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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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那覇の猫10

牧志公設市場の北側の通りにある味噌屋の店先にいた美猫。



その後、台から下りて、たきがはに触れないすれすれのところを通り(猫ってこういう絶妙な距離感得意だよね?)、もう1匹いた仔猫っぽいのに接近。



どっちも尻尾をおっ立てているので親愛の情を示しているようですが、ごろごろは聞こえず。

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こんぺん祭り(番々外)

今度は牧志公設市場(仮)の向かいにある御菓子処 末廣のくんぺんです。

中と大があり、中は90円+税、大が110円+税ですが、材料表示は大の方にしかありませんでした。しまった…

買ってきたのは中。


材料はピーナッツとマーガリンと黒糖は覚えているのですが。

牧志公設市場(仮)には、鶏肉専門店(鶏せん)があって、皮が1kg=550円とめっちゃお得なもんで、トースターで塩を振って焼くと、ぱりぱりの皮が楽しめてはまっておりまして、それに朝ご飯用の鶏ハム用のむね肉と、晩ご飯用の鶏もも肉を買ったり、お弁当用にささみを買ったりと、度はまりしてると言ってもいいレベルです。ていうか、鶏肉専門店がずっと欲しかったので、もうなしじゃいられない!!!
それなのに、そうと知らずに行った第四日曜日、公設市場(仮)全体が休みで悲しかったよ、おいら… orz もうこの1週間、鶏肉なしでどうやって生きていけっていうんだい… な心境でした。まじで。土曜日は休みにはならないようなんで、次は気をつけよう。

閑話休題。

その牧志公設市場(仮)の向かいにあり、前からぜんざいとか沖縄伝統のお菓子とか売っていて気になっていたのですが、サンライズマーケットで朝飯食って(前日に食パンが買えなかったため)、お口直しに珈琲が飲みたくてふらっと入ったら、いちいちドリップしてくれる珈琲は普通に美味しかったです。何で機械のドリップって、あんなに不味いんだろう…

で、松風(まちかじ)の試食ができまして、前からどぎついピンク色が気になっていたものの(好奇心は旺盛だから)、不味かったら1つ全部食べるのやだわ〜と思って手が出なかった(同様の理由で一本売りしかしてないちいるんこうも)んですが、食べてみたら、思っていた以上に癖のない御菓子でした。というか、ちんすこうのくどさが例外なのか…

で、本題のくんぺんです。

黒糖を使ったさくさくの生地に、ピーナッツを練り込んだ餡という基本形。生地のさくさく感がけっこう美味く、他にはない美味しさだと思いましたが、原材料にマーガリン使ってるんですよねぇ… わし、マーガリンって嫌いなんですわ。
なかなか難しいものですね。

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文明の衝突と21世紀の日本

サミュエル=ハンチントン著。鈴木主税訳。集英社新書刊。

読み始めた時にtwitterでくそみそなTLを漏らしたように、徹頭徹尾、駄目な本でした。視点がアメリカ中心なのはアメリカ人の場合、むしろ不思議はないので、ま〜た自慰が始まったよと生暖かい視線で眺められるんですが、ここに無駄に日本を持ち上げるのと、イスラエルの存在がほぼ皆無で語る西アジア情勢という胡散臭さが拍車をかけまして、こんなんでハーバード大学の教授? いや、ハーバード大学って東大ポジ? みたいな感想に至りました。

最後まで読んで、解説がまた日本自慰丸出しだったので、こんなん解説する奴もされる奴も、やっぱりどっちもどっちで、集英社ってところで読む価値があるかどうか考慮すべきだったなぁと深く反省するところです。わし的には集英社ってマンガの産経みたいな認識なんですが、Wiki見たら、小学館が半分株持ってるそうで、別の意味で納得しました。

なにしろ、二言目には「日本の独自の文明」と言って日本を褒めるのが気持ち悪かったです。まぁ、確かに維新後に限れば、現人神なんてものを掲げてアジアに侵略しまくり、ひいてはボスのイギリスやアメリカに喧嘩を売り、自国民<(越えられない壁)<国体≒天皇だった日本の文明なんてのはその昔、中国や朝鮮の影響なしにはろくな文化も持てなかったであろうことを考えると独自性ありまくりの、いたって独善的な「文明」でしょうが、いや〜、1945年までのあれを「文明」とは死んでも呼びたくないですね。まぁ、その延長たる現代の日本も同じですが。
もしや、これは褒めてたんじゃなくて、褒め殺しだったんだろうかと今、思いつきましたが、中国の下げっぷりを鑑みるにやっぱり相対的に日本持ち上げてるよなぁと思いましたんで、感想は訂正しないでおきます。
「日本の「文明」が西暦100年ないし400年の時期にあらわれた」と多くの学者が見ていると言うてますが、どこの学者だよ、学説あげてみろおらな気分です。邪馬台国を指してるんでしょうか? 弥生時代は文化ですが文明とは言えんでしょう…
また言うに事欠いて「最も重要な孤立国は、日本である。日本の独特な文化を〜」って、日本人の自慰以上の褒め攻撃にげっぷが出ますし、文化なのか文明なのか、ちゃんと書き分けてほしいです。能書き垂れる前に。
しかも「1990年代の東アジアには、安定した民主制が敷かれているのは1ヶ国のみで」って、なぜかここだけ国名はっきり書いてませんが、この著者の傾向から言ったら、ほぼ100%、日本ですよね? でも、日本が敗戦後、なんちゃって民主制を敷いてきて、実際は官僚の独裁なのは周知の事実だと思いますが、それは見抜けなかったの?

さらに言うと「ヨーロッパには土着文化というものが存在しなかった」って、ケルトは土着文化なかったのかなぁ…

また言えば、「主要な文明研究者のほとんどは明確なアフリカ文明というものを認めていない」とは、いやいや、暗黒大陸、20世紀にも健在だったとは知りませんでした。
しかも「エジプトがアラブ・イスラム文明に一致」って、おいおい、エジプト人に怒られるぞ。

あと「人類の歴史のほとんどの時期を通じて、文明間の接触は断続的であるか、あるいは皆無だった」とか言ってますが、シルクロード無視かよと突っ込みたい。中国やアラビアの文化と接触したから、ヨーロッパ人(と十把一絡げにしてしまいますが)は羅針盤を知り、火薬を知り、医学を学んだんではなかったのかね? そのおかげで大航海時代があったの、無視ですか? 絹も胡椒もヨーロッパ文明にゃ、何の影響も与えなかったと言うのかね? さすがアメリカ、他国の歴史にゃとんと関心がないようで。

さらに突っ込めば、イスラム教徒が「好戦的」な理由(そこに呼ばれもしないで首を突っ込んでるアメリカや、そもそもの不和の原因イスラエルを無視して!)を若年層が多いからとか言ってますけど、今の日本、世界でも稀に見る高齢化社会ですが、全然、周辺諸国と穏やかな共存の道なんか歩んでませんが? ますます、ハンチントン評、下がってきました。

まだ突っ込みますと「日本の大衆も1997年の世論調査で、アメリカを北朝鮮に次ぐ第二の脅威だと答えている」って、えええ、そんな調査が出たら、それこそトップニュースだろ。政府から官僚からこぞってアメリカ大好きのくせにそんな結果が出るわけねーじゃんと思いましたが、まったくないとも言い切れないので(どこのニポーンだよとも思いますが)、突っ込むだけにしておきます。
一応、「外交に関する世論調査」(平成9年10月)なるページを見つけたんで貼っておきますが、アメリカが脅威とは読めませんが…

中国の評価は全般低いですが、1つだけいいこと書いてた。「親戚同士の戦いには限度があるべきだ」っていう言葉が中国軍の文書に引用されてるってことです。そうあるべきです。むしろ、日本の歴史じゃ兄弟同士で殺し合いなんか普通ですけどね…
あと、そこから中国と台湾、韓国とDPRKについて、えらく甘い見通しを述べてますが、アメリカ人てさ、自分が踏みつけてる国のことはまったく頭にもないんだなぁと思いました。まぁ、「太白山脈」で「アジア人は人間と思うな」って言ってたから、もう大して驚かないけどね!

また、北方領土問題(というのは日本政府の言い分でロシアにとってはとっくに片づいている)に言及するあたり、プーチン大統領やラヴロフ外相の言うとおり、北方四島を日本に「返」せば、間違いなく米軍基地が置かれると確信しました。いや、アメリカの関心って、100%、そこにしかなかろ?

あと、欧米日が帝国主義に走ったからといって、中国までそうだと考えるの、視野狭窄に陥ってますよ? 過去に植民地化したこと、侵略し、侵略戦争を行ったことを後ろめたいと思うなら、謝罪しなさい?

また日中とアメリカの関係について、現実にアメリカべったりどころか、世界的に認められたアメリカの狗ニッポンを見ていると、こいつの見通しは全然、当てにならなかったなぁと思って評価が地に落ちたのは結果論ではありますがね。

解説の中西輝政ってのが、もろに「自虐史観」を訴えていて、そういう連中には、「独自の文明」とか言って持ち上げてくれるハンチントンは気持ちいいんだろうなぁと思います。それだけでも、この本は読むに値しない屑本だというのが、わしの結論です。

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獄窓から

和田久太郎著。幻燈社刊。秋山清解説。鈴木清順による「物語村木源次郎」も収録。

テロル」で消化不良だったうちのアナキスト、和田久太郎氏の書簡集を集めた1冊です。もっとも時期が福田雅太郎暗殺未遂で収監されてからなので時期が限定されますし、検閲がかかるので内容が思想的なものは難しいのですが、「労働運動」などで書いた文章は残っているのかどうかも怪しいので人間、和田久太郎を知るにはまぁいいんじゃないかと思います。いろいろと不満は多いですが…

ちなみにたきがはのイメージしている和田久氏はこんな感じ。



「黒旗水滸伝(竹中労著。かわぐちかいじ画)」より引用。

実際の内容も多分にオブラートがかかっているとはいえ、このイメージを裏切らない感じでした。特に虐殺された大杉栄氏の遺児・魔子を案ずるところや、「後事頼み置く事ども」で名前の挙ってる望月桂氏の娘さん、公ちゃんに書いた手紙やら童謡やらはアナキスト、和田久太郎のイメージを払拭するかわいらしさだったりしました。

もっとも、それはあくまでも和田久氏の一面に過ぎないこともわかってるのです。ただ、さんざん書簡のなかで「簡単には死なない」と言っていた和田久氏が、秋田刑務所に移されて3年目、「もろもろの悩みも消ゆる雪の風」という辞世の句を残して縊死したのが残念だと思うだけで。
もしかしたら、文中で何度も「革命は近い」と言っていたのが官憲の弾圧により、むしろ時代的には遠ざかっていくのがわかっていたのかもしれません。そう容易に死を選ぶような人ではないだろうと思いますが。

ある弁護士の生涯」で紹介されていたように布施辰治弁護士の名前も何回も登場しました。けっこう信頼されてる感じがうかがえると同時に、裁判にしても警察同様にしょせんは権力を守るための組織に過ぎないという和田久氏の洞察は深く頷くところがありました。

あとは常々、わしが批判している正力松太郎(特高出身)がここにも顔を出していたので、悪辣な奴だなぁという思いを新たにしたのと、そんな奴を社長にした読売新聞のゴミさ加減を再認識しました。

クロポトキンに再三、言及してるので、そろそろ読まないと駄目かなぁと思ったりします。

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裸の歌うたい

やうちブラザーズ作詞・作曲・歌・演奏。

水俣が生んだローカルスター、やうちブラザーズの唯一っぽいアルバムです。

収録曲は

そばやさん
嫁げけ〜
私、後家トメ
ゴムバンドでエクササイズ
We Love My Mother
みぃ〜ちゃんのうた
Thank You Guy

です。個人的にはめめろんちょ(水俣弁でミミズのこと)を唄った歌も聴きたかったんですが、ほかの代表曲は網羅してますかね。あと、生着替えの時も楽曲つけてなかったっけ…

水俣にいた時に当然のようにファンになりまして、その濃ゆいメイクと水俣弁べたべたの歌詞が作り出す独自の世界観にべた惚れ。ライブにはせっせと通ったものです。

傑作「We Love My Mother」がいちばん好きなのですが、「私、後家トメ」の「目医者歯医者水光社」の歌詞も水俣あるあるで、「嫁げけ〜」の袋の描写も好きでした。

水俣は熊本県に属してますが、すぐ隣が鹿児島県ということもあり、両者の方言がミックスされた独特の水俣弁が好きでした。わし弁にはあんまり反映されてなかったりします。

実際に聴いてみたくなった人は、当ブログのリンクにある「やうちブラザーズ」のブログから行ってこい!

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