忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

リーンの翼 第5話

東京湾。

リーンの翼が開いたオーラロードは、ホウジョウ軍と反乱軍を東京に連れ出す。しかし、エイサップとサコミズだけ昭和20年当時の日本、大空襲を受ける東京に連れていった。サコミズの命令どおり東京を攻撃するホウジョウ軍、その中には「平和ぼけ」とうそぶく郎利と金本の姿もあったが、彼らは東京タワーさえ一撃で破壊できるほどの力を発揮した。不在の父に代わって攻撃をやめさせようとするリュクスだったが、ホウジョウ軍に取り入って独立を果たそうとするアメリカ軍のマキャベル将軍はコドールと手を組み、彼女はサコミズはすでに死んだろうと言うのだった。一方、エイサップは東京空襲を止めようとするが、過去に手を出すことはできず、リーンの翼はさらに彼らを原爆が落とされる瞬間の広島へ、地上戦真っ只中の沖縄へ連れていく。「これはもはや戦争ではない」と言って涙を流すサコミズに戸惑うエイサップ、最後に彼らは19年前の岩国で、エイサップの両親を見るが、リーンの翼は現代の東京に戻す。無辜なる民さえ殺された広島や沖縄、その沖縄を犠牲にした上に繁栄するいまの日本、激しい怒りに燃えるサコミズは、日本に鉄槌をくだそうとする。リーンの翼さえ彼に味方しているいま、エイサップにサコミズを止めることはできるのか。

いや〜、すげえ詰め込みだったすね。現代の東京でのホウジョウ軍、反乱軍、リュクス、郎利と金本、コドールとマキャベル(とアレックス、エイサップのぱぱ)に加えて、過去に飛ばされたエイサップとサコミズが同時進行してるんですもん。ただ、なんちゅーか、これぐらいの情報量は歓迎であります。いままでが進行とろすぎたと思ってるんで、無問題です。個人的にはエイサップ両親のエピソードは蛇足な気もしますし、出番はありますが、エイサップのぱぱという以上の意味のないキャラクターですんで、アレックスは出番なくてもいいかなと思います。エイサップの父がアメリカ軍基地指令という設定もいまんところ不要、と思ってます。最終回で収束するにはあまりに端ネタなんで、最初からこんなところに時間かけんでも、ということです。
まぁ、そんなことを言うと、反乱軍も微妙な位置です。反乱軍、そんなに書き込まないで、もっとホウジョウに時間かけても良かったんでないかな〜?? アマルガンは一応大将なんで、ちゃんと出番ありそうだけど、キキとかヘベとかそれほど書き込まんでも良かったんじゃないかな〜?? 最終回でそこまで収束できんのか。
さんざんくそみそに書いてきましたが、サコミズ、やっとらしくなってきたけど、まだ物足りない。最初からこれぐらいのテンションだったら、いまごろもっとはじけてると思うんですが、いかがざんしょ。ただ、まだ彼の言い分には頷きがたいところがあります。いまの日本が気に入らないからといって、ホウジョウ軍のやってることは沖縄戦でのアメリカ軍と五十歩百歩だと思います。特に郎利と金本の馬鹿二人は最悪です。だいたいたきがは、「平和ぼけ」なんて言うやつは嫌いです。その平和を得るためにどれだけの人が犠牲になったと思ってるのですか。しかもこいつらにはサコミズほどの大義名分もありゃしません。いいや、どんな大義名分があろうとも、東京タワーにいた人たちを殺すほどの理由とは思いません。こいつら、すげーむかつきます。最終回でどう収束するのか、大変興味深いです。
第3話よりいろいろと問題の多い、今回のフェラリオたちですが、エレボス、いまのところ、大して意味ないなぁ。果たして、彼女はチャムに化けるのでしょうか。今回、フェラリオって要らないような気もするんじゃが。前回のフェラリオ解放だって反乱軍の捕虜でも置き換えられそうなもんだし。
コドール、いまのところ、まだ不明。地上界に出たら、一族郎党とは早々連絡がとれんし、ホウジョウ軍ではサコミズがいなかったら孤立しそうだし、マキャベルを後ろ盾にしようにも力もないんじゃお断りされそうだし、サコミズが死んだろうと何でそんなに強気なんざんしょ。
エンディング、蝶の羽がオウカオーというのは早々にわかったんだけど、あとはリーンの翼とナナジンすかね。ところでナナジン、登場時は緑っぽい色だったのに、今回、赤っぽい。いつの間に染め変えたのか??

今回はもう一度見直してみるつもりです。いろいろと見落としてるところもありそうです。しかし、次が最終回って、やっぱり物足りないと思う。

拍手[0回]

PR

カムイ外伝とカムイ伝

間違えました…orz

部落を扱ったのは「カムイ伝」で、忍者のカムイは「カムイ外伝」。
たきがは未読は「カムイ外伝」の方でした。
で、映画化されるのは「カムイ外伝」でした。

そう言えば、「カムイ伝」読んでて、途中からカムイ出てこなくなっちゃって、正助(名前正しい)が主人公になってたんで、おかしーなーとか思ったことを思い出しました。

なんだぁ、じゃ、ただの忍者映画かぁ。がっかりorz

拍手[0回]

リーンの翼 第4話

王の奸計。

捕らえたアマルガンを拷問の末に、無理矢理投降書に拇印を押させるサコミズ。一方、彼は地上へ出た時に備えて現在の日本を知り、口の軽い郎利と金本から情報を得る。海自の二人は口が堅かったのだ。そして反米から王への共感を語る郎利と金本を参謀に取り立てるとサコミズは口約束をし、オーラバトラー・キントキを与えた。フェラリオたちを捕らえ、海自の飛行機に乗せると、サコミズは「反乱軍と和解する」と言って、エイサップとカスミに先陣を切らせるが、王の指示は「反乱軍と接触したら逃げろ」というものだった。海自の飛行機とフェラリオたちを囮に、サコミズは反乱軍を一網打尽にする計画で、その憎しみのオーラエネルギーがオーラロードを開くと考えていた。しかし、そうと知ってサコミズの意志に反する行動を取ったエイサップは、囚われのリュクスを助けたが、彼女は父を止めるべく、短刀をサコミズに突き立てる。ジャコバアオンもその行動を煽るが、エイサップはリュクスを止める。聖戦士のなりそこないとなじるジャコバアオンに自分はエイサップ鈴木だと主張するエイサップ。その時、サコミズの意志に反していたリーンの翼の沓が逃げ出し、エイサップとサコミズの真ん中に落ちる。同時にリーンの翼の沓に触れる二人。するとリーンの翼が出現し、オーラロードが開いてしまうのだった。

やっと主人公らしくなってきたエイサップ。ちょっと遅いなぁ。あと2話で終わりですよ? 主人公の存在感、もっと早い方がいいんでね?
逆に俗物というのも悲しい郎利と金本。薄い。キャラが薄い。反米と愛国唱えているだけなら今のネット右翼とどう違うのか。もともとそういう人種なのか。二人もいらねだろ、そんなの。またそいつらを「参謀としてキントキを与えよう」とか言っちゃうサコミズも軽い。
そう、個人的にいちばん不満なのは、すでにサコミズである。なんですか、彼ってば、70年も前にバイストンウェルに落ちてきて、ホウジョウ一帯を平定、って、どういう時間の流れ方をしているのか。実は見かけはああでもアマルガンよりじじいか? まぁ、それはいいとして、その70年も特攻死できず、生まれ育った日本に帰りたいと思っているキャラならば、もっとその思いの強さをいままでの話で演出してくれにゃあ。今回、いきなり「特攻死できなかった」とか言われても、あ、そ、てなもんよ。だからなに?てなもんよ。説得力ねぇよ? しかも「特攻死」ときたもんですよ、お客さん。いないとは言わないけどかなり希少なキャラじゃねぇすか? だってたきがは、「きけ、わだつみの声」とか読んだけど、「自分は日本のために死ねて満足だ」なんて読んだことねーもん。サコミズってそういうキャラですか? そんな奴に「生まれた世界に帰りたい」とか言われてもさ、なんか「いいよ、帰ってこなくて」とか思っちゃいますよ。ジャコバアオンの「そなたはバイストンウェルでの生をまっとうしてくれるものと思っていた」なんて台詞も、勝手なこと言ってんなよ〜とか思いますけど。サコミズの何がなんでも日本に帰りたい、そのためにはリーンの翼でも何でも使う、でも言うこときいてくれないから、憎しみのオーラでオーラロード開いちゃえ、えいえい皆殺しだ、おまえら、俺を憎め、憎んで憎んで俺に力を分けてくれ!(←この台詞間違い) になったというのも全部台詞で説明してるのよ。あのさ、それはいくらなんでもなくね? 奇異なキャラクターならばそれなりの演出してくれにゃあ。台詞で片づけちゃだめだろ。もう、登場時からそういうどす黒いオーラの感じられるキャラでなけりゃあ。あのね、前回も書いたけど、ドレイクって覇王らしい演出もあったし、声も重みがあったのよ。サコミズって、そういうのが足りんの。ただの悪役なわけ。だからつまらないんだよ。
「ダンバイン」というか、アニメのなかでも高位に位置するであろう悪女ルーザ=ルフト。サコミズの後妻コドールがそれに匹敵するキャラかと言われると、かなり苦しい。

背景は相変わらず美しいし、奥行きのある描き方も良い。
オーラバトラーのくねくねした動きも慣れてきた。かっこいいとは思わんが。まぁ、今回は生き物って感じなので、どうしてそうなのかわからんけど、それはそれでおもしろいと思う。

でも、たきがは、ぶっちゃけ背景がべたでも、オーラバトラーが硬質でも良かった。そんなものは何回も見直してから改めて堪能するものだからだ。だから「ダンバイン」の時もそんなものは気にしていないし、好きなのはあくまでも人間ドラマなのだ(「ゴジラ」の場合は逆で人間はどーでもいい。わしはゴジラや怪獣が見たいのである)。

「リーンの翼」の次回はどっちだ??

拍手[0回]

カムイ外伝

と言ったら、ずーっと東日本の生まれも育ち、同和教育なんて聞いたこともないたきがはにとって、部落を教えてくれた初めての漫画である。大学生の時じゃったかのぅ。ラストはショックだったんだけど、主人公で、カムイの義兄になる正助(名前うろ覚え)のキャラがあんまり好きじゃなかったんで、あくまで入口としてであるが。「橋のない川」は、その後、たきがはには「大作読破熱」という妙な癖があって、やたらに長編て手を出したがる時があったのだが、その一環で借りた本にはまっちゃったんで、「カムイ外伝」の後だと思われる。

その「カムイ外伝」を崔洋一監督(「月はどっちに出ている」「刑務所の中」とか)が実写映画化するそうである。カムイは松山ケンイチ(「デスノート」でLをやった)だそうだ。崔監督だからなぁ。「どろろ」よりちょっと期待できるだろうか???

で、松山ケンイチでいろいろぐぐっていたら、角川春樹事務所が「椿三十郎」(黒澤明監督)をリメイクするとかいう記事をはけ~ん。そういえば、昔、どこかで聞いたな、そんな話…しかし、気になるキャストといったら、

椿三十郎:織田裕二
室戸半兵衛:豊川悦司
監督:森田芳光

ありえねぇ。

こちらはとても期待できそうにない。いっそ、山本周五郎氏の原作「日々平安」より逸脱してしまった「椿三十郎」を、原作に沿って作ればまだおもしろいものができるかもしれないが、織田裕二って、時代劇には完全にミスキャストな気がするんだが…豊川悦司、好きだけど、最近、もっと仕事を選んでほしいような…この人が主演のリメイク「八つ墓村」なんて、テレビで見たって「金返せ」(一銭も使ってないのに。敢えて言うならば、電気代と時間か)な心境に陥ったものだった。たきがは的には「八つ墓村」は金田一ものの最高傑作なのよ。金田一さんが渥美清というのも無問題なぐらい。どうせ狂言回しだし。夏八木勲、田中邦衛、小川真由美、萩原健一といったキャストが最高だったのだ。それを、それを、あんな形でリメイクしやがって~!!! はぁはぁ。落ち着けや、ぢぶん。
ちなみに松山ケンイチがやるのは加山雄三がやった若侍の役だ。んー、いいんじゃないすか。加山だし。

「カムイ外伝」の映画は2009年公開予定。あの長編のどこを切り取るのか、楽しみ半分、恐さ半分。

拍手[0回]

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン

マイケル=チミノ監督。ミッキー=ローク、ジョン=ローン出演。

ニューヨークのチャイナタウンの祭り中、支配者のワンが何者かに暗殺される。その葬儀中、チャイナタウンの担当になったスタン=ホワイトは優秀な警部だが、強引な捜査のやり口で、共働きの妻とはうまくいっていない。ワンの後を継いでチャイナタウンのボスになったハリー=ヤンだったが、同時にチャイナタウンに攻撃を仕掛けてきた何者かに対処できず、ワンの娘婿、ジョーイ=タイに後釜を譲ることになる。スタンはジョーイの危険さを見抜き、彼を目につけるようになるが、チンピラたちを操り、ワンを殺させ、チャイナタウンを混乱に陥れたジョーイの化けの皮をなかなか引っぺがすことができない。でっち上げ捜査でチンピラたちを逮捕しても、その奥にいるジョーイを引きずり出せないのだ。妻との仲が悪くなる一方のスタンは、ワンの葬儀の時に知り合った中国系のアナウンサー、トレイシー=スーといい仲になっていった。しかし激しさを増すジョーイとの抗争中、チャイナタウンに潜入させていた見習い警官のハーバードを殺され、妻も失ってしまうスタン。その時、ジョーイはタイに出向き、カナダの中国系マフィアのマーを殺し、ヘロインの取引を有利に進めていた。妻を失って切れたスタンはジョーイを殴り、すっかり荒れたチャイナタウンに長老たちはジョーイの不手際を責める。ジョーイは麻薬の取引を優位に結んできたことでその失策を取り返せると主張するが、ハーバードが命がけでつかんだ麻薬取引の情報をスタンに現場を押さえられてしまい、一騎打ちに負け、自殺する。チャイナタウンの情報を盗聴していたことが明るみに出たためにスタンも免職になるが、彼を優しくトレイシーが出迎えるのだった。

ううう〜

主演ミッキー=ローク(スタン)だけん、ジョン=ローン(ジョーイ)が悪逆非道を尽くしても最後は負けちゃうし、悪役と言ってもチンピラ使ってるだけだから、いまいち凄みがない。唯一、タイでの取引のシーンで、「マー(カナダのマフィア)の方がいい条件だ」をうそぶく麻薬王にマーの生首をつかみだしたところは迫力あって良かったんだけど、なんつーかね、たきがはの期待してるのそういう悪役でなくて、自分の手は決して汚さず、部下を手足のように使う暗黒街の帝王なんすよね。しかもラスト、あろうことか、スタンに顔をぼこぼこに殴られるわ、包帯だらけでしかも銃での戦いで負けちゃって自殺しちゃうわ、悪は滅びるっちゅーんですか? いや、いいんだよ、フィクションの世界では悪が勝ったって。わしが見たいのはそういう悪の美学なんだから。

そういう意味では大変フラストレーションちゅーか、不満の残る話でして、まぁ、一方的に期待したわしもわしですが、理想像にはほど遠いもんでした。いやね、絶対に似合うと思うのよ、悪の限りを尽くすジョン=ローンって。実写版のノロイ(「ガンバの冒険」の悪役。白イタチ。たきがはの理想とする悪役像)みたいな。すげぇ格好いいと思う。想像するだけでぞくぞくするっす。

えー、ミッキー=ロークは最初からアウト・オブ・眼中。上司の部長が触らぬ神に祟りなしの典型的な公務員なんだけど、実はスタン夫婦への理解がある、というのはなかなか良かったすね。でも、スタンは免職されちゃうけど、最後は彼女ゲットしてるし、奥さん、殺され損か。それにしてもトレイシーの部屋って高そうなんだが、風呂に囲いがないのは衛生上どうなのか、変な心配をしたたきがは家では、鍋敷き、醤油差し置き、さらに去年の夏に買った藺草マットにまでびしびし黴が生えまくり、藺草マット見た時にはもう、しょんぼりっちゅーか、泣きたくなったですよ。マットはともかく、フェアトレードのバーゲンで買った毛布入れにもなる、お気に入りの抱き枕まで黴移っちゃってさぁ。梅雨も明けたからこれからは前ほど心配しなくて良さそうだけど、今度はそろそろ乾燥が心配ちゅーのも何だかね。

閑話休題。

実は「殺人の追憶」も見たかったんだが、吹き替え版しかなかったので諦めたのだ。こういう時にDVDってほんまに便利だと思うわ。ビデオって選択肢ないもんなぁ。見たいと思っていたのに見なかった映画を、この機会にいろいろ見ておこうと思う。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン