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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ジェット・パイロット

出演:ジム=シャノン(ジョン=ウェイン)、アンナ/オルガ(ジャネット=リー)、ほか
監督:ジョセフ・フォン=スタンバーグ

ジョン=ウェインにはもう1つ、戦争物もよくあります。この映画は戦争といっても、冷戦時代です。

アメリカのアラスカ基地に、ソ連空軍のパイロット・アンナが戦闘機でやってきた。その取り調べにあたったジム=シャノン大佐は、彼女の動機を亡命と疑うが、次第に惹かれていく。そして、アンナが本国に強制送還と決まった時、シャノンは彼女と結婚するが、上官からアンナがソ連のスパイだと知らされ、ともにソ連に亡命する。

冷戦とか亡命を扱っているのですが、なんちゅうか、扱いが軽いというか、あんまり緊張感ないです。

あと、ジョン=ウェインが、彼のやる役としては珍しく、国家と女性を選択させられて、女性を取った、というあたり、けっこうな軟派な役の気がします。ま、後でこれは誤解だとわかるんですが。

1956年と古めの作なんで、ロマンスが主体になっているあたり、これを戦争物とか軍隊物と呼んでいいかはかなり疑問符がつきます。なんか、アメリカに来たり、ソ連行ったり、またアメリカに帰ってきたり、ずいぶんとソ連を馬鹿にしてるな〜と思ったり。こんなにお気楽極楽に行ったり来たりしていいのだろうかと。

そういう意味では、この映画、ジョン=ウェインの映画ではものすごく貴重な、ラブコメというジャンルだったりするのかもしれません。それもどうだ。

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