

で、今回はバイストンウェルの者はバイストンウェルに、地上界の者は地上界に、となったわけであるが、ずばり、テーマはなんですか? 大きく広げまくった風呂敷を畳みきれなかったな、という印象だけ残りました。「サコミズ成仏」か。そうかもしれない。

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たきがはさん、切っ先鋭い評論を読んで、今日一日、リーンの総括を考え込んでしまいました。たきがはさんが、核を扱った本作をどう見るかと、注目してきて、辛辣なこの文を読んで、私は、昇華できた気持ちです。もやもやしてた霧を、はらしてもらえたと言いますか…

正直なところ、「リーンの翼」は、全6話でなにがしたかったのか、どんなにじっくり見ても、分からなかったです。

テーマ性がない、サコミズがわけわからん、主人公も他の登場人物が生かされてないなど、まったく同感です。

特に、東京を焼こうとしたバカ二人が、被害者ずらして自衛隊に救助されてるシーンには、怒り心頭でした。日本の官憲そんなに甘くないし…

粗筋が支離滅裂

ガラマニさん、こんばんは

粗筋の理解が支離滅裂だったもんですから、もう1回、見直そうと思ってます。

ただ、最後までサコミズは理解も共感もできないキャラでした。第5話で持ち直すと思ったのに思ったのに思ったのにぃ…
「ダンバイン」のキャラたちが、ドレイク側もショウ側もそれなりの理由と存在感とをもってあの世界を命がけで駈けていったのとはえらい違いです。脇役もメインキャラも以下同文で、なにしろ無意味にキャラが多いのはたった6話、各30分の話としては致命的だったかと思います(ちなみにたきがはがしょっちゅう言及してる「ジャイアントロボ」は各話50〜60分はありますのでボリュームが根本的に異なりますし、各キャラの比重がまったく違います)。反乱軍、エイサップの両親のエピソードを全面的に削り、地上人、特にエイサップ、郎利、金本、海自の人、マキャベル、ホウジョウ軍、特にサコミズ、コドール、リュクス、コットウ、レンザンの艦長ぐらいをもっと丁寧に描くだけで評価は全然変わるやもしれません(展開が同じならくそみそかもしれません…)。それほど今回はキャラクターが薄いです。それは第1話を見た時からずっと不満でした。フェラリオもバイストンウェルに来る時と、オーラロードが再度開く時ぐらい、それもジャコバだけで十分でねぇかと。エレボスの助けがあるもんでジャコバが便利なすぺさる・あいてむと化してたり、エイサップがどうにも流されまくりキャラになってるのは全部よけいだと思うのです。エイサップがリュクスと捕らわれた時も、エレボスが助けに来なくてもエイサップのキャラを強調する意味でも自力で脱出とか、できるはずですし。ラスト、狂乱するサコミズをリュクスが実の娘として説得できれば、ヒロインに相応しい見せ場でしょう。

>テーマ性がない、サコミズがわけわからん、主人公も他の登場人物が生かされてないなど、まったく同感です。

第5話でテーマが見えたと思ったんすけどねぇ。エイサップはやっと主人公らしくなったみたいだし、サコミズも敵対キャラとして立ってたし、馬鹿二人の悪辣非道っぷりも制裁喰らわすに相応しかろうと。全部、期待と逆に行きましたからねぇ。エイサップはちょっと主人公らしかったけど。
「ダンバイン」でラスト、ドレイク、ルーザ、ショット、ビショットという諸悪は討たれ、ショウもバーンと相打ち、というのは、なんでシーラが浄化という力を持ってるのか(エレのように霊力という伏線もなかったのに)疑問は残りましたが、見事に風呂敷畳んだなと思ったもんですが、今回はオーラロード開いちゃったから、何事もなかったように帰ってますもんね。あれこそおかしかろうと。

>正直なところ、「リーンの翼」は、全6話でなにがしたかったのか、どんなにじっくり見ても、分からなかったです。

感想は旬のうちに書くのがいいと思ったのでがしがし書きましたが、1回しか見てないんで勘違いあるかなぁと思いましたが、じっくり見ても…orz…

>特に、東京を焼こうとしたバカ二人が、被害者ずらして自衛隊に救助されてるシーンには、怒り心頭でした。日本の官憲そんなに甘くないし…

そこも理解不能でしたねぇ。つーか、そういう連中に共感してるってことかな、とか。ならば、二度と知った顔して沖縄も広島・長崎も語ってほしくないですねぇ。第5話のサコミズはその馬鹿二人へのアンチかと期待してたのに…同類やんけ。

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