今まで高速道路は120km/hと、オプ子ちゃんの性能ぎりぎりで走ることをモットーにしてきたが、関越道の傾斜がきっつく、そうでなくても傾斜ではパワーダウンが著しいオプ子ちゃん、たちまち時速は80km/h以下に落ちた。下手すると60km/hを切ることも珍しくなく、登坂車線があったら、喜んでハンドル切っちゃうようぐらい、ちんたらと走っておったのだった。
さて帰り足。到着予想時間の遅さもあって、温泉にも入らず、ろくに遊ばずに高速へ。
最初のSAで先のガソリンスタンドの情報を収集すると残りのガソリンの少なさもあり、選択の余地なく、給油。高速だから、燃費がいいはずと思いきや、全然悪い。エアコンも使ってないのにと思ったが、原因に思い当たらぬまま帰り道。
その日の関越道は天気が悪かった。天気予報でも新潟は雨だと言われたが、ガタケット会場近辺では寒かったものの雨は降らず、司会の人が「気象庁ざまー」と言っていた。でも山間を走る関越道はその分も悪天候で、ワイパーおっつかない雨が行きも帰りも降ったのだった。その上、睡眠時間は3時間足らず、寒いし、腹は減る一方だしという良くない状況で、でもこれを最悪と言うには何年か前に夜中に車で帰宅中、眠気を吹き飛ばすために窓を開け(季節は真冬)、それでも足りずにアカペラで中島みゆきを熱唱しながら帰ったのが我が車ライフの中でも最悪の睡眠との戦いだったと思っているので、窓を開けなくてもいいから最悪とは言わないのだけど、いつものように120km/hで走るといくらなんでも無謀なので、無理をせずにのんびりこんびりと毎ペースで走っておった。まぁ、80km/hぐらいで。当然、後続車に次々に抜かれ、独り旅になったかと思ったら、また抜かれ、いつもならば、俺の前を走るんじゃねぇ!な気持ちで、速度はともかく気持ちだけはそれで走ってい
るのだが、今日はそんな気持ちは露ほどもわかず、ひたすら毎ペースで、出しても90km/hぐらい、下手すると50km/hぐらいの速さで走り続けて、無事に関越道を抜けたのだった。晩ご飯も食べて。
さて、環八を走って東名に向かう途中で念願のお風呂にも入れて、さて東名に乗った時に、たきがはは気づいたのである。
ガソリンの減りが遅いようだ。それもかなり。関越道のSAで給油してから、かれこれ300km近くは走っているのだが、ガソリンの減りが違うのである! もちろん眠気は増す一方なので相変わらず80km/h程度の安全運転を貫いている。時間は当然、120km/hよりかかっているが、ガソリンの消費、すなわち燃費はずっと良くなっていたのだ!
その後、うちに帰り、通勤のために毎日20kmほど走っているが、まだ給油の必要はなく、メータの3/4を切ったところである。たぶん、次に給油する時には500kmを超えているのではないかと思っているが、それはもう数日、先の話になるだろう。
オプ子ちゃんの燃費について、何かつかんだような気がしているのだけど、実は九州で走っておった時は高速を走る時にはまずフルアクセル踏み込んでからスピードに乗っておったけど、今回そういう走りはしなかったので、比較してみないと真相はわからないのだった。
待て次号。
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