今日は久しぶりに凍土に行って、ウルクススという大型モンスターを狩る依頼を受けた。ウルクススなんてモンスターは、モンスターリストで見ただけでどんなモンスターだか見たこともなかったのだが、モンスターリストに載っている強さがアオアシラと同じだったので、無謀にも挑戦してみることにしたのだ。マンネリ感は自分で打破しないとな。
凍土に入った私は、早速見つかったモンスターを呑気に狩っていたら、ウルクススに遭遇してしまった。白兎獣という別名のとおり、耳が兎みたいに立っていたが、性格はアオアシラ並みに凶暴な上、時々氷の固まりを投げてきて、ダメージだけでなく氷の攻撃に対する耐性を下げられてしまった。しかも氷原を滑って体当たりをするのだが、ドスファンゴなどと違って身体の転換が驚くほど速い。向こうを向いて体当たりをしたと思ったら、もうこちらを向いている。しかも後ろから攻撃すればいいだろうと思っていたら、後ろにまで滑ってきて、私は何度も巻き込まれてしまった。もちろんアオアシラのような前足を振り回しての攻撃もあるし、生物ではたいがい弱い腹の部分が硬くて双剣が通じず、私は何度も倒される寸前まで追い込まれた。
しかし、初めて戦うモンスターで早々倒されるような真似は避けたかったので、やばくなったら戦線を離脱して応急薬を呑み、時々は剣も研いで、4回ぐらいエリアを変えつつ、逃げ出した奴を追ったりして、何とか倒したのだった。
カノぷ〜とディンはよく囮になってくれて、何度もダメージを回復するために地中に潜ったりしたが、その分、私への攻撃は軽減されたと思う。
大きな骨のほかに、ウルクススの毛皮を手に入れたので、加工屋で作れる防具がまた1種類増えた。武器は作れる種類がいっこうに増える気配はないのだが、防具はよく増えるなぁ。
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