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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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エルダー兄弟

監督:ヘンリー=ハサウェイ
出演:ジョン=エルダー(ジョン=ウェイン)、バド(マイケル=アンダーソンJr)、トム(ディーン=マーティン)、マット(アール=ハリアン)、メリー(マーサ=ハウアー)、ほか
音楽:エルマー=バーンスタイン
1965年、アメリカ

見ても見てもビデオテープの山が片づきません。業を煮やしたたきがはは、昼時も見ることにしました。と言っても、来週からお仕事するので、やっぱり夜だけになりますが。見たいし、レビューしたいのが次から次へとあるのに、テープばっか見てられっか! ヽ(`Д´)ノ
そういえば、「マックQ」も音楽がエルマー=バーンスタインさんでした。「荒野の七人」とか「大脱走」とか「勇気ある追跡」とか、数々の名作映画の音楽を担当されています。名画の影にこの人ありって感じです。

ケティ=エルダーが亡くなり、4人の息子たちが一堂に会する。だが、半年前に殺された父のことで長兄のジョンが不審を抱き、彼らは町の有力者へースティングスの罠にはまってしまうのだった。

中盤で4兄弟が捕まった時にはどーなるかと思いました。ピンチがあって逆転がある、というのは西部劇では黄金パターンだと思いますが、長兄のジョンは「4人とも縛り首になっても逃げ出しちゃ駄目だ」と弟たちを諫めます。ジョンはガンマン、トムはペテン師、マットだけよくわからないんですが、末弟のバドにはまともな生活を、と繰り返し言ってるので、日の当たる場所を歩けない裏街道の人のようですが、性格的にはどうもかっとなりやすいジョン、トム、バドに対し、いちばん冷静です。何やってるんだろう? カウボーイはまっとうな仕事だったはずだが? ただ、そのまっとうなマットが途中で殺されてしまい、さすがのジョンも怒り心頭、末っ子は撃たれるし、何かと「逃げよう」と言い出すトムとともに町へ戻りますが、今度は鍛冶屋を人質にとって強硬な手段に訴えます。最後はトムも撃たれ、黒幕へースティングスとジョンの一騎打ち。へースティングスさんちが銃砲屋だったもので火薬が爆発して何とも派手な幕切れとなりました。

それにしても本作の公開時、ジョン=ウェインは58歳です。末っ子のバドは18歳の大学生、ちょっと兄貴、老けすぎか〜? それよりもお母さん、いくつでバドを産んだんじゃ〜?!

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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マックQ

監督:ジョン=スタージェス
出演:マックQ(ジョン=ウェイン)、コスターマン課長(エディ=アルバート)、ロイス(ダイアナ=マルドア)、マイラ(コリーン=デューハースト)、トムズ市長補佐官(クルー=ギャラガー)、私立探偵ピンキー(デビッド=ハドルストン)、JC(ジム=ワトキンス)、サンチアゴ(アル=レッティエリ)、ほか
音楽:エルマー=バーンスタイン
製作:マイケル=ウェイン
1973年、アメリカ

ジョン=ウェインの刑事物。アクションにロマンス、カーチェイスに銃撃戦と息もつかせぬ展開に満足な逸品です。

親友の刑事スタンを何者かに殺された警部マックQは、行き過ぎた捜査を署長や課長に咎められて、警察を辞め、私立探偵ピンキーのもとに転がり込む。警察の手も借りつつ、独自に捜査を進めるうち、マックQは、スタンの死と同日に起きた警官殺害事件の延長に、麻薬取引があることに気づくが、それは警察の内部にも食い込んでいた。

ダーティ・ハリーも真っ青な豪腕警部マックQ(ところでこのQは何の略?)がぐいぐいと切り込んでいく親友の死の謎。日頃、西部劇ではライフルを片手でぶん回すようなお方が拳銃では物足りないとばかりに1.5分間に32発も発射する連発銃を仕入れ、最後は銃撃戦もばりばり。

ところが、わしら視聴者は最初に見せられているわけです。警察官を不意打ち同然に殺したスタンの姿を。しかし、中盤、警察の中にも裏切り者がいるという展開になると、果たしてスタンが殺した警官はいい奴だったのか、悪い奴だったのか?という疑問となり、ラスト、マックQは鮮やかに事件を解決。マックQはまた警察に戻りましたが、安易なシリーズ物に流れないのがこの時代のハリウッドの矜恃でありましょう。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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ユゴ 大統領有故

監督:イム=サンス
出演:チュ課長(ハン=ソッキュ)、キム部長(ペク=ウンシク)、パク=チョンヒ(ソン=ジェホ)、シム(キム=ユナ)、ほか
2005年、韓国

韓国現代史の一幕、1979年10月のパク大統領暗殺に材を取った政治ドラマ。

1979年10月、韓国中央情報部のキム部長は、パク大統領との晩餐会で大統領を暗殺するが、軍事政権は崩れず、暗殺に関わったキム部長や彼の部下、チュ課長らは処刑され、歴史に呑み込まれていくのだった。

ハン=ソッキュ氏の新作ですので喜び勇んで見ておりましたが、うーん、これ、年齢、いくつぐらいの設定なんだろう? わしよりも年上なんで、もっと落ち着いた感じをイメージしとったんですけど、なんか若造っぽいんだよね、課長なんだけど。むしろ、パク=チョンヒを暗殺したキム部長やってくれた方が良かったような気がする。著名度でいったら、圧倒的にハン=ソッキュ氏がいちばん高いだろうし。あえて、抑えたチュ課長にしたのだろうか? 興行的には怪しそうですが。俺だったら、キム部長やってもらうと思うんだけど。それぐらいの存在感はあるよ、この人は。

タイトルの「有故」とは「有事」のことで、要するに大統領にやばいことがあった場合ということでした。

ただ、映画としてはどこが終着点なのかわからず、パク=チョンヒが暗殺されても軍事政権に変わりはないし、キム部長もしきりに「民主主義のため」とか言うんだけど、そもそもの暗殺自体、突発的な感じに見えるし、最近、映画を見る時は「この話の着地点はどこなんだろうなぁ?」と考えながら見るのですが、この映画、着地点があるようなないような… だから、ラスト、いきなりキム部長もチュ課長もミン大佐も処刑されちゃうし、結局、韓国現代史の暗部について、こんなこともあったんじゃないかな、程度の話なのかなぁ?と思ったり。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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追想

監督:アナトール=リトヴァク
出演:アンナ/アナスタシア(イングリッド=バーグマン)、ブーニン将軍(ユル=ブリンナー)、皇太后(ヘレン=ワイズ)、ほか
1956年、アメリカ

イングリッド=バーグマンさんが謎めいた女性を演じる歴史物っぽいサスペンスですかいのぅ。

ポイントはロシア革命で殺されたはずの皇帝一家の末娘、大公女アナスタシアが生きていたかも、という噂が絶えなかったところにあるようです。
しかもアナスタシアは1億ポンドの遺産を継ぎ、その金を狙って彼女の偽物を仕立て上げるのがブーニン将軍を初めとする亡命ロシア人の面々。
ところが、身代りに建てたアンナは、時々アナスタシアらしい記憶を垣間見せ、とうとうデンマークに亡命した皇太后の承認さえ得ますが、彼女を憎からず思っていたブーニンと逃亡というのが筋。

皇太后が一族を殺された者の悲しみ、次々に代役を連れてこられ、もうそんなものは見たくないと拒絶しつつ、やっぱりという希望が捨てきれないのが寂しい女性です。実際にアンナ(アナスタシア)と会った時にも「上手なお芝居ですよ」と言いながら、彼女が「怖くなると咳き込む」と言ったところで本物と確信しつつ、最後、ブーニンと愛の逃避行をなすようにアナスタシアの背を押した感じもあり、やはり皇太后の存在がこの映画を引き締めてるなぁと思いました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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Dark Circle

1982年、アメリカ→オーストラリア

twitterで紹介されていたドキュメンタリー。やっと見られた。Veohをインストールして、動かないからネットで情報探して、見られるようになりました。

アメリカの今の核開発や、そのための民間への被害を綴ったドキュメンタリーです。こういう映画が出てくるってところが、アメリカの民主主義を信じられるな〜と思う。

ここで最初の5分だけ見られて、あとはプレイヤーと映像ファイルをダウンロードしないとなりません。たきがはは林檎なので手間取ったんじゃないかと思いますが、窓の人はもっと早いかもしれない。わからないけど。1時間20分とまずまずのボリュームなので、見ておくといいかもです。

しかし、プルトニウムというのがウランの核分裂から作られることを初めて知ったわさ…

ああ、だから、原発って必要なわけね。

でも、「うちの近所に原発持ってきてもいいです」と言えない人は、原発賛成なんて言っちゃいけないと思いましたよ。

2017.9.16追記
製作国などに勘違いがあったので訂正。ついでに製作国が違うと感想も変わってくるので削除。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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