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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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リーンの翼 第3話

地上人のオーラ力。

サコミズに客人扱いのエイサップ、郎利、金本、海自2人。海自の2人は一緒にバイストンウェルにやってきた飛行機(爆撃機? 武装してるから輸送機ではないか)にそのまま搭乗するが、郎利と金本にもオーラバトラーを与えたサコミズは、リュクス捜索に一行を当たらせ、さらに監視に部下をつける。アマルガンに助けられたリュクスは、エイサップを取り戻すためにホウジョウに行くことにし、アマルガンも同行。しかし途中で鉢合わせした双方は戦闘になり、郎利と金本はアマルガンに後れを取るが、2人を囮にしたコモンの攻撃により、アマルガンとリュクスは囚われの身となってホウジョウに連行される。また、アメリカ軍の特攻により撃沈したと思われた戦艦レンザンは無事で、アメリカ軍と交渉中。

と書くとかなり急展開のようにも見えるが、見終わって「おなかいっぱい」とならないのはなぜでせう? しかしやっと物語が動き出したのであと3話、今度はどう収拾するのか見物である。と言っても、それほど問題ないからなぁ。サコミズが問題といえば問題なんだけど、なんかおとなしいキャラだしなぁ。

海自の飛行機、地上と電波通信。おいおい、何でもありですか。エイサップたちはショウのように「宇宙人」扱いされなくてすみそうな。

サコミズ、前話でくそみそに書いたが、どうやら内に抱え込んだ願望、という感じで狂気に狩られた王ではないようである。それはそれであんまりおもしろくないんだけど。たきがは、ドレイク好きなんだけど、あの野心もさることながら(声もポイント高いわけだが)、懐の広さを感じられて、覇王というに相応しい人物であったと思ったわけ。サコミズにそれがあるかな。いまのところ、同じ地上人、しかも日本人というシンパシーでか、エイサップたちを優遇してるようにも見えるが、あの〜、サコミズってどう見ても40代はいってるでせう。その彼が、たかが反米の郎利の言に乗るかな、と思うわけ。郎利も金本も軽いキャラで、まぁ、エイサップもそれほど一本筋が通ってるわけでもないんだが、さらに軽いのよ。その彼らに「反米いいっすねぇ」とか同感されて、嬉しそうな反応してんなよ、とか思ってしまいますた。
しかし、「小倉に落とされそうになった原爆を阻止して、その時の爆発でバイストンウェルに戻った」って問題発言じゃありませんか〜? それはたきがはも、第2の目標が小倉で、天気が良くなかったんで長崎に変更になったことぐらいは知っておるが、その話し方だが3発目ということで、そうなると作中の日本は2発の原爆を落とされても降伏しなかった事実があるわけで、もはやこれはフィクションちゅーよりパラレルな世界ではないのかと。それにアメリカは3発目を落とそうとした、という暗黙の事実もあるとなると、鬼畜〜?というのは、これ、世界に発信できんのか、とか。サコミズの打倒アメリカを正当化するネタにしてはちと大きすぎるような気がするんだが、どうなんであろうかね。

もう出ないと思ってたら、エイサップの父ちゃん、再登場。基地司令官だから、地上が出たら出るのか。しかし、バイストンウェルと地上との時間の流れ方はどうなっているのやら。

「ガロウラン」懐かしい言葉だが、今回は出番なさそう。ホン・ワンとか、あの後、どうしたのかなぁ。

フェラリオのエレボスに言い寄る男たち。「あたしだって選ぶ権利ぐらいあるんだからね」なんて、そうですか、そういう位置づけですか。

いつの間にか「リュクスに会いたかった」とらぶらぶモードな主人公カップル。進展はやいよ。こっちのが驚きだよ。

以下次号。

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リーンの翼 第2話

ホウジョウの王、シンジロウ・サコミズ登場。ちらりと立ち読みした小説「リーンの翼」では特攻兵であったかと。歌舞伎のような隈取りしているのは狂気を表現したいのか。しかし、そのわりに表情が乏しい。ほとんど能面の上、声がどーも大根に思えて気に入らない。小山力也氏、昔、「はじめの一歩」で鷹村さんを演じてたが、二枚目の鷹村さんはともかく、理不尽大王が全然ぺけだったので見るのを止めたので、今度はどうかと思っていたが、娘に「妄執に憑かれた父上」と言われるには迫力足りない。歌舞伎者には「気違いじみた」という意味合いもあったはずだが、それだけでごまかせっか。その分、漫画はかなり狂気を感じさせる演出になっていて良いかな。元特攻兵がバイストンウェルから日本に戻り、当初の予定どおりアメリカをたたく、という妄執に狩られている王にはちと見えん。リュクスが16歳ぐらいとして、17年以上もそういう妄執を抱き続けている王にしてはちと行儀が良すぎる。

キャラクターの塗りが相変わらず薄い。どうもパステル系の色ばかり使ってるせいか〜? 逆にオーラバトラーや戦艦、背景の塗りはなかなかいい味。しかし、ヒーリングミュージックとか見てんじゃないんだから、人物にもっと力入れていただきたい。

オーラバトラー、くねくねした動きが、「ダンバイン」でのちょっと形の変わったロボットとえらく違う。これはこれでいいのだが、おもしろいのだが、どうもキャラクターが平面でオーラバトラーが生き生きってなんか違うような気が。確かにロボットアニメだと思うけど、キャラクターあってのオーラバトラーかと。しかしオーラバトラーの動きはすごく良い。腹ぼてコクピットはどうも美しくないのと、ナナジン、いきなり二人乗りで全然窮屈そうな演出がないのはどうか。オウカオウ、ズワースやレプラカーンみたいな重量級のオーラバトラーかと思いきや、動きはすごく軽い。個人的にはもっとどっしりした動きのが良かったかなぁ。ナナジンはまぁ、ダンバインだしな。

ジャコバアオン、「ダンバイン」のふくよかさとは打って変わったがりがりぶり。何があったんだ。あと前は確かに女性だったはずなんだがフェラリオの王って、女王でもええやんけ〜。ミ・フェラリオか、えらくでかくなったようだが、チ・フェラリオとリュクスが言ったような気もするので別の種族と考えておこう。しかしでかいね。人間の子どもサイズ。これぐらいあれば、チャムもマーベルと張り合えたろうになぁ。その場合、チャム・ファンは減ったのかもしれんが。

い〜つ〜か〜ら〜バイストンウェルの空に星が見えるようになったんじゃーッ!!

海と陸のあいだの世界なんだから星空が見えちゃあかんやろ。魚影かと思ったけど、あの描き方は星空の方がしっくりくるぞ。

話のテンポ、遅すぎない? バイストンウェルにやってきて、ジャコバアオンに聖戦士認定されて、ホウジョウ行って、ナナジン動かして、もう少しエピソード入れられないか? たきがは、オールドファンなんで、こういう最近のアニメにありがちな遅さって気に入らんだけかなぁ。今川監督はてんこもりが多いしなぁ。ただ2話もかかって、RPGならば、プロローグが終わったぐらい(それを言ったら「シェンムー」ちゅうゲームはプレイ時間2週間でプロローグというのは有名である。なにしろ、ン億かけた第1章って、主人公が横須賀から中国に旅立つまでなんだもん。それなりにおもしろかったが、続編をやろうという気にはならなかったものさ。アニメ顔の主人公とダブル・ヒロイン以外は妙にリアルタッチな登場人物のギャップもあんまり好きでなかった)であろう。思い切って1話に詰め込んで、2話目から本編ばーんと初めてくれた方が良かった。もう、エイサップの両親とか、友人のエピソードは極力カットしてさ。と言っても、この先、両親がどれだけ話にからんでくるのかわからんが。友人は一緒にバイストンウェルに落ちてきたんで、トッドぐらいの活躍はしてくれるのを期待する。

1話目、アメリカ兵が戦艦に特攻。あり得るか? いくら「世界最強」を自認していても、それを証明するために死ぬか? そんな馬鹿なことをさせるのは旧日本軍だけでよろし。脚本以前に、ちと監督のセンスを疑うぞ。

ひとまず第3話も一緒に借りる。キャラクターに思い入れがないので、つまらない。たきがはの嗜好でいったらサコミズか、アマルガンなんだけどなぁ。どっちも半端でなぁ。リュクスは1話目より声が凛としてきたので良いかも。エイサップも巻き込まれ主人公の典型なんで、もうちっと自分で動いてくれるとおもしろいんだがなぁ。まぁ、時間いっぱいあった「ダンバイン」と比べるのは酷というものか。

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ウォーターボーイズ

矢口史靖監督。

テレビでやってたんで見ますた。相変わらずおもしろい。前半のクライマックス、「有楽町ブルース」だったか、に載せてシンクロやろうとして大失敗のシーンがいちばん好きだったりするんだ。
やはり妻夫木聡は、こういう情けないキャラクターがよー似合うと思った。へんにかっこつけない方がいい味出してると思うのだが、どうだろうか。へたに二枚目はらない方がええと思うで。「どろろ」とか。

主役級の5人がそれぞれに見せ場があって、活躍しているところがいい。ゲームセンターでダンスの才能を開花させる太田、佐藤が好きで思いを遂げる早乙女なんかが好き。
杉本哲太氏のいささかオーバーな先生もナイス。やっぱりおもしろいよ、「ウォータボーイズ」

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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力道山

ソル=ギョング主演。中谷美紀、藤竜也、萩原聖人共演。監督名忘れた。一応、韓国映画。

1944年、日本。相撲部屋の弟子、キンは朝鮮人と馬鹿にされ、兄弟子から不当ないじめを受けていた。ある日、東京で空襲があり、芸伎の綾を助ける。その後、同じ部屋の力士が幕内に入り、後援会についた菅野会長に取り入ろうとして成功する。その時の報償に綾をもらい、夫婦になり、力道山という名をもらう。だが、10年間相撲界で頑張った力を、朝鮮人という理由で大関に取り立てなかったことに不満を覚えた彼は、偶然知り合ったレスラーからプロレスに魅力を覚え、アメリカで修行。菅野会長の助けもあって、凱旋帰国すると、日本プロレス協会を立ち上げる。街頭テレビを通じて力道山は日本の英雄となっていった。だが、強さに執着し、敵を作りすぎたことで、徐々に菅野会長とのあいだに亀裂が生じてしまい、連れ添った綾も彼の元を去っていった。野球の人気球団、巨人に長嶋や王というスター選手が入ったこと、来年はオリンピックで各家庭にテレビが普及した1964年、とうとうプロレスのテレビ中継は打ち切られてしまい、力道山も誤解がもとで刺され、死を遂げるのだった。

カメレオン俳優ソル=ギョングの本領発揮であります。ええ、中谷美紀さん、藤竜也さん、萩原聖人さんはどう逆立ちしても前の出演作がイメージでき、ぶっちゃけ、イランのマフマルバフ監督に曰く「邪魔をする」わけでありますが、ソル=ギョング氏はそういうことがありません。ええ。たきがは、力道山の顔は知りませんが、力道山にしか見えませんでした。なんですか、豪華スペシャル版には力道山に本物の映像もついてくるようですが、それを見ていても、作中、そこにソル=ギョングが力道山を演じているのだとは思いませんでした。成り切っております。朝鮮人ゆえの差別、一世一代の賭け、アメリカでの成功と凱旋、英雄ゆえの孤独、狂気、勝利への執着と周りとの齟齬、力道山とはこんな不器用な人だったんかなぁと思いました。彼は朝鮮人であり、同じ故郷からの友人もいたのに、英雄と祭り上げられてからは自分が朝鮮人(戦前からの話なんでこういう言い方をしておりますが)であることをカミングアウトできずに終わってしまうのです。その友人は、朝鮮戦争後の北朝鮮に帰りさえするし、故郷からの手紙も受け取ってくれていたのに。
菅野会長の命令で夫婦になった綾、彼女はそんな力道山を愛していたのだろうか、愛していた、不器用な人に彼女なりに精一杯の愛を注いだ、けれど終盤、「一度だけ負けてください」と言った時、それは彼女の意志だったのだろうか、会長の命令だったのだろうか、なんてことを思って、すごく切なくなりました。彼女は力道山に負けて、引退してほしかったのだろうか。出会った時から彼は力士だったわけで、それ以外の彼を知らない彼女は、引退した力道山と暮らせたのだろうか、暮らすつもりだったんだろうか。最後、「あなたを待っている家があることを忘れないで」と言った下町の家に戻った綾、そこへふらりとやってきた力道山は、そこに綾がいることを知らずに去ってしまいますが、もしもそこに綾がいたら、彼はどうしたのだろうか。出逢いはふつうの男と女だったのに、再会は強制的なもの(会長に「欲しいものがあったら言ってごらん」と言われて「綾をください」と言ってるので)だった。そしてその後も綾の後ろには会長の影が見え隠れする。大事に力道山との写真を飾っていた綾、それが割られてしまった時、彼女の愛は終わってしまったのかなぁ、なんて思い、でも、エンドクレジットで「それから間もなく綾もこの世を去った」と書かれると、どこか運命的なものを感じなくもなく。自分が綾だったらどうするのだろうと、いろいろと複雑な思いでありました。
藤竜也氏。こういう役がはまってます。逆にひねりも何もないので安全といえば安全ですが、全然おもしろくもなんともありません。はっはっは。まぁ、無難ちゃ無難。
萩原聖人氏。やはり会長の命令で力道山の秘書を務めることになりますが、基本的には会長の意向どおりに力道山が動くか見張る役目。でも、最後、力道山が会長から絶縁状を突きつけられた時にはなぜか残り、おそらく臨終にも立ち会ったかと。最初から会長の下っ端、というキャラ像は見え見えなんですが、子どもいるとは思わなかったね、あたしゃ。力道山に「今日は息子の誕生日だろう」と言われて「ご存じだったんですか」と返すシーンがありますが、わしも息子がいたんか、つーことは既婚ですか、そうは見えない、と驚きました、はい。ついでに、最後、力道山のもとに残るとは思ってなかったんで、これも驚きで。腹に一物ありそうなキャラははまり役。
ラスト、力道山と綾の新婚時代の写真エピソードが回想的に盛り込まれまして。たきがは、こういうの弱いんだよなぁ。

ソル=ギョング氏が力道山のために20kgぐらい太ったと読んだ時から、けっこう期待してたんですが、例によって映画を見ない時期になってたんで、引っ張りました。でも、なかなか良い映画です。

しかし、いくらレンタル版とはいえ、おまけ映像がないってどうよ。タイトル画面くらい行けるようにしてくれよ。たきがは、うっかりあちこちDVDプレイヤーのメニューいじってて、いきなり宣伝始まったもんで、こんちくしょうとか思ってましたが、一応、あれは本編後の宣伝だったのね。でもさ、いくらレンタルだからって買え買えな態度はどうよ。おまえら、ほんとに映画を宣伝する気あるのなら、宣伝だけじゃなくて、主演クラスの俳優のプロフィールくらい入れてくれよ。売るのがすべて、な態度じゃあかんと思うぞ。そこから別の映画への興味が派生するのは出演者に興味を抱いたからで、宣伝に興味を抱いたからではないと思うぞ。
でも、販売元がSonyなんで、たきがは、SonyってPSの参入前から好きじゃないんだよね。でもさ、PSって売れれば王様、みたいな感じで、傑作も確かに出したけど、駄作も多かった。まさに悪貨良貨を駆逐する、で、Sonyの一人勝ちにさせちゃったけど、あの頃からだんだんゲームの方向性が間違ってきたように思う。あのさ、ゲームが好きでもないやつが、売れるからって参入してくるなって言いたいよ。映画も同じだよ。売れる、売るしか考えなければ、日本の映画業界はつぶれるで。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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リーンの翼 第1話

富野喜悠紀監督。全6話。

やっと見る。かの「ダンバイン」というより、小説「リーンの翼」の続編と考えた方がいいようだ。未読だけど。出てたのはリアルタイムで知ってたんだけど、あまり興味がわかず、手に取らなかったんだよね。
あのころの角川は最初新書で出して、後で文庫、というパターンが多く、当然、文庫のが安い。貧乏だったから、当然、安い方がほしい。いまのようにブックオフもなかったし、古本屋も少なかった。たきがははそれで「宇宙皇子」が文庫になったとたんに読むのをやめた。後に50巻ぐらいで完結したんで、買ってたら大変だったなぁとは思ったが、いまだに続きも読んでないので読まなくて失敗したなぁという感想はない。新書と文庫では紙質にも差があったが、質より量で本が読みたかった時代なんで、そういうクォリティは求めてないのであった。

閑話休題。

人物の塗りが平べったいのが気になる。そこにいるキャラクター、という肉感がない。薄い。最近のアニメの特徴か。やたらに濃い今川作品ばかり熱をあげているせいか。
第1話ということでまだ導入部。しかしつかみ弱し。これからの展開を聞きかじっているので続きを見ようかという気になるが、まったくのご新規さんには敷居が高いのではないか。
キャラクターが多くてごちゃごちゃ。
近未来の日本(か?)に出現した異世界の人物と戦艦、異世界に落ちてゆく主人公たち、という展開も早い。早いのはまぁ、いいか。説明ないし。
やはりこれ1枚だけというのは消化不良気味。全6話いちどに借りればよかったなぁ。でも真ん中抜けてたんだもんなぁ。

一緒にソル・ギョング(「ペパーミント・キャンディ」「シルミド」「燃ゆる月」など)の「力道山」を借りる。

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