忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ハタリ!

監督:ハワード=ホークス
出演:ショーン(ジョン=ウェイン)、ポケット(レッド=バトンズ)、カート(ハーディー=クリューガー)、ダレス(エルザ=マルティネリ)、ほか
音楽:ヘンリー=マンシーニ

ジョン=ウェインのアフリカもの。殺伐とした話ではなくて、ライフル持つ手を動物捕獲の縄だのに換えて、サバンナで動物を追いかけるチームの話。

アフリカのサバンナで動物園の依頼で動物を捕まえるショーンたちのチームに、スイスの動物園の依頼でダレスという女カメラマンがやってきた。ハンターたちの恋と冒険の日々。

ポケットが「Aチーム」のモンキーみたいなキャラでした。モンキーほどぶっ飛んでないけど。

ジョン=ウェインの映画は、西部劇だろうと戦争物だろうとジョン=ウェインという大黒柱があってのファミリーものという感じが強く、この映画もその例に漏れません。ま、大黒柱にしては、ちょっと違うかもしれませんが。

何気なく見ていたけれど、動物を捕まえるシーンとか、どうやって撮ったのだろう? CGなどまったくない時代の映画ですから、全部、ぶっつけ本番なのだろうか? そう考えると、でかいスクリーンで見た方がおもしろい映画だと思いました。まぁ、映画というのは何でもスクリーンで見た方がおもしろいんですけどね。

家族で仲良く見るのに向いてそうな映画。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

PR

西部劇100年史

せっかくの開戦記念日なので、戦争に関連した映画を見たかったのだが、ベストは「我が青春に悔いなし」だなと思っていたのに、録っておらず、ハリウッドのやれいけそれいけな戦争物を発掘する気にもならず、適当に手短のテープをデッキに突っ込む。

映画ではなかったようだ。90分と短いし。

淀川長治さんが解説していたが、基本的には「ザッツ・エンタテイメント」と同じ形式で、何人かの俳優が西部劇について語るという代物。

ただ、タイトルに「100年史」とついているように、とても長いのを90分に短縮しているので、個々の映画はほとんど駆け足で、唯一、さすがにこれを外したらファンは黙っちゃいねぇよ、な西部劇の王者、ジョン=ウェインについて、1コーナー設けているのと、やたらに「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の扱いが多いような気がした。あと、ジョン=ウェインに続く西部劇俳優ってんで、クリント=イーストウッドも1コーナー設けていたが、「荒野の用心棒」も含めて、全部未見です。わしの母が、クリント=イーストウッドの主演した、いわゆるマカロニ・ウェスタンが嫌いだからです。あと、「荒野の用心棒」は、黒澤の「用心棒」のぱくりという説も聞いており、黒澤ファンとしてはあんまり見る気になれません。

無声映画時代、トーキー時代の西部劇には興味ナッシングなので、適当に見ていたら、何かいろいろすっ飛ばして、いきなり「荒野の七人」に行った時はびっくりしました。いや、ジョン=ウェイン抜きでもほかに語る映画あるだろう〜!とか思っていたら、後から「真昼の決闘」「荒野の決闘」「シェーン」など、代表的な西部劇が出てきました。しかし、著名な西部劇は数々あれど、しょせん「七人の侍」のオマージュに過ぎない「荒野の七人」の扱いのが早いというのは何か納得いきません。いや、ジェームズ=コバーンもチャールズ=ブロンソンもスティーブ=マックイーンも好きなのだが…

ジョン=ウェインについてはいろいろと出ました。「駅馬車」騎兵隊3部作より「黄色いリボン」「捜索者」「勇気ある追跡」「オレゴン魂」「ビッグ・トレイル」などなど。
そこらへんは見応えありましたが、1回見たら、もういらねって感じの内容であるのは間違いない。映画として成り立っている「ザッツ・エンタテイメント」に比べると、そこら辺、作りが雑だな。

拍手[0回]

許されざる者

監督:ジョン=ヒューストン
出演:レイチェル(オードリー=ヘプバーン)、ベン(バート=ランカスター)、母(リリアン=ギッシュ)、ほか

ザカリー家の養女レイチェルの前に復讐を叫ぶ男が現れたことから、平穏な暮らしは一変した。彼女を自分の妹だと言うアパッチに、長兄のベンは徹底抗戦のかまえを見せるが…。

テーマがとんとわからぬヘプバーンには珍しい西部劇。しかも、ヘプバーンがネイティブ・アメリカンの娘だってんで、タイトルもそこから来てるのでしょう。

赤ん坊の頃から白人に育てられたレイチェルにとり、いくら兄だと言われても、ネイティブ・アメリカンの世界は見知らぬ異世界。しかし、ネイティブ・アメリカンであることは彼女の罪ではないのに、その養父の犯した罪が、20年も経って彼女を苦しめるのは、いったいどういうテーマが内包されているのか、とんと見当もつきませぬ。

ラスト、レイチェルを取り戻そうとするアパッチを、ベンが撃ち殺させたことで戦闘になりますが、銃の前に「弾よけのまじない」程度で突っ込んでくるアパッチの特攻精神に( ゚д゚)ポカーンとし、一時は家を出た次兄が戻ってきて、母親は殺されちゃったものの、兄弟仲良くアパッチを皆殺しにして、すがすがしそうに空を見上げるラストにいたっては、( ゚д゚)、ペッって気持ちになり、最後まで、何が言いたいんだか、わかりませんでした。┐(´ー`)┌

なんだったんじゃ〜! ヘプバーンの名にだまされると馬鹿を見る、近年、まれに見る駄作っす。ヽ(`Д´)ノ

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

トッツィー

監督:シドニー=ポラック
出演:マイケル=ドロシー/ドロシー=マイケルズ(ダスティン=ホフマン)、ジュリー(ジェシカ=ラング)、ほか

ダスティン=ホフマンの女装が話題を呼んだラブコメディ。そう言えば、この映画、劇場まで見に行きました。家族で。で、土曜ゴールデン劇場だったかでかかって、録ったのでした。

芸能界からほされた俳優のマイケル=ドロシーは、一計を案じて女装し、ドロシー=マイケルズと名乗って、「病院物語」の新しいキャストを射止める。歯に物を着せぬドロシーの台詞に視聴率は上がり、ドロシーは雑誌の表紙に引っ張りだこになるが、マイケル自身は共演者のジュリーを愛し始めていた…。

いや〜、まるで別人だな、と思うのですが、さにあらず。眼鏡を取ると、けっこう、あ、ダスティン=ホフマンだとわかるもんです。

肩の力を抜いて、お気楽に見るのが楽しい映画。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

麗しのサブリナ

監督:ビリー=ワイルダー
出演:ライナス=ララビー(ハンフリー=ボガート)、デイビッド=ララビー(ウィリアム=ホールデン)、サブリナ(オードリー=ヘップバーン)、ほか

大作が続いたんで、お気楽に見られる映画にシフト。まずは初見、ボガートとヘップバーンの恋愛物。

実はたきがは、ヘップバーンは好きでも嫌いでもありません。人気者だけどね。出演作も「ローマの休日」と「マイ・フェア・レディ」と、「戦争と平和」をちょっぴり見たぐらいで、あんまり興味ねぇっす。ええ女や〜というには、ちょっとがりがりすぎると、今作見てたら思いました。可愛いんだけど、可愛いって、基本、どんな人でもなれますんで、美人のが好きです。マリリン=モンローも可愛いのですが、あの人はすでに別次元な気がする。

大財閥ララビー家のお抱え運転手の娘サブリナは、デイビットへの恋心を抱えたまま、パリに留学する。しかし2年後、パリから戻ってきたサブリナは、デイビッドの心を射止めるような洗練された娘に成長していた。だが、デイビッドに政略結婚を仕掛け、新事業を企む兄のライナスは、デイビッドの負傷をいいことにサブリナをデイビッドから離そうと画策するのだった。

デイビッドが最初は結婚に3回も失敗したと紹介されており、有能な兄と比較して、わりと軽薄で無能な人物かと思っていましたが、意外とそうでもなかったです。「俺は株のことは知らないがキスのことならわかる」とか、ラスト、サブリナと兄をくっつけるために自分が会社に残ろうとする、しかも政略結婚も受けようとするというあたり、意外と気概のある人物でありました。ウィリアム=ホールデン氏って、どこで見たんだっけかな〜と思って、Wikipediaで見たら、「慕情」に出てたそうで。なるほど〜 あのべたべたのラブロマンスの相手役でしたか(ジェニファー=ジョーンズは覚えているのだが)。

逆にライナスは仕事が生き甲斐のような堅物で、ハンフリー=ボガート氏がぴったり。この人は「カサブランカ」でもそうだけど、脇目もふらずに自分の信念に基づいて突き進むキャラってあうわ〜

最後はみんな収まるところに収まってハッピーエンド。基本的に悪人が一人もいないってところが、旧き良きハリウッド映画って感じです。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン