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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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犯人に告ぐ

監督:瀧本智行
出演:巻島史彦(豊川悦司)、園子(松田美由紀)、植草警視(小澤征悦)、曽根本部長(石橋凌)、津田(笹野高史)、ほか
原作:雫井 脩介
日本、2007年

たきがは家女性陣が共通してオットコマエと認める豊川悦司さん主演の推理サスペンスです。

児童誘拐事件の児童殺害により、失脚した巻島史彦。足柄警察署に飛ばされた彼を再び神奈川県警の曽根本部長が呼び出す。世を騒がすBADMAN事件の捜査が停滞したため、巻島をテレビに出演させて劇場型捜査を目論んだためだ。テレビに出た巻島は犯人に挑発的な言動をして、ついに犯人と思しき人物からの手紙を誘い出す。だが、犯人からの手紙が途絶え、捜査本部で孤立した巻島は曽根から3日経って進展がなければ、捜査から下ろすと言われてしまう。そこに犯人の手紙が見つかり、捜査範囲が一気に狭まったことで、巻島は再度テレビに出演するのだった…。

終盤、犯人の手紙が県警に届けられ、その捜査範囲が狭まって、巻島がテレビを通じて犯人にたたきつける最後の挑戦状のシーンがめっちゃ格好良くて、女性陣全員で悶えておりました。わしなんか、あまりの格好良さに涙出てきたヨ!

いや〜、トヨエツええわ。ほんまにかっこええわ、この人。それも正統派の二枚目とかじゃなくて、ちょっと屈折した役とか、むしろ悪役とか、むっちゃはまりますわ。
トヨエツがあんまり格好いいんで、この映画がトヨエツのPVに見えてきたわしの目は腐ってますvv

追記:巻島の奥さんが心臓が弱く、冒頭で出産で死にかけるというシーンがあるにもかかわらず、作中で煙草を吸ってるのはどうかと思いました。自殺行為だよ、絶対! 幼い子どもがいるのに煙草も吸っちゃ駄目!!!

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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モガンボ

監督:ジョン=フォード
出演:ヴィクター=マーズウェル(クラーク=ゲーブル)、エロイーズ=ケリー(エヴァ=ガードナー)、リンダ=ノードリー(グレース=ケリー)、ドナルド=ノードリー(ドナルド=シンデン)、ほか
1953年、アメリカ

ジョン=フォード監督のアフリカもので、主人公が動物を狩る仕事をしていたので「ハタリ」のクラーク=ゲーブル版かと思いきや、グレース=ケリーが現れたところで三角関係の恋愛物になってました。しかもケリー役の人の名前を調べようと思ってWikiを探したら、実は1932年の映画「紅塵」(主演同じ。監督はヴィクター=フレミング)のリメイクだそうです。主役がクラーク=ゲーブルってことは、よほどその印象が強い(「風と共に去りぬ」のレット=バトラーがクラーク=ゲーブル以外あり得ないような)のかと思いましたが、思い返しても、別にクラーク=ゲーブルである必要はない役だし、どうなんだろう、そこら辺…

アフリカで動物を捕らえ、動物園などに送る仕事をしているヴィクター=マーズウェルのもとに、アメリカからエロイーズ=ケリーと名乗る女性がやってくる。彼女はつい先日、マーズウェルの元を去ったインドのマハラジャの友人だったが、マハラジャとスレ違いになった上、帰りの船は一週間後と言われて渋々マーズウェルの家に滞在する。しかし、いつかケリーとマーズウェルは近しくなっていくが、船が来ると、マーズウェルはケリーを冷たく見送るのだった。入れ違いに人類学者のノードリー夫妻がマーズウェルの家に滞在することになったが、そこに船が転覆してかろうじて逃げ出したケリーが帰ってくる。マーズウェルは、ノードリーの妻リンダを思慕しており、ケリーには冷たく当たる。とうとうマーズウェルは、ノードリーからリンダを奪おうと決心するが…

グレース=ケリーは「真昼の決闘」でもきれいな奥さんで、現に美人なのですが、役にはそんなに恵まれた印象もないし(「真昼の決闘」ぐらいか)、あんまり上手いという感じでもなく、モナコの王妃として玉の輿に乗っちゃって、事故死という悲劇性のが印象に強いので、クラーク=ゲーブルとの組み合わせは意外な感じがしました。
ただ、クラーク=ゲーブルはやっぱり「風と共に去りぬ」のレット=バトラー役がいちばんだと思いますので、その印象からすると、上品なリンダよりもちょっとはすっぱな感じのケリーのがお似合いだと思っちゃったりするのでした。しかもケリーさん、実はベルリンで新婚ほやほや(「短い間だったけど幸せだった」と語っているので)で夫を失ったという辛い過去を乗り越えている人だったりするので、よけい、ケリーさんを応援したくなっちゃったりするのでした。

最後は収まるところに収まってハッピーエンドなんですが、ジョン=フォードの映画としてはいかんせん物足りねぇっす。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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間違えられた男

監督:アルフレッド=ヒッチコック
出演:クリストファー=バレストレロ(ヘンリー=フォンダ)、ローズ(ヴェラ=マイルズ)、オコーナー弁護士(アンソニー=クェイル)、ほか
1956年、アメリカ

強盗犯に間違えられた男の戦いと、家族の崩壊を描く冤罪物。

たきがはは、こういう冤罪物が実に苦手でして、基本、見ません。登場人物に感情移入しちゃって、苦しくなっちゃうのです。この映画も、ご飯を食べ、洗濯物を干し、洗い物をしつつ、ぶちぶち切って見ました。ああ、しんど。
同様の理由でスプラッタやホラー系も見ません。加害者よりも被害者の方に立っちゃうので、痛いのは嫌です。
なぜかアクション物だと主人公の側に立っちゃうので、いけいけどんどんで見られるんですが…

ヘンリー=フォンダ氏だと、この映画を撮った翌年に「十二人の怒れる男」に出演してるので、この時の主人公の怒りが乗り移っちゃったのかなぁとか邪推しました。しかし作中では「38歳」なのに当人は51歳とは詐欺だろう、それ…

途中で証人が死んでいたり、奥さんが精神病院に入ったりと、事実をもとに作られた映画だけに救いのない展開が続きましたが、最後は真犯人も捕まり、奥さんも2年後には回復したそうなんで、ハッピーエンドになってよかったよかった。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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ドノバン珊瑚礁

監督:ジョン=フォード
出演:マイケル=ドノバン(ジョン=ウェイン)、ギルフーリー(リー=マーヴィン)、ウィリアム=ディダム(ジャック=ウォーデン)、アミリア=ディダム(エリザベス=アレン)、アンドレ総督(セザール=ロメロ)、ほか
1962年、アメリカ

西部劇の雄ジョン=フォード監督が、おなじみジョン=ウェインとコンビを組んだ南海もの。タッチはもろに「静かなる男(1952年、監督・主演同じ)」です。

太平洋の孤島、フランス領ハレアコロハ島に暮らす、元アメリカ軍人のドノバンとディダム医師。そこに戦友ギルフーリーが帰ってきて、ドノバンは喧嘩で歓迎する。一方、12月のボストンから、商船会社を持つディダム家の遺産相続問題を持ってディダムの娘アミリアがハレアコロハ島にやってきた。ドノバンたちは、ディダムがハレアコロハ島の王女と結ばれてできた3人の子どもたちをアミリアから隠そうとするが…

ジョン=ウェインの晩年には珍しいラブ・コメディ。南海ののんびりした音楽に乗せて、ボストンの富豪一族から、遺産の問題を解決するためにやってきたアミリアが、血がつながっているとは知らない3人の子どもたちや、ドノバンとのふれあいを通じて、がちがちの白人至上主義っぽいのがだんだんと現地に慣れ、表情も柔らかくなっていくところが最大のみどころ。最後は丸くおさまって、ディダム家はどうするのやら。

3人の子どもたちが可愛いです。アミリアの台詞に「ホノルルに寄港して」とあるのでハワイがわりと近いんでしょう。

ディダム医師の家に、コシとヨシという日本人の家政婦がいる(ドノバンちもなぜか和洋折衷な感じ)のが、日本の文化に対する誤解をばらまいてそうですが…

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コマンチェロ

監督:マイケル=カーティズ
出演:ジェイク=カーター(ジョン=ウェイン)、ポール=リグレット(スチュアート=ホイットマン)、クロウ(リー=マーヴィン)、トーブ(パット=ウェイン)、ピラール(イナ=バリン)、ほか
音楽:エルマー=バーンスタイン
1961年、アメリカ

ポール=リグレットは決闘で相手を殺してしまったが、それが判事の息子だったために死刑を宣告されてしまい、ルイジアナから逃げ出した。テキサス警備隊のカーター大尉に捕まったが、護送中に逃げてしまう。一方、武器商人からコマンチ族に武器を売るコマンチェロと呼ばれる白人のことを聞いたカーターは、武器商人エド=マクベインのふりをしてコマンチェロに接触しようとするが…

一風変わった始まり方をしましたが、始まってしまえば、わりと普通の西部劇です。アメリカ原住民が間抜けで恐ろしい敵役なのも、ジョン=ウェイン父のもと、登場人物たちが一家で丸く収まるのもいつもの展開。

ちょっぴりロマンスが漂うのが、晩年の作じゃないくらい。

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