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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ある愛の詩

出演:オリヴァー(ライアン=オニール)、ジェニー(アリー=マッグロー)、ほか

何年か前にはやった「世界の中心で愛を叫ぶ」の原型とも言うべき、メロ・ラブドラマ。
どこらへんが原型かというと、白血病で彼女が亡くなってしまうところなんか、わしは「セカチュー」のネタを聞いた時に、またか!としか思わなかったぐらい、あさってみると白血病の悲恋物ってごそごそあるよねって感じです。

私的には大金持ちのおぼっちゃんであるオリヴァーが、父親に反発するところと、父親からの援助をもらえないとなると奨学金を目当てにする安易さが共感できず。作中で言われているとおり、奨学金というのは本来、貧しい学生のためにあるものだと思うのですが。

まぁ、そこらへんも含めて、なんちゅうか本中華な話でした。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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鉄道員

ピエトロ=ジェルミ監督、主演。

浅田次郎ではありませんぜ。イタリア映画ですぜ。ローマ観光とか、ルネッサンスとか、イタリアといいますと、わしは派手なイメージがありますが、映画はわりと地味っちゅうか堅実です。フェデリコ=フェリーニ監督の「道」とかもな。「ひまわり」はもうちょっと派手な気もしますが、あれはカラーなんで、基本的には地に足のついた映画、というのがイタリア映画のイメージであります。

頑固一徹な鉄道員のお父さんとその一家の一年間の変遷を、末っ子のサンドロ少年の視線で描いた名作。
や! このお母さんを見ていたら、「ひまわり」の主人公ジョバンナを思い出したよ。旦那に黙って従っているようで、ちゃんと一家を支えているたくましいお母さんです。このお母さんがあって、長男のマルチェロや、長女のジュリアがいて、お父さんのアンドレアはわりと好き勝手できるんだなと思った。イタリア女はたくましい〜

頑固一徹の鉄道員アンドレアには、3人の子と妻がいる。しかし、末っ子のサンドロは父を誇りに思っているが、長男のマルチェロ、長女のジュリアとの仲は良くない。しかもある日、アンドレアの運転する特急列車に投身自殺があったショックで、アンドレアは赤信号を無視してしまい、左遷される。アンドレアの反対を押し切ってレナートと結婚したジュリアも子を流産してしまい、二度と子どもが埋めなくなって、レナートとの仲がぎくしゃくし始める。さらに国鉄労組がストに入った時、自分の仕事に誇りを持つアンドレアは組合の命令を破って特急を運転したことで職を失い、次第に酒に溺れていくようになるのだった。

作中のお母さんの台詞が印象的で、この映画のテーマでもあるのかなと思ったり。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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情婦

監督:ビリー=ワイルダー
出演:ウィルフレッド卿(チャールズ=ロートン)、クリスチン=ボール(マレーネ=ディートリヒ)、ボール(タイロン=パワー)、ほか
原作:アガサ=クリスティ

実家からもらってきた大量のビデオを見ております。

これはマレーネ=ディートリヒ、タイロン=パワーという2大スターに、「スパルタカス」でも癖のあるローマの元老員を演じたチャールズ=ロートンが、弁護士となってがっつり組んだ、ミステリの傑作です。
加えて、ウィルフレッド卿という弁護士が、心臓麻痺で退院したばかりで、病院のお目付役とも言える看護婦が同席、彼女のけたたましいキャラクターがラスト、ウィルフレッド卿の良き理解者となっているあたりなんかも微笑ましい人情劇だったりするのです。
加えて、マレーネ=ディートリヒの、夫を守るために起こした意志の強さと行動力、それが招いてしまう悲劇と、タイロン=パワーの軽薄さなんかがよくブレンドされていて、その半分以上が裁判所という法廷劇でもあるんですが、単純明快におもしろいのでした。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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真マジンガー衝撃Z編

4月から毎週楽しみにしておった「真マジンガー衝撃Z編」がとうとう最終回を迎えました。毎回、クライマックスの連続で、さすが今川監督、展開早くてどう話が進んだのか、1回ではわかりきれないところもありましたが、最後まで大変おもしろく見させていただきました。これはDVDかBD買ってもええかな、というぐらいです。やっぱり、今川監督のはわしの肌に合うようで、おもしろいっす。こうなったら、「味ッ子」も録ってるんですから、「ハーメルのバイオリン弾き」も「七人のナナ」も制覇せねば気が済みません!

それにしても一昨日の最終回は衝撃の展開でした。ちゅうか、まさかDr.ヘルが、フォーグラー博士ポジションだったとは思わなかったですよ、わしは! これは、続きが待たれるような終わり方でしたな。ちゅうか、是非、作ってくれい。

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エヴァンゲリヲン新劇場版・序

テレビでやってたんで見てみますた。一応、テレビ版全26話、映画2本(だっけ?)も見ていたのですが、広げた風呂敷をちゃんとたためなかったのが不満のテレビ版、人類補完計画のほにゃららぶりに不満が残っておりまして、わしの中で評価は低いです。ちゅうか、ぶっちゃけどーでもいいです。

テレビ版もまとめて見たのですが、主人公のシンジが人と接することで人を傷つけることを恐れ(ているように見えた)、それでもエヴァンゲリヲンに乗るうちに少しずつ前に進んでいこうとするところにわりと好感を持っていましたところ、まるでシンジがそうすることを嘲笑うかのように次々に襲いかかる事態、追い詰められていくシンジ、というパターンが何ともなじめなく、で、ラストの「おめでとう」って何よ、それ、みたいな感じでありました。俺としてはシンちゃんに頑張ってほしかったんだけどな〜みたいな。多分、トウジがフォース・チルドレンになって、エヴァ3号機(だっけ?)を暴走させてしまった以降があんまり好きでなかったり。わしがシンジのようなキャラクターに共感するというのもまったくもって珍しいのですが、たぶん、それ以上に、レイ、アスカ、ミサト、リツコ、ゲンドウ、冬月、ユイといったキャラクターにまったく共感できなくて(好きじゃなくて)、シンジ、ケンスケ、トウジの方がまだわかる、まだ好きになれそうってことだと思うんですが。

で、そういううじうじシンジが、ケンスケやトウジといったクラスメートとなじんでいく、いつもおどおどして人の顔色ばかり伺っていたような少年が少年らしい笑顔を見せるという過程が、映画版ではほとんどはしょられ、使徒3体との戦い、シンジの「逃げちゃ駄目だ」に始まって、ケンスケとトウジの同乗、ヤシマ作戦という3つのクライマックスだけがほとんどなもんで、シンジが最後に、レイに「こういう時、どういう顔をしていいのかわからない」と言われた時に「笑えばいいんだと思う」と答えたのが妙に違和感ありありだったりいたしました。レイというのはある意味、シンジ以上に人付き合いをしない少女であるんですが、彼女の場合、自分の方からそういう接触を断ち切っているところがあるでないですか、ゲンドウ以外に。だから、シンジが「悲しいこと言うなよ」と言った「さよなら」もごく自然に出てくるんだろうけど、でも、それに対してシンジが「笑えばいい」と答えるのって、それまでのシンちゃんの他人との接触を見てると、あんまりそういう台詞が出てきそうな子には思えず、逆に、シンジの方がレイよりもずっと病的に人との関わりを避けている、人の意に沿わぬことを恐れているというか、そういうキャラクターがあのシチュエーションで「笑えばいい」ってなかなか出てこないような…。

それよりも個人的に気になったのは、声優さんがなんか、違和感ありまくりってことか。シンジの声からして、あんまり男の子に聞こえず、女なのか男なのかって最後まで思ってたし(テレビ版のがすんなり聞こえた)、あとは冬月とか、なんか聞いてて聞きづらかったといいますか。シンジ役があんまりシンジに聞こえないとはこれいかに、って感じですが、公開中の「破」になったら直ってるんだろうか?

あとは、画面が暗すぎるのが辛かった! 何してるんだか、全然わからん。最初の使徒との戦いも、エヴァのカラーリングが見えるだけで。もう、最初から、高画質な画面が対象なんで、うちのテレビがへぼいと言われれば、もう見る気おきませんて感じですよ。あんなに辛かったのは「ドラクォ」以来だよ…
夜の戦闘シーンでももっと見せる方法ってあると思うんだよね。いや、高画質な画面以外で見るなと言われればそれまでですがね。

今度こそ、人類補完計画に結末つけてくれるんだろうか? でも劇場にまでは足を運ぶ気にはならないって感じですか。

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