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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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日曜はダメよ

監督:ジュールズ=ダッシン
出演:イリヤ(メリナ=メルクーリ)、ホーマー(ジュールズ=ダッシン)、ほか
1960年、ギリシャ

ギリシャの港町ピレウスを舞台に、娼婦イリヤと彼女を更生させようとするギリシャ哲学かぶれのアメリカ人・ホーマーの交流というより、ホーマーの一方的なおせっかいとその顛末を描く。

ホーマーのような自分の価値観を一方的に押しつける人間はわしは大嫌いなもんで、イリヤに説教をし、更生させようとし、最後は夢破れて帰っていくさまは「ざまぁみろ」ぐらいが近い感想でした。
ギリシャ人が過去のギリシャの栄光を蹴っ飛ばすような、笑い飛ばすような、今が大事という感覚は好ましく、イリヤの娼婦にしては底抜けに明るく聡明で、でもギリシャ悲劇を自分の好みに改竄しちゃう我が儘っぷりも微笑ましく、最後、ピレウスを去るホーマーはずっと肌身離さず持っていたメモ帳を海に捨てたのは、古い頭でっかちな自分との決別と読めなくもありません。

「その男ゾルバ」の爽快さに近い感覚ですかな。

Wikipediaを見ていたら、主演の2人は1966年に結婚し、おしどり夫婦として知られたそうです。へぇぇぇ〜

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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トワノクオン 第4章「紅蓮の焦心」

激動の第4章です。

クオンが腕を切られるイメージにおののいて、テイは外に出たクオンを追うが、不良少年らにからまれて簪を取られ、能力が発現してしまう。テイを捕らえようと現れたサイボーグ部隊だったが、イプシロンはテイに会ったことで過去の真実を思い出し、能力を発現させる。ただちにイプシロン破壊命令を出した上代だったが、インサニアがイプシロンを庇い、逃亡する。しかし彼がサイボーグとして能力者たちを捕らえ、殺してさえきたことにタカオは激しく反発するが、クオンはイプシロンならぬ瞬を仲間として迎え入れようとする。だが、自分のしてきたことを悔いた瞬はキリの能力で怪我を治され、ファンタジアムガーデンからの逃亡を図るが、それは上代の仕掛けた罠であった…。

前回の「クオンが人を殺した」という話もすっきりしないまま、ついにイプシロンこと風見瞬を仲間に入れるクオン。タカオはこれに激しく反発しますが、なんかすっかり傷が治ってるようなので、前回からけっこう経ったんでしょうか、これは。また最後に傷ついちゃうんだけどね、クオンを助けるために… (´・ω・`)
瞬は、能力が発現した時に自分の身体をけっこう焼いたらしく、神無月と若月先生によって治療されてますが、神無月、けっこう万能です。反発するタカオを優しくたしなめたり、彼の大人っぷりは若者だらけの能力者のなかでは一服の清涼剤… (・∀・)
結局、ボスたるクオンが「彼が許されないなら自分も許されない」と言ったことと、テイが「彼にチャンスを与えよう」と言ったことでリョウ、ミウ、ユリは納得したようで、イプシロンはファンタジアムガーデンに迎え入れられるのですが、なかにはユウジ(アツシかも)のように自分の能力で瞬を殺そうとする者もいるわけでして、昨日の敵が今日の友とはなかなかいきません。子どもというのはそこら辺、けっこう直線的ですしな。しかし、この時はテイが瞬を庇ったので、瞬の気持ち的にはテイに急接近!と思いきや、「ここに俺がいちゃいけないんだ」とファンタジアムガーデンから脱走しちゃいます… (´・ω・`) 気持ちはわかるのだが、おかげで今回のクオン、大ピンチだよ〜

そして、瞬ことイプシロンの仲間だったデルタことひずるちゃん(という名前はクーストースの技術チーフが呼んでいるのでわかります。公式サイトに行くとフルネーム載ってますが)が、瞬の行方を心配してたり、本来ならばサイボーグは許可がなければ入れないコントロールルーム(でいいんだろう。上代やオペレーターがいつもいて指揮を執っているところ)に無断侵入していたり、実は瞬に気があったんだろうか? (´・ω・`) 単にアルファはおっさん、ベータとガンマは外人なんで歳が近そうなイプシロンに近づいただけなのか、いろいろと心配げです。ひずるちゃんも仲間になったりはしないんだろうな… (´・ω・`)

瞬がファンタジアムガーデンを逃亡したことで、クーストースに所在が知れ、能力者たちを守っていたアジトが破壊されてしまいました。瞬は脳と神経以外は機械に交換されたサイボーグなんで、クーストースに遠隔操作されちゃうのでした… (´・ω・`) そういう発想がないところが「ルーキー」なんか、瞬… (´・ω・`)
おかげでクオンと戦わされた瞬は、とうとう自分の能力に目覚め、クーストースのコントロールから逃れますが、時遅く、アルファの銃でクオンは腹と頭をぶち抜かれ、さらに上代が放った上空からのピンポイント爆撃でファンタジアムガーデンそのものが消滅してしまいました! ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

でも次回予告でクオンが復活していたから、第3章で神無月に言われた「君が治せるのは身体の傷だ」は頭も含んでいるのだろうか、クオン… (´・ω・`)
そして、行き場を失ったかに見えた能力者たちですが、クーストースに狩られてはいないようです。

今まで能力者たちを狩ってきた上代が、クオンが倒されたと知った途端に撤収を命じたのはどんな理由があるのか、あと2回だよ〜

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独裁者

実家のケーブルテレビ・ヒストリーチャンネルで視聴。ポル・ポト、スターリンを見た。最近死んだばかりの金正日は歴史的に語るにはまだ日が浅いと思うので興味なし。やるなら親父の方だと思うんだけど…

ポル・ポトはカンボジアでの自国民大虐殺を起こした独裁者。病的な猜疑心から権力を失い、最後は捕まって人民裁判を受けたのは記憶に新しい。一度、プノンペンのツールスレン収容所跡に行ってみたいと思っているけど、作中のS21だったとは、たった今、ぐぐって知りました。勉強不足。

スターリンはソ連の独裁者。レーニン亡き後のソ連共産党で権力を得、28年間も君臨、あいだの第二次世界大戦なども含めて4000万人もの自国民を死においやったのはヒトラー以上ではないか。こちらも猜疑心の強さは言うに及ばずで、何というか独裁者というのは似てる部分があるのか、似たもの同士が独裁者になるのか。

引き続きミロシェビッチも見る予定。

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トワノクオン 第3章「夢幻の連座」

第2章を噛みしめるように見直して第3章です。

能力者の少年を助けようとしてイプシロンの前に立ちはだかったテイは、そのまま気絶し、イプシロンと意識がリンクしてしまう。クーストースの上代はイプシロンの意識からリンクを辿るよう命じ、探られまいとするリョウやユリ、ミウとの攻防が続く。一方、助けた少年がテイとイプシロンに関係があることに気づいたクオンは、その深層意識にダイブする。彼が見たのは懐かしい過去の記憶、自らの力に目覚めた忌まわしい事件であった…。

クオン、ユリ、テイ、イプシロンの過去が明らかになる回です。( ´Д⊂ヽ

クオンにはトワという弟がおり、能力者だけが住む里でひっそりと暮らしていました。しかし、おそらくトワが助けた外部の猟師から里の存在がばれてしまい、クオン以外は皆殺しの目に遭ってしまったのです。激しい怒りにかられ、惨殺者たちを屠ったクオン。それが千年前のことなのでしょうか。
ユリは子どもの頃に性的虐待を受けたことがあったようで、倒れたテイに触れることで、その記憶がフラッシュバックしてしまいます。
テイは子どもの頃は座敷牢に閉じ込められていました。誰とも触れあうことを許されず、お祭りも格子窓から聞こえる音だけだったと言うテイ。
クオンはともかく、ユリもテイもヘビーな生い立ちです。

そしてイプシロンには妹がいました。名前が予告でもあった「リサ」です。でもテイがリサだったわけではなくて、イプシロンの過去の記憶にシンクロしたテイは、リサの姿になりかわっていただけだったのでした。イプシロンは「おまえら化け物を倒すために自らサイボーグになった」と言っているように、過去に両親と妹を能力者に殺されたことがあったのですが、実はその記憶も彼が書き換えたもので、両親を殺した能力者とは、妹のリサが能力によって変貌した姿であり、両親と妹を焼いた火事もイプシロン自身の能力によるものだったのです。ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
第2章で神無月がキリを励ます時に言っていたんですが、「能力とは望みを叶える力」だと。つまりイプシロンの能力とは、忌まわしい妹の変貌と両親の殺害を消し去ってしまいたいとするための発火能力だったんかな〜と思いました。

なかなか現実に戻ってこられなかったクオン、テイ、イプシロン、少年(キャストでツトムと判明)でしたが、少年を説得して、ようやくリンクを断ち切り、テイを助けるために逆探知を妨害すべく都内を走り回ってダミーを置きまわっていたユリと、彼女を助けるためにテレポートしたタカオを助けるため、クオンがラスト、出撃します。タカオは第1章で傷ついた手と足の骨折もまだ完治していなかった上、今回の初めにダメージを受けたらしく、ユリを助けに行った時に今度は足首を骨折したもんで、二回目のテレポートができなかったのでした。タカオ、ちゃんと訓練しようよ…

クオンがインサニアの姿になったのは1000年前からのようです。それは彼の仲間を守りたいとする気持ちが「攻撃は最大の防御」って感じで攻撃力に転化してる感じもします。
激しいダメージを受けながらもベータ、ガンマ、デルタにダメージを与えたクオンに、神無月が依頼した仕掛けが作動して、クーストースは引き上げたようです。上代は内部の犯行を疑っていますが、そこから神無月が辿られちゃうとやばいな…。

最後、再登場のユーマがクオンに「人を殺したことはあるのか?」と訊いて、クオンが「ある」と答えたところで今回は幕。むむむ… そろそろDVD欲しい病がむずむずと…

早速、ネットでDVDの情報とか探していたら、「超人ロック」に似ているという意見を見ました。あ〜、わしも最初に思いましたが、ロックは基本、孤独というか、全人類を守ろうとする超人なんで仲間を守ろうとするクオンとは違うと思うんすよ。「超人ロック」は個人的には10巻ぐらいまで(「星と少年」ぐらい)がおもしろくて、「ロード・レオン」がいっとう好きなんですが(好きなキャラもレオンvv)、ナガトが出てきて帝国ができた辺りから、なんか飽きてしまいまして、読まなくなりました。まだ連載やってるんだけどね…

どっちかというと、イプシロンのキャラがどこかで見たことがあるなぁと思っていたら、「ボトムズ」のイプシロンまんまなデザインな気がしますが、あちらが道化で終わってしまったのに対し、こっちのイプシロンは能力者だったこともわかって、次回はイプシロンを囮にクオン(インサニア)を狩ろうとするクーストースとの戦いがメインになりそうなんで、イプシロンは仲間になりそうな感じです。それが「ボトムズ」のイプシロンへの救いでもあるかなぁとか思わなくもありません。

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将軍家光の乱心 激突

監督:降旗康男
アクション監督:千葉真一
出演:石河刑部(緒形拳)、多賀谷六兵衛(長門裕之)、堀田正盛(丹波哲郎)、伊庭庄左衛門(千葉真一)、阿部重次(松方弘樹)、猪子甚五右衛門(胡堅強)、徳川家光(京本政樹)、砥部左平次(織田裕二)、祖父江伊織(浅利俊博)、郡伝右衛門(荒井紀人)、土門源三郎(成瀬正孝)、矢島局(加納みゆき)、お万の方(二宮さよ子)、堀田正俊(真矢武)、ほか
主題歌:THE ALFEE
1989年、日本

アクション時代劇。実家でご飯を食べていたら、父が見出して、緒形拳さんだの長門裕之さんだの千葉真一さんに松方弘樹さん、さらに「少林寺」シリーズで時に李連傑の先輩となり、兄貴となり、ライバルともなった胡堅強さんが出ているにあたって、一緒に見始めたところ、荒唐無稽な大活劇でなかなかおもしろかったです。わし、こういうの好きなんす。時代劇って要はジャパニーズ・ファンタジーだと思ってるので、外連味たっぷりの活劇は好みですわん。

日光で湯治をする3代将軍・家光の世継ぎ竹千代が何者かに命を狙われる。数日後の江戸城での元服を控え、石河刑部を初めとする7人の浪人が集められ、竹千代を守って江戸へ向かうことになるが、竹千代の命を狙っているのは実父・家光であった。老中・阿部重次の命により集められた大軍が竹千代を追う。石河刑部たちは竹千代を守って戦うが、一人、また一人と倒されていくのだった。

途中までは山の追跡劇なんですが、敵方が大軍を投じて山狩りを決行すると、馬もまじえての激しいアクション・シーンとなって、石河刑部の部下たちが一人ずつ倒されてしまいます。ここら辺が最大の見せ場で、デビューしたてだという織田裕二を筆頭にそれぞれが壮絶な死闘を演じ、倒れていく様は圧巻。織田裕二は爆弾抱えての死とは、なかなかいい役をもらいましたな。長門裕之さんなんか火だるまになって大軍に突っ込んじゃうしね。最後は石河刑部まで倒されちゃうしね。
7人の用心棒たちを失って、竹千代の乳母・矢島の方と堀田正俊だけでよく江戸に着いたな!とか思いましたが、そこら辺は石河たちの奮闘があってということで、竹千代は狂った父・家光と対面し、5歳ながらあっぱれな幼君でした。

野心に燃えた老中かと思いきや、阿部重次は家光の葬儀中にこっそり腹を切ったので意外な忠臣だったようで、そこら辺もおもしろかったです。

たまには、こういう荒唐無稽な実写アクションなんてのもいいものです。

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