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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ミカるんX 第2巻

高遠るい著。秋田書店刊。チャンピオンREDコミックス。

出ました、第2巻。ここからRED本誌で読み始めたんだな。

で、「寮長さんのわんちゃん」ことハインリヒがAVN財団の総帥だって〜? アグリッパという名前とか、巻頭カラーページの、アグリッパ学院がカバラの図(だったかな〜? 「真・女神転生2」で魔界がもろにそうだったわけですが)の形してたり、そこらへんがバックにあるのか。
しかし、新たな敵3人+1人がヒミツさんと関わりがあるのは、どういう設定なんだ〜?と思ったり。
RED本誌ではなんか小難しいSFの話をし始めたので、「空想特撮少女漫画」というのりを崩さす、頑張ってほしいっす。

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竜神伝説

横山光輝著。講談社漫画文庫。

実はたきがは、恥ずかしながら、これだけロボロボ騒いでいるくせに、横山光輝氏の漫画って「三国志」しか読んだことなかったんす。いや、「仮面の忍者赤影」とか「魔法使いサリー」とか「コメットさん」とか「バビル2世」とかテレビアニメだったりドラマだったりは見てたんですけど、オリジナルの漫画って手つかず。それはたきがはががきんちょで、なんか小難しそうなこと言ってそうな、言ってみれば、「何のために戦うのか」「正義は何か?」と自問しちゃうような手塚漫画にどっぷりとはまっていたからであり、まぁ、今考えますと、こういう言い方というのも超一流のエンターテイナーだった手塚先生にはまったく失礼な話でありますが、なんか横山漫画って、「お子さま向け」な印象が拭えなかったからなのでした。
しかし、「ジャイアントロボ」にはまるうちに、だんだんと原作漫画が読みたくなるのは自然な流れ。しかも、タイミング良くっちゅうか、「横山光輝プレミアム・マガジン」なんちゅうものを立ち読みすると、さすが多作の横山氏、「ジャイアントロボ」に登場する以外にもすごい数の漫画描かれてるんだよね。で、読みたくなりまして、Bookoffに行って、買ってきたのさ。
何でこの本にしたのかと言いますと、「バビル2世」が全巻なかったもので、完結してる話を読みたかったのでした。

未完の大作でやんの…

掲載紙「少年アクション」が休刊になって、未完に終わってしまっておりました。がっで〜む。
時は応仁の乱の時代、落ち武者の一郎太はその腕っ節を買われて、幻也斉率いる竜神組に身を寄せる。幻也斉は天下統一を企んで、一郎太のような猛者を集めていた。
ちゅう、血湧き肉躍るアクション時代劇なんですけど、なにしろ未完。う〜ん、もったいない。幻也斉というじーちゃんが、「ジャイアントロボ」にも無明・幻妖斎っているので、元ネタになった(幻也斉が元ネタで幻妖斎、それから「ロボ」の九大天王)のかな〜とか思ったりしましたが、ほかにも一癖も二癖もありそうな悪がぞろぞろで、逆に正統派の二枚目っちゅうの、主人公の一郎太がかすんじゃいそうなおっさんがぞろぞろというのがおもしろそうだったんですが、未完です。

やばい。くせになりそうなおもしろさ。

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ニュースキャスター

中公新書刊。田草川弘著。

副題に「エド・マローが報道した現代史」とあるように、「グッドナイト&グッドラック」の特典冊子です。特典といっても、もともと中公新書の1冊を復刻したようで、ボリュームとしても十分、新書です。
エドワード=R=マローの伝記にからめて、第二次世界大戦以前からの報道史を描いた1冊。映画ではマローの功績はごく一部しか語られていないわけで、これにて補完することができます。著者曰く、マローの評伝としては日本語のものは唯一だそうで、今のテレビに限らずメディアというものは、マローの精神に学ぶことはすごく多いと思いますので、ぜひ、この本に限らず、エドワード=R=マローについての評伝が、「グッドナイト&グッドラック」とともに増えることを願ってやみません。

アメリカに追いつけ追い越せの精神で発達した日本のテレビ界。2011年に一方的に地上波アナログ放送の終了を迎えようとする昨今、マローの精神とはまったく逆方向に突き進んでいるような気がするのは、わしだけではありますまい。

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リーンの翼

角川書店刊。大森倖三画。富野由悠季脚本。全3巻。

「ガンダムエース」という月刊誌で、アニメとほぼ同時期に連載していた漫画だ。あれだけくそみそにけなしていたくせに何で読んだのかと言ったら、漫画版の方が最初からサコミズ王の狂気に納得いく描き方をしていたからだ。何より、エイサップはちゃんと主人公してるし、リュクスはちゃんとヒロインしている。

第6話、ハイパー化していくサコミズ王を救ったのはなぜリュクスではなかったのか、とわしはアニメの感想に書いた。ヒロインとしてだけでなく、サコミズの娘として、第4話で父殺しを企むことしかできなかったアニメのリュクスに比べ、漫画ではエレボスとジャコバ・アオンという手助けはあるものの、そもそもサコミズ王の桜花に飾られていた特攻人形がリュクスの折ったものだったというエピソードが挟まれ、リュクスの呼びかけがあったからこそ、日本を破壊しようとしてハイパー化したサコミズは、郎利の投下した水爆から東京を守るべく、「我が願い聞き届けよ」と昇華していく。

それに、漫画では、サコミズ王の登場時から、その妄執を伺わせる演出が随所に見られ、地上に出るために反乱軍を虐殺する有様も流れとして決して不自然なものではなかった。地上に出たサコミズは十五年戦争で殺されていく日本の民衆に涙するも、現実の東京では殺戮を繰り広げる。自分たち特攻兵が命をかけて守ろうとした日本がこんな姿では納得がいかん!という姿勢は、「鉄人28号 白昼の残月」でショウタロウが「僕はこんな日本が大嫌いだ」と吐露するシーンを彷彿とさせるが、サコミズの場合はその怒りがすぐに圧倒的な攻撃力に結びつくのだからより始末が悪いと言うべきか。しかし、そんなサコミズの、東京焦土を思いとどまらせたのは、エレボスとジャコバの届けた特攻人形に託されたサコミズたち、特攻兵士を憐れむ娘たちの思いであり、何より特攻兵として死に損ない、バイストンウェルで生きてきたサコミズに向けられた一人娘リュクスの無垢な笑みであったろうと思う。

さらに、アニメでは第5話でようやく主人公らしい活躍かと思いきや、第6話ではサコミズに主役をかっさらわれ、桜花とともに消えてしまったリュクスにただ悲痛に呼びかけることしかできなかった流され主人公のエイサップがちゃんと最後まで主人公していたのも良かった。確かに「リーンの翼」はサコミズの物語であると思うのだが、だからといって、エイサップとリュクスまで蔑ろにしてしまったアニメの展開は、別にエイサップとリュクスが好きなわけではないにしても許せんものがあるわけなのだった。全6話×30分と尺は決まっているのだから、エイサップを主人公として打ち出したのならやはり最後までそうすべきだと思うのだが?

そういう意味では、漫画版の「リーンの翼」はとても納得がいくできであり、こういうバイストンウェルだったら、わしも支持できるんだがな〜と思うのだった。

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天顕祭

白井弓子著。サンクチュアリ出版刊。

COMITIAなどではけっこう名の知られた漫画家、白井弓子さんの単行本だ。COMITIAも最近、行っとらんのぅ。しばらく創作をやる気がないので、コミケの方が行きたいんですがね。

汚れた戦争で国土が汚されてから後の物語。坂本組の若頭、真中の下で働く木島咲を、女性ながら身が軽く、弱音も吐かぬ根性で、真中が気に入っている。しかし、低所恐怖症の咲が、逃げ出してきたという北山飛地に連れ戻されてしまう。咲を追って北山飛地に潜り込んだ真中は、近く行われる天顕祭の真相に入り込んでいく…。

べたが少なくてトーンがなくて薄墨で濃淡をつけられた画面は正直、見づらかったです。ただ、そういう点は差し置いても、ストーリーテリングはうまい。「汚い戦争ってあったじゃないですか」って台詞から、一気にわしらの世界と似てるけど、わしらの世界とは違うんだな、とこの世界観に引き込むところなんかは読んでてわくわくしました。

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