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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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アシュラ

監督:キム=ソンス
出演:ドギョン(チョン=ウソン)、市長(ファン=ジョンミン)、ほか
韓国、2016年

「国際市場で逢いましょう」のファン=ジョンミンさんが準主役の韓国ノワールです。相変わらずかっ飛ばしてます(←褒めてる)

韓国の地方都市の市長と義兄弟の男性が、市長の手足となって汚れ仕事をしていくうちに泥沼にはまり、壮絶な権力闘争に巻き込まれていく話だと思いますが、これも英語字幕なんで理解度は半分くらいです。

何しろ市長のキャラクターが強烈で主役も周りも霞むくらいなんですが、実際にこういう市長がいたら敵も味方も多そうだなぁと思いました。かなり強引剛腕、でもやり手。

韓国映画では警察は基本、いい役じゃないんで、主人公を利用して市長の弱みを握ろうとするなど悪辣です。

最後は警察も市長+ヤクザも血みどろの抗争で、「新しい世界」よりもすっきりしない終わり方でした。たぶん、似たような事態になるんでしょうけど。

勧善懲悪のような単純な話は時代物以外では見られないのが韓国映画です。

あと年齢指定なかったけど、血まみれだったんで、あった方がいいんじゃないですかね。けっこう拾いものでした。

主役の方が、ちょっと見、西島秀俊に似てたのも私的にポイント高し

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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アイアンジャイアント

監督:ブラッド・バード
出演:少年(イーライ・マリエンタール)、ジャイアント(ヴィン・ディーゼル)、ほか
アメリカ、1999年

どなたかが「泣いた」と言っていたんで、せっかくだから観てみました。

1957年、アメリカの片田舎の町に落ちた巨大ロボットを巡る騒動と顛末を一人の少年の視線で綴ったアニメ。

母一人子一人の家庭で育った少年(名前忘れた)が、町で起きた停電をきっかけに巨大ロボットと知り合い、仲良くなります。
このロボット、実は宇宙から飛来してきた上に鉄を食べるという習性があり、終盤では理解のない軍隊に襲われて、これを逆に圧倒的な力で撃退、しかも、たとえバラバラにされても自動で修復するという、恐るべき高性能だったりします。しかも人格を備え、学習能力もあるので、まさにスーパーなロボットと言えるでしょう。
少年と彼が仲良くなったスクラップ売りなのか廃材利用のアーティストなのかわからなかったんですが、そのおじさんが友だちとなり、スクラップの集積場は郊外にある上、ロボットの食べる鉄もあるので、好環境なわけです。

対する軍のエージェントっぽいおっさんは、終始ロボットに敵対的で、最後は上官さえ、圧倒的な力の差を知って攻撃を諦めるところを、あくまでもロボットを撃破しようと(恐らく)原爆か水爆の発射命令まで出してしまいます。
さすがの超高性能ロボットも、直撃を受けてはたまらず、壊れてしまい、町には少年とロボットの出会いを讃えたようなおじさん作のオブジェが置かれますが、壊されたと思われていたロボットは、また自己修復していました、という落ちでした。

細かいところがよくわかってないので感動とかしなかったんですけど、以下の点が特によくわからなかったです。

1,ロボットが地球に来たのはなぜ?
これだけの超高性能ロボットが遊びに来たとは思えませんが、そういう存在はいっさい示されません。そもそも誰が、何のために作った?
2,軍のエージェントのおっさんはなぜロボットの破壊にこだわったのか?
むしろ懐柔して味方にすべきじゃあ? まぁ、そんなこと言ったら話が進まないんですが。それとも時代が冷戦まっただ中なのでソ連製と思っていた? そういう描写はなかったようですが。
3,ロボットは何かの暗喩なのか?
しかし現実のアメリカを脅かすほどの勢力もなし。

と、いろいろ考えてしまい、感動にはほど遠かったです。

言葉を持たないロボットがものの数分で少年とコミュニケーションとってるのは話の都合でいいよもう…

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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超高速参勤交代リターンズ

監督:
出演:内藤(佐々木蔵之介)、お咲(深田恭子)、相馬(西村雅彦)、()、松平(陣内孝則)、松平(石橋蓮司)、大岡越前忠相()、ほか
日本、2016年

クアラルンプール→オークランドへのフライト中に鑑賞しました。ほかに「マトリックス」「アイアムレジェンド」を見かけたのですが、話がわからなかったためか(字幕が中国語しかないので)途中で沈没、夜間のフライトでもあったので諦めて寝たのでした。

舞台は架空の藩だと思うのですが、場所がいわき市ということで、駄目でした。チェルノブイリの基準でいったら福島全県が立入禁止地域にならなければいけないのに住人が事故前と同様に暮らしているのみならず、積極的に勧誘さえし、帰還困難区域を次々に解除している現状は、それこそ「放射能みんなで浴びれば怖くない」のノリで、主導している日本政府と福島県の罪は重く、必ず各国から、そう遠くない将来に損害賠償請求をされるものだと思います。この映画はその一環を担い、作中で何度も登場人物たちに「湯長谷(いわき)はいい」と言わせることで、積極的にその役割、PR大使を果たしているではありませんか。
福島の物全ては愚か、東北一帯、北関東、埼玉、千葉の物さえ極力口にせず、東京にさえできるだけ近づこうとしなくなった私には決して許容できるものではありませんでした。

チェルノブイリでも立入禁止区域に帰って生活している方たちがいるのは「ナージャの村」や「アレクセイの泉」などでも観ていますし、そうしたい方々を非難することは誰にもできない。でも、そうした方々は決して「こっちにおいで」とは言わないし、このような勧誘もしない。猛毒の中で生活していることがわかっていて、それでも戻ることを選んだ。その姿勢とは何と異なることか。何と罪深いことか。

このような国で暮らすことに戦慄さえ覚えます。この国にいる限り、その共犯者であることからは逃れ得ない。かつて「ヒトラー:水木しげる著」に書かれたように「生きているだけで加担していることになるのだから」。
そんなことをするぐらいなら私は逃げる。間違いなく、50年100年後に滅んでいく国に背を向ける。そうすることしかできません。
こんなことさえ、共謀罪が施行されたら罪にされるかもしれない国から逃げ出すしかない。

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ウォーロード 男たちの誓い

監督:ピーター=チャン
出演:龐青雲(ジェット=リー)、趙ニ虎(アンディ=ラウ)、姜午陽(金城武)、蓮生(シュー=ジンレイ)、クイ将軍(シー=ヂャオチー)、陳大臣(ウェイ=ツォンワン)、姜大臣(ワン=クイロン)、狄大臣(グー=パオミン)、ほか
中国・香港、2007年

ジェット=リー主演作は見てないのが特に香港時代に多いので気づいたら見るようにしてます。

原題は「投名状」で、龐(パン)、ニ虎(アルフ)、午陽(ウーヤン)の3人が義兄弟を結んだ時の誓いの書、血判状みたいな物のことです。「義兄弟を裏切った者は義兄弟でも殺す」というハードな展開で、ラストにつながってますが、一応、実際の事件をもとにしており、実は1973年の映画「ブラッド・ブラザース 刺馬」のリメイクに当たるそうですが、未見です。

清朝末期、太平天国の乱で荒れていた時代。官軍だったが、味方のクイ将軍の裏切りで全滅した部隊のただ一人の生き残り龐青雲(以下パン)は、蓮生に救われた縁で盗賊、趙ニ虎(以下アルフ)の村にたどり着く。そこに現れたクイ将軍の軍に略奪されそうになったアルフに、パンは「自分たちも軍に入れば、食うに困らない」と教え、盗賊のままでは軍の欲しいままにされると感じたアルフと、弟分の姜午陽(以下ウーヤン)は、パンと義兄弟の契を結び、清朝軍に入ることにする。太平天国軍を相手に無類の活躍を見せたと言われる山(シャン)軍の誕生だった。捨て身の攻撃もあって山軍は次々に武勲を建てていくが、蘇州攻略では5年もかかり、飢えに苦しめられる。朝廷に交渉して食糧を得ようとしたパンだったが、乱が長引くことを願う3大臣の策略により、ついに宿敵、クイ将軍との交渉に及ぶ。その頃、蘇州に残ったアルフは単身で蘇州城に潜入し、敵の司令官と「部下を降伏させ、食糧も与える」と約束を取り交わすが、戻ったパンは降伏した4000人の太平天国の兵士たちを射殺するよう命令を下すのだった…。

「三国志」の桃園の誓いといい、三兄弟というのが中国ではお好きなんでしょうか。

固く誓い合ったはずの義兄弟の契が、厳しい戦いと現実を前に徐々に崩れていく。冷徹であろうとするパン、人情派のアルフ、2人の弟分で狂言回し(たびたび入る語りは彼のもののようです)のウーヤンが交わす、男の友情と義理をドラマチックに激しい戦いも交えて描きます。

わし的には圧倒的にアルフが好みでしたので、彼が4000人の捕虜の殺害を止めようとして鎖に繋がれたり、最後に射殺されてしまったりするシーンは見ていて切なかったです。アルフとパンの二股かけた蓮生が、けっこう悪女に見えたり。でも、ウーヤンが彼女を殺して収めようとするのを、もうそんなところじゃ収まらないんだよと思ったり。

ラスト、パンが殺されてしまったのが実際の事件を元にしているそうですが、清末四大奇案とまで言われて、何回も映像化してるそうです。

原題の「投名状」のがいいと思うので、安直に横文字使う邦題はいまいちだと思いました。

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プロジェクトA

監督:ジャッキー=チェン
出演:ロン(ジャッキー=チェン)、チー(ユン=ピョウ)、フェイ(サモ=ハン・キンポー)、サン(ディック=ウェイ)、ほか
香港、1983年

ジャッキーづいてますが、続編の「プロジェクトA2」とかまだまだ観てません。

1900年代の香港。海賊が横行するが、ロンたち水上警察はその本拠地も突き止められず、とうとう戦艦を爆破されて、陸上警察に吸収されてしまう。業を煮やした提督は、本国から艦隊を召喚、海賊退治を依頼するが、逆に司令官ほか多くの乗員が海賊にさらわれてしまう。提督は金で司令官らを取り返そうとするが、これを知ったロンの説得を受け、一度は没ったA計画を発動、ロンたち元水上警察員と、互いの正義感を知って意気投合したチーら陸上警察らが合同で海賊撲滅作戦を決行する。

中国本土では孫文の辛亥革命が遂行中の時代(と台詞が出てくる)ですが、お気楽極楽なアクション映画です。時代を1900年代に設定したのは、現代だと銃がばりばり出てくるからなんでしょうか?
話はお気楽ですが、海賊の首領サンには4人がかりな上、最後は絨毯で簀巻きにした上に手榴弾を投げ込むとは容赦がありません。

いつものカンフーアクションに加えて、自転車で狭い町中を走り回ったりとサービス精神に溢れたジャッキーらしい一作でした。

それにしても一日で映画4本とは久しぶりにいっぱい観た…

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