栄えある一曲目はスピッツには割と珍しいバラード調の名曲。アルバム「三日月ロック」収録です。
こういうしっとりした曲を歌わせると見事にはまるマサムネの声色なんですが、何回も聞いているうちに、じわじわ来るのも草野マサムネならでは。
特に
初っぱなの
汚れたホシの隅 まだ何かを待ってたってところに加え、ピンと来たのが
都合よく はばたけたなら ここにいなかったのところなんであります。
ここは二番の歌詞で、「汚れたホシの隅」と同じメロディなんですが、こういう大事なことをさらっと歌いあげちゃう辺りなんか、スピッツ好きやなぁとしみじみ実感する一因なんでした。
わしの好きな曲は、こんな感じに、どこかにピンと来る歌詞がよくあります。
でも、そうじゃない曲は曲で、たいがいは崎ちゃんのドラムに惚れ惚れしていたり、三輪ッちのギターに痺れてたり、リーダーのベースにビリビリしてたりするのでした。
ちなみにこの曲もベースの下支えが格好良くて、ベースってすげー良くね?!と思わせた記念碑的な曲でもあったりします。
[0回]
PR