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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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映像の世紀 第6集

中国、インド、ベトナムを中心に第2次世界大戦前から第1次インドシナ戦争でフランスが敗北し、アメリカが介入するまでのアジア。副題は「独立の旗の下に」

実はここから第10集までが初見。やっぱり見ておけばよかったなぁ。でも見られたからよしとしよう。

バンドン会議、たきがは、むか〜し、日本が出席していないと勘違いしたことがあった。考えてみれば、開催された頃はアジアで唯一の敗戦国、そうとう肩身の狭い思いをしていたのかもしれない。独立を果たし、堂々と演説するネルーや毛沢東のが圧倒的に目立ってるもんなぁ。

そして、ベトナム戦争(第2次インドシナ戦争)を予見してひとまず幕。
現在に至る「世界の警察」を自認するアメリカの暴走っぷりは、まず、ベトナム戦争から始まってるんじゃないかなぁと思った。

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映像の世紀 第5集

副題が「世界は地獄を見た」。第2次世界大戦関連の映像を扱う。

第2次世界大戦中の死者は6500万人、そのうち2/3の4000万人は武器を持たぬ一般市民であった。その数のすごさに言葉を失う。アウシュヴィッツを始めとするホロコーストでの死者、南京大虐殺を含む日中戦争での死者、スターリングラード攻防戦を含む独ソ戦での死者、2発の原爆による死者、東京やドレスデンを始めとする都市への空襲、これらを数え上げてもまだ4000万人には至らない。現代でもかなり大きな国が絶滅したに等しい数の死者。まさに「地獄」であったろう。
あってはならなかった死者の数、そのクライマックスに置かれた2発の原爆。人類は何という罪を犯したのだろうと思う。そのおびただしい犠牲の上に築き上げられた今日の平和、たとえ各地で紛争が続いていても、今の平和を容易に失うようなことになってはならないし、そのために書かれた日本国憲法第9条は、当の日本こそが世界を先導して守っていかなければならないと思った。

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映像の世紀 第4集

サブタイトルに「ヒトラーの野望」とあるように、1933年に政権を握ったヒトラーが1939年に第2次世界大戦を引き起こすまで、ヒトラーと世界との関わりを中心に綴る。スペイン内戦やイタリアのファシスト党とムッソリーニ、軍国主義に突っ込んだ日本が満州事変を起こし、日中戦争に入り、南京大虐殺を引き起こしたあたりも当然入ってる。

第1次世界大戦の敗戦とベルサイユ条約により、多額の賠償金を押しつけられたドイツ。1929年に始まった世界恐慌は、そうでなくても息も絶え絶えだったドイツにとどめを刺したようなもので、ヒトラーが「民族の誇り」や「強いドイツ、大ドイツ帝国の復活」を掲げて登場した時には国民には「颯爽」と見えたんだろう。熱狂的にヒトラーとナチスを受け入れたドイツは、その後続く、ユダヤ人を始めとした迫害などにも集団的な抵抗を見せることなく、強制収容所・絶滅収容所を意識の外にシャットアウトして、敗戦までヒトラーやナチスとともに突き進む。
確かに「白バラ」のようにヒトラーの政策に批判的な人がいなかったわけじゃない。でも、第2次大戦中の狂気という意味ではドイツと双璧を成すであろう日本ともまた違った道を歩んだドイツ。日本がどうしてそういう道を歩んだのかは「昭和史」という名著に詳しいが、ドイツにも同様の書籍があるのかなぁと思った。

どうでもいいのだが、この時代のイギリスの首相チェンバレンというのは、びんぼったらしいおっさんやのう(また、なんて暴言を)。

追記:日産マーチが真似っこしてるんで有名なフォルクスワーゲン、実はヒトラーが大衆にも車を、という主旨の元で作らせた量産車だったそうな。うわー、まじですか。ドイツの高速道路、アウトバーンがナチスの雇用対策で造られたのは有名だが、まさかワーゲンまでだったとは。あの車を見て「かわいい」とはとうてい思えないじゃないですか、ねぇ?

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映像の世紀 第3集

第1次世界大戦後、バブルな好景気に沸くアメリカと世界恐慌の始まりまで。
2つの大戦のあいだのつかの間の平和かと思いきや、戦場にならなかったアメリカではまさに「バブル」としか言いようのない好景気。フィッツジェラルドが「欲しい物が全部手に入ってしまったから、今以上に幸福になれない」なんてことを書いていた。ううん、そこでどうして物質的な豊かさしか求めんのか不思議。精神的な豊かさはアメリカ人、アウト・オブ・眼中なのか?
けれど、そんな都会の豊かさに隠れて、農村では戦時中の拡大生産が尾を引いて農産物の暴落で没落農家が出まくり。「怒りの葡萄」ってこのころの話だったかなぁ? たきがは、これに主演したヘンリー=フォンダの格好良さにのっくあうつされた経験がある(間違っても色男的な格好良さではないが)。農家が落ち込んでるということは人間の基本である食が危ないというわけであり、空前絶後の好景気も怪しい。でも、大多数のアメリカ人はそんなことには気づかないで、ましてや戦争で痛手を受けたヨーロッパもわかってなくて、アメリカに移民が多かったのもこの時代。ちゃっかり勝ち組に乗っかって漁夫の利を得た上に、共産党革命の起きたソ連にシベリア出兵をして、いちばん最後まで居座って国際的な非難を浴びたという厚顔無恥な日本も、この時代の目標はアメリカに追いつき追い越せだったんじゃなかろうか。
しかしこの好景気が永遠に続くと誰もが信じていた1929年10月、ついに世界恐慌が始まる。それは突然株価が暴落したように見える。でも、どんな物事にも原因と結果があるのだから、誰も気づかなかっただけでその兆候は何年も前からあったのだろうと思った。

どうでもいいのだが、DVDへの書き込み状態が良くなく、Macで見てると途中で切れる。ううう

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映像の世紀 第2集

第1次世界大戦。最初は近世的な馬と大砲による戦争だったのが、大方の予想を裏切って長引くにつれ、第2次世界大戦でヨーロッパとアジアに破滅的な打撃を与えた大量破壊、無差別殺戮をもたらした戦争に移行していく。
そのあいだに起こったロシアの2つの革命の映像や、インドで志願したガンジーなども挟まれる。

兵士も為政者も誰もが始まった時には「クリスマスまでに帰れる」と思っていた戦争がなぜ、4年の長きにわたったのか。そこらへん、読み解いてくれた本とかないかなぁ。その長さが、まさに「世界大戦」の名にふさわしいものとなったのか、知りたい。しかし、長さだけだったらヨーロッパでは百年戦争とか三十年戦争とかやってきてたわけなんで、参戦した国の多さが「世界大戦」なのかなぁ。って、たきがは、史学科卒業のくせにそんな認識でいいのか。ただ、弾丸数では日露戦争の500倍とか言ってたんで、規模的に「世界大戦」としか言いようがなかったのかも。

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