監督・脚本:押井守
原作:高橋留美子
出演:諸星あたる(古川登志夫)、ラム(平野文)、面堂終太郎(神谷明)、しのぶ(島津冴子)、サクラ(鷲尾真知子)、藤波竜之介(田中真弓)、メガネ(千葉繁)、パーマ(村山明)、カクガリ(野村信次)、チビ(二又一成)、あたるの父(緒方賢一)、あたるの母(佐久間なつみ)、温泉先生(池水通洋)、竜之介の父(安西正弘)、校長(西村知道)、錯乱坊(永井一郎)、夢邪鬼(藤岡琢也)、白い服の少女(島本須美)、ほか
日本、1984年
ネットで検索していたら、なぜか、これが引っかかりまして(確か「ジェイソン・ボーン」シリーズのキャスト)、原作者の評価は低いけど押井守監督の最高傑作とはよく聞くので、何本か(「
スカイ・クロラ」、「
機動警察パトレイバー 2 the movie」)見たことがあって、特に「スカイ・クロラ」はわしの中では評価が高いので見てみました。
学園祭の準備に忙しい友引高校。生徒たちは毎日泊まり込みで準備に余念がない。しかし、巫女であり保険医のサクラは温泉先生から「学園祭の前日」という一日を繰り返しているのではないかと持ちかけられる。だが無理に生徒を帰した後で温泉先生は行方不明になってしまい、サクラたちも友引町から出られなくなってしまう。学校も2階建ての建物が4階建てになっていたりしている。ようやく面堂家の所有する戦闘機ハリアーで脱出したサクラ、あたる、ラム、面堂、しのぶ、メガネ、パーマ、カクガリ、チビは、友引町が巨大な亀の上に乗った円盤であることを知り、温泉先生や行方の知れない錯乱坊が巨大な石像と化して円盤を支えていた。その翌日から友引町は荒廃し始めるが、なぜか円盤の中心にあるあたるの家には電気もガスも供給され、近所のコンビニから食料品や日用品が切れることもない。あたるたちはその生活を満喫するが、サクラと面堂は独自で調査を行い、やがて、それが誰かの覚めない夢であり、その原因が夢邪鬼という妖怪にあることを突き止めるが…。
けっこうおもしろかったです。まぁ、原作が同じことの繰り返しで飽きちゃった身としては、これぐらいの変化球の方がおもしろいです。
ただ夢邪鬼がヒトラーやネロにまで関与していたというのは、ちょっと興醒めしました。
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