たきがは家では実は庶民の味方、家計の優等生とか言われていたもやしは常備品ではなかった。なぜなら標準的なもやしの販売は200gが常なのに、なにしろ賞味期限が短い野菜なもので、格別好きなわけでもないし、とりたてて栄養価が高いわけでもないもやしをせっせと毎日食う気にはならなかったからである。しかし、
通堂(とぅんどぅ)に行ってもやしのナムルを食べたわしは目を開かれた。ぴかりん! そうだ、もやしだってもうちょっと持つじゃない! ナムルにすればいいじゃない! それから半年以上、たきがははもやしのナムルのことを忘れ去っていたが(なますは実家で作り方を教わって食べてたけど)、ふと、つけ合わせの野菜が欲しくてスーパーに行ったところ、第1候補で欲しかったおくら(沖縄産)がなかったので、いろいろと物色していたところ、もやしのナムルをひらめいたのであった。
以下、レシピは
こちらのサイトを参考にしました。
材料
もやし(1袋、200g)
お酢 大1/2
調味料(ごま油 大1、いりごま 大1/2、中華スープのもと 小1.5、醤油 小1、にんにくチューブ 3cm)
1.もやしを洗う
2.鍋に湯を沸かし、お酢を入れる(もやし特有の臭いを抑え、多少、日持ちが良くなるそうです)
3.もやしを3分茹でる
4.もやしをざるにあけ、調味料を混ぜる
5.もやしをキッチンペーパーで拭き、調味料と混ぜ合わせる
賞味期限は4日、まぁ、これならば現実的な量でしょう。実際のところ、1袋いけなくもないですが、もやしで腹一杯というのもいまいちなので食べません。
あと、いつものように、たきがはがレシピを勝手に変えたところ。
・にんにくチューブは常備していないので生にんにく1片をすり下ろしました。これは過去に生姜チューブを買って、くっそ不味い経験から、生姜とにんにくのチューブは余計な保存料とかも入っているので買ったことがありません。風味的には明らかにこちらのが上でしょう。
・いりごまは調味料に混ぜないで、最後にかけました。
・中華スープのもとは例によって香味シャンタンですが(味覇の別名)、塩味がきついので、小1ぐらいです。
個人的にはナムルといったら朝鮮料理ですし、朝鮮料理といったら唐辛子なので、唐辛子を何らかの形で混ぜてみたら、もうちょっと本場っぽくなるんじゃないかと思いましたが、普通に美味しかったです。
あと、これは単なる思いつきですが、食べるラー油と茹でたもやしをあえてみても美味しいんじゃないかと思いました。
2019/4/21追記
醤油をコチュジャンに変えると朝鮮風のピリ辛ナムルになるみたいです。
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