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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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BRIGADOON まりんとメラン 第6話

まりんのピンチに長屋の面々が応戦します。しかし、メランまで現われても、多勢に無勢。特にメランがまりんに傷つけては駄目、という頼みを聞いている以上、勝ちようがありません。しかもばあちゃんを庇ってメランまで傷つけられるに及んで、まりんは警察に投降するのでした。ここでまりんとメランの応答により、メランがアンプルになるのは傷を治すためでもあることが判明。アンプルから戻せるまりんがいるからできる技なんですね、これは。

しかし、警察に連れていかれたまりんは、ここでアニメ史上でもほかにないだろって感じのきっつい取り調べを受けます。素性の知れない孤児という精神的なものと、13歳の少女にするにはやりすぎだろ!って肉体的なものです。あろうことか、大仏顔の警官はまりんの頭を何度も机にたたきつけたんだから、無茶苦茶です。でも、これってアニメだからってわけじゃなくて、実際に警察はやってると思います。敵と見なすとどこまでもきついというのは、日本人の身内根性なのかな〜と思ったり。

監獄に閉じ込められたまりんのところへロロが現われ、モノマキアが迫っていることを告げますが、助け出してはくれません。
そこへ現われたのがみどり先輩で、その前に喧嘩でぱくられた彼女がまりんを目撃するというカットが入っています。こうして見ると遊びのないアニメで、どのカットも何らかの伏線となり、意味を持っているというのは凄いことだなぁと思うわけです。

さて、現われたのはメランと同じ銃剣士パイオン=シルバー。右手の剣は聖剣エクスカリバー、左手の銃はガトリングガンと、メラン曰く「最強の銃剣士」だそうです。しかし、「最強」とかってわりには、活躍する回がこの後出てくる3人目の銃剣士エリュン(そういえば、彼女だけフルネーム明かされてない。色的にはエリュン=ピンクか?)よりも少なく、ニコ動見てた時には「うっかりパイオン」とか呼ばれてました。確かに再登場の仕方もうっかりさん…
しかし、今は強いです。まずは警視庁の建物を破壊し、まりん(パイオンは「まりーん」と発音しており、まりんとの微妙な差違がこれまた伏線…)とメランを捜します。警官隊も応戦しますが、かなう相手ではありません。しかもせっかくパイオンが見逃してくれるのに、わざわざ背後から撃つなんて喧嘩売りまくってます。無謀です。

一方、まりんとみどり先輩はいったんは警視庁から逃げ出そうとするものの、その前にメランのアンプルを取り戻せってんで、地下へ。
天井を破壊してパイオンが現われたところへメランもうまいことアンプルから戻されました。
2人の銃剣士の戦いはよく動くので見応えがあります。まだこんなに動くアニメが作られていたとは〜 「ジャイアントロボ The Animation 地球が静止する日」とか「起動武闘伝Gガンダム」とか見慣れた目にはこれぐらい動いて当たり前なもんで、最近のアニメ見るとがっかりしちゃうんだよね。

でも圧倒的に攻めているのはパイオンです。2人の切れ切れの会話からは「誇り高き銃剣士」という台詞が出ます。またメランの行動をパイオンは「裏切り」と捉えていることもうかがい知れます。そして、モノマキアたちがまりんを狙った理由に、「生死を問わず生体情報があれば」というパイオンの台詞から、まりんを連れて帰るつもりだった、という謎が明かされるのです。だからって、わかるような話じゃないんだけどな!

パイオンに追い詰められるメラン。銃声が響いて次回へ続く〜!

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座頭市物語

監督:三隅研次
出演:座頭市(勝新太郎)、平手御酒(天知茂)、おたね(万里昌代)、飯岡の親分(柳永二郎)、笹川の親分(島田竜三)、ほか
原作:子母沢寛
音楽:伊福部昭
1962年、日本

一回も見たことがなかったので見てみました。せっかくの三連休なのにどこにも行かないので、せめて、実家で録りためていた映画でも見ようってことで、3連チャンです。あと2本は黒澤だけどな!

ご存じ、勝新が作り出したダークヒーロー、座頭の市です。最近、ビートたけしとか香取慎吾とかやったようですが、はっきり言って、最近の時代劇の台詞廻しのらしくなさは受け付けないので、見る気ナッシングです。時代劇とは要するにファンタジーでファジーな設定なんですけど、やっぱり台詞廻しはそれっぽくないといけないと思います。

若い頃の天知茂さんは悪人顔だなぁと思いました。平手御酒なんてわしでも知ってる剣豪とは思いませんでした。ええ、最後まで気づきませんでした。だってフルネーム言わないし。ただ、いかにも具合の悪そうな(白黒でも病人っぽい白さってあるよね)顔つきが、この人の悪人顔に一役買っているのは間違いないでしょう。
ちなみにこの方が主演した「明智小五郎シリーズ」は大好きです。今でも見たいよ、「黄金仮面」とか。

話としては「用心棒」とか「椿三十郎」っぽいところもありますが、いがみ合うやくざ双方が共倒れになる爽快さはなく、片方が生き残り、市が「やくざってのは裏のものだ」と主張するのも、生き残った者勝ちでどこ吹く風で聞いているのが1960年代の風潮なのかな〜と思いました。そういうニヒルさに天知さんが似合うっていう。

音楽が伊福部昭さんで、一緒に見ていた母に「ゴジラ」の作曲した人だよと言ったら、頷かれました。何か共通するものがあったのだろうか??

ヒロインのおたねさんから市が言い寄られるなんて、けっこうもてもてだったのが意外。でも、紋次郎もそうだったろうけど、自分みたいなやくざ者になんて言って去っていく市の背中に哀愁が漂っていました。

そして、このシリーズが26本も撮られて、後半になるとまるでゴジラが正義の怪獣になっていったかのように、市も正義の味方よろしく、悪人をばったばったとなぎ倒すのが違和感ばりばりな感じでした。ちゅうか、居合い斬りって、そういう多人数相手の戦闘には向かなかったという記憶があるのだが… 間違っているかも。ていうか、自分をやくざだと自覚している市が、たとえ悪人とはいえ、ばったばったとなぎ倒すのは何か間違ってる気がする。「続・座頭市物語」「新・座頭市物語」も録ってあるので見ようと思います。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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BRIGADOON まりんとメラン 第5話

萌ちゃんの母親の問題が発覚。まりんとつき合うことをよく思っていない。実は第3話でも、長屋で晩ご飯をご馳走になった萌ちゃんが母親に叱られたけど、まりんには「平気」と言っていたカットがあり、周囲の無理解が懸念されます。
で、今回はまりんが萌ちゃんを迎えに行ったけれど、萌ちゃんは前話で雨に打たれたので休むと言われ、お見舞いもさせてもらえなかったという話。

しかも、落ち込むまりんをつけ狙うカタツムリ型スナイパーが出現。ところがこいつ、最初に緑のどろどろと一緒にブリガドーンから落ちてきたけど、酒の中に落ちて溶けてしまった、というカットがあり、まりんを狙った後も猫にくわえられてしまったりするのがおかしい。

学校に行ったまりんを待っていたのは、級友たちのさらなるいじめ。しかも、校長室に呼び出され、警察が登場する。メランが学校で事件を起こしたことで、前話まで「怪物体2号」と呼ばれていたメランがここにいたことがばれてしまった模様。
しかし、まりん、この時、メランがなぜあのような事件を起こしたのか、いじめのことはあくまでも言わない。本当に強いのだなぁ。
そして、1回はパトカーに押し込められてしまうまりんだったが、先ほどのカタツムリ・スナイパーが猫にくわえられたままでまりんの乗ったパトカーを狙撃。まりんは逃げ出す。

逃げ出した2人は公園の池のほとりへ。この公園は前回も出た公園なのか?
ここでまりん、メランに事情を尋ねて、メランが子ども時代をわずかに回想する。生体兵器と言っているが、子ども時代があるということは成長する存在らしいです。ここら辺は最後まで謎なんですが。しかし、銃剣士とはいえ、過酷な訓練に耐えるメラン。その表情が痛々しいよメラン。
そこへアイス屋が通りかかり、まりんはメランとアイスを半分こ。メランの両腕は武器なので、まりんを抱きかかえる時とか、ご飯を食べる時などに使う腹部の手の裏ににくきゅうが!!! メラン、猫か? 猫なのか、メランッ?!
でも、扱いはあんまり器用じゃないらしく、アイスをうまく割れなかったメラン。律儀に「すまない」って言っちゃうところがまた素直で可愛いよメラン。1話に1回はメラン可愛いのポイントがありますね、この話。
まりんに「剣でアイスを切ればいいのに」と言われて、そんなことは考えつかなかったと言ったり、この世界が流れのよどんだ水のようと言ったり、ブリガドーンの過酷さを伺わせる台詞もちらほら。しかし、実際にまりんが行った時には、そんなに大変な場所には見えなかったのだが… メランが修行したのってブリガドーンのどこなんでしょ?

2人のやりとりに「甘い甘いぞ」と言って池に浮かんでいるロロ。

ところが、ここへ警察が登場、まりんはメランをアンプルに戻し、図書館へ逃げ込む。そこで会ったのは傘を貸してくれた亜呂真、まりんに曰く「あろま」くん。さすがに図書館なので何も食べていないけど、ほかの登場シーンでは全部物を持っていたな…
そして、あろまくんから根津神社に伝わる伝説を聞くまりん。
ここで視聴者も、メランらしき蒼き剣士が100年前にいたことを知る。ふぅむ、あれが100年前か… そう言えば、この話の設定が1969年になっていたのは、大阪万博以外に何か理由があったんだっけ? アポロ計画に引っかけたのか?
まりんは本を借りてうちに帰る。

しかし、ここにカタツムリがしつこく登場。帰ってくるまりんを狙い撃とうとするが、例によって酔っぱらった正に酒をかけられ、溶けてしまうのだった。なんと〜! このおっさん、侮れない行動を取るなぁ。
そして、ロロの解説により、このモノマキアがスナイパーなんだけど、アルコールに溶けてしまうことを知るのだった。ちゃんちゃん。

でも、一難去ってまた一難。まりんを出迎えたのは警察だった。最初は妄想だったのに「妄想じゃな〜い!」とは念が入っております。

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BRIGADOON まりんとメラン 第4話

第3話の続きです。学校でいじめられ、登校拒否するまりん。モトばあちゃんの「心が痛いから〜」の台詞は泣けます。いい人だ、ばあちゃん。しかもここの音楽が最高にいいです。泣けます。泣けるシーンでたびたびかかるんです。

一方、メランも雨降る屋根で思案にふけっております。まりんを守るを絶対優先任務としてきたのに、そのまりんとの関係がちぐはぐになっているので、「この世界のことを学ばなければならない」と言ってるあたり、メランの素直さが可愛いです。それが大塚芳忠さんの渋い声なんだぜ〜! たまらんですよ。
それなのに、びしょ濡れのままでまりんの部屋に行ったもので、またまりんに怒られて、「君に必要とされるまで」とアンプルに入ってしまうメランが可愛い。激可愛い。

先生がうちに来ると言うので、雨の中を飛び出していくまりん。ここで第1話から、ずっと思わせぶりな台詞を吐いてきて、いつも食べ物を手にしていた少年、亜呂真(あろ まこと)くんが、まりんに傘を差しかけてあげます。最後まで見てから、彼の行動をまた最初から見直すと、いろいろと納得することも多いんだよね。
あと、前話で木刀を貸してくれたみどり先輩が再登場、名乗り合います。

そして、長屋へ訪問するまりんの担任。そう言えば、中盤以降、この人の存在感ってなかったなぁ。彼女はまりんがメランを操って、級友に乱暴したという話を鵜呑みにしてましたが、モトばあちゃんの説得で改心、しかし、教師としてはかなり不安が残ります。ばあちゃんの言い分は「まりんの事情も聞いてやってくれ」です。しかし、ばあちゃんはあくまでもまりんとメランを信じるというものです。そう簡単に論破されてもいいのか、先生。

ところが、そこへ液体型モノマキアが飛来。まりんがメランを忘れてるってんで、ばあちゃんが「出てこい、メラン(という口調がまんま「出てこい、シャザーン」というのが笑える)」と言いましたが、メラン、出てきません。これは重要な伏線だったのデスネ。まりんにしかメランをアンプルから出せないというのは。だから、メランは根津神社に祀られていたのだな。アンプルに戻るのはメランの意志でできるからな。アンプルから戻せる人物=まりんというのは、メランにとっては「君を守る」という最重要任務につながっているわけなのだな…と、用意周到に張られた伏線に気づく…。
さて、まりんのピンチに萌ちゃん登場。メランのアンプルを持って、まりんの場所へ。前話でいじめっ子のリーダーに足を軽いねんざさせられていたのですが、萌ちゃん、まりんが相手だと尋常じゃないパワーを発揮するので、無事にアンプルをまりんの元へ。ここで、かつてまりんにリレーの練習を手伝ってもらったと回想が。しかし、この時代の運動会は秋に行われたはずなので、季節がどー見ても夏の話で、それって無理があるような… 春の陸上大会だったのだろうか…
液体型モノマキアと、まりんとメランの戦い、しかし相手が液体なもんで、メラン苦戦。まぁ、銃も剣も効かないだろうし。
ここでロロが登場し、乾燥剤の存在を誇示。ロロって、すっごくふざけた言動をしてるんだけど、なんだかんだと言って、まりんとメランを助けてくれます。いい奴です。彼には彼の思惑があるんですが。

まりんを助けるメラン。萌ちゃんとみどり先輩。みんなで仲良く虹を見上げて、今回のタイトルにつながりました。そう言えば、毎回、タイトルに色が入っているのだな。

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BRIGADOON まりんとメラン 第3話

まりんの妄想癖とかギャグの部分ではとことん落としまくるこの話ですが、鬱展開もきついです。中盤過ぎまで引っ張るのが、級友の話で、今回はその端緒。まぁ、第1話や第2話にも、一信(パンツ好き)とか丹前(悲観的)とか出てたけどな。しかし、異性へのいじめって、なかなか傷つけるまで発展しないんじゃないかと思うんだけど、同性へのいじめってとことんエスカレートする感があります。

いじめっ子3人組が登校したまりんにねちねち。その前に萌ちゃんが迎えに来てくれて、ほのぼのしてるのに、なかなかきっつい展開です。まりんが萌ちゃんと階段から落ちて萌ちゃんがなぜかカエルになってしまうという妄想ギャグもあるので、そのギャップが激しい。
1969年が舞台の今作ですんで、みなしごへのいじめとかあったのだろうかなぁ。長屋に住んでて貧乏、というのもいじめの理由になるらしい。単純明快ですが、同情の余地はありません、いじめる側に。
屋上でいじめられたまりんが、萌ちゃんを傷つけられ、メランを出しそうになったけど、すかさずみどり先輩が木刀を投げてくれたので、事なきを得ましたが、いじめはさらにエスカレートして、体操の後でまりんの制服が切り刻まれ、まりんもはさみで髪を切られそうになるに及んで、ついにメランを呼び出してしまいます。
もちろんメランにとってはまりんをいじめる=敵=抹殺すべき相手という方式があるので、学校を壊し(ガラスを破ったり、壁をぶち破った程度ですが)、いじめっ子を追い詰めます。しかし、まりんの必死の制止が功を奏したのか、第2話で殺してはいけないという記憶が生きたのか、たぶん、両方なんだろうけど、いじめっ子には「威嚇だ」って。
ここら辺のメランの動きの軽快さ、よく動くさというのは見ていて爽快です。アニメってこうだよね!っていう。まぁ、総じて、メランの戦いではよく動きます。

しかし、モノマキアならばいざ知らず、一般ぴーぽーにはやりすぎの感もあるメランの行動にまりんはあくまでも否定的です。「あたし、メランを嫌いになりたくない」っていう台詞に、まりんはいい子なんだなぁと育てたモトばあちゃんの苦労とか喜びを思い知る。

考えてみれば、そもそも今回の件は、第2話での一信と丹前のいじめ、っちゅうか、例によってパンツめくりと、丹前の場合は煙草も吸っていたというあたりに端を発しているので、まりんは一信たちにいじめられたと言えばいいのに、言いません。まりんは「誰それが悪さをしたから、メランが出てきて」ということを作中で言いません。その信念はすごいなぁと思った。

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