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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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サカサマのパテマ

監督・脚本:吉浦康裕
出演:エイジ(岡本信彦)、パテマ(藤井ゆきよ)、ポルタ(大畑伸太郎)、じい(ふくまつ進紗)、イザムラ(土師孝也)、ジャク(安元洋貴)、ラゴス(加藤将之)、ほか
日本、2013年

GYAO!で無料で見られたんで観てみたよ。

「かつて異変があり、多くの罪びとが空に落ちた」と言われる世界アイガ。そこで暮らすエイジの前に逆さまの少女パテマが現れる。彼女は地底世界に住んでおり、禁を犯して危険地帯を探検していたが落ちてしまい、こちらの世界に現れたのだ。エイジはパテマを元の世界に戻してやろうとするが、パテマはアイガの独裁者イザムラにさらわれてしまう…。

見ているうちにエイジの重力が正しいのか、パテマのが正しいのかわからなくなりました。どうやら逆さまだったのはエイジたちのようで、罪びとなのもアイガのようですが、途中で上も下もないようなスペースコロニーみたいなところかと思いました。ラスト、土星のような天体がやたらにでかく空に映ってたし。ただ、けっこうな物が空に「落ちた」ようなので、月の引力に囚われたとか… それにしてはでかかったので、やっぱり地球と考えない方がいいような…

なかなかおもしろかったですよ。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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THE放射能

NNNドキュメント。

サブタイトルは「科学は放射線の影響にどこまで迫れるのか?」です。TLで流れてきたんで見てみました。

最初に小出裕章さんが登場したのでいいドキュメンタリーかと思ったら、さにあらず。中川恵一だの長瀧重信だの御用学者の言い分垂れ流しでさすがに日テレ系は違うわい(ドヤ顔

原田正純博士が言われていたように「公害や薬害のように被害者が加害者になることがあり得ない事件においては、私は被害者の側に立つことが中立だと思う」なんだから、御用学者の言い分なんかこれ以上出さなくてもええやろうが。

ただ、福島でヤマトシジミを捕獲して交配させた琉球大学の方とか、福島のヤマメのヘモグロビンが少なめだとか、福島の猿の白血球が子猿ほど少なくなっているとか、事実の方がより雄弁に原発事故がもたらした被害を語っていると思います。

100mSv以下の被曝で癌は増えないとかただの希望的観測、原子力ムラの安全神話と同じ感情論でしかありません。


THE_放射能_科学は放射線の影響にどこまで迫れるの... 投稿者 gomizeromirai

3月20日にBS日テレで再放送するのでお時間あったら。

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新・映像の世紀 第3集

NHKスペシャル。

2015年12月の放送をやっと見た。

ABCとNHKの傑作ドキュメンタリー「映像の世紀」からタイトルとテーマ曲をまるっと拝借したNHK単独製作のドキュメンタリーですが、二番煎じの感じが抜けませんでした。一応、続編だそですが、20年しか経ってないのに続編作る意味って何さ?

特に第3集はサブタイトルが「時代は独裁者を求めた」とわし好みの第2次世界大戦がネタ(「映像の世紀」でも第4集第5集辺りがいちばん好きなもんで)なのですが、ナチスへの協力者としてフォード、チャールズ=リンドバーグ、ココ=シャネルなどがいたのは目新しい話でしたが、独裁者としてヒトラーとスターリンを取り上げて、肝心要の日本への言及は南京陥落を祝う日本国民と真珠湾攻撃でアメリカを参戦させたことだけでナチスの同盟国であった日本という視点がまったく欠けているのが致命的にまずいと思いました。
あと、さんざんフォード、リンドバーグ、シャネルを対独協力者として描いたんだから、その末路も描かないと片手落ちやろう。

「映像の世紀」はABCとの共同製作なのでアメリカやヨーロッパに映像が偏りやすいのはしょうがないと思うのですよ。まぁ、文明が進んでいたので資料も多かったろうし。
でも「新・映像の世紀」は完全にNHKだけの製作ですから、もっと日本のことを取り上げないと駄目でしょう。ましてやまるでヒトラー一人を悪者にして、日本がドイツの同盟国であり、世界を敵にまわして1945年8月まで戦ったという事実は忘れちゃいけません
ホロコーストの映像を出すならば、同じぐらいの頻度で日本がアジアで行った虐殺も提供しなければなりません。そうしなければ、こんな番組を作る意味もないです。

ナレーションも「映像の世紀」は女性アナウンサーの落ち着いた声だったのに山田孝之なんて入ってるし。2人も要らないのよ。無駄多いよ。

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エデンの東

監督:エリア=カザン
出演:キャル(ジェームズ=ディーン)、アダム(レイモンド=マッセイ)、アロン(リチャード=ダヴァロス)、ケート(ジョー=ヴァン・フリート)、アブラ(ジュリー=ハリス)、保安官(バール=アイヴス)、ほか
原作:ジョン=スタインベック
音楽=レナード=ローゼンマン
アメリカ、1955年

ジミーことジェームズ=ディーンの出世作です。

厳格な父アダムとの軋轢に苦しむ若者キャルは、30kmほど離れたモントレーの町でいかがわしい酒場を経営する女性ケートが死んだと教わった自分の母ではないかと疑い、何度かケートを訪ねるが邪険に追い払われる。キャルには双子の兄アロンがおり、父に似て品行方正のアロンは父の愛情を独り占めにしているような状態だった。だが父が冷凍レタスの輸送で失った5000ドルの利益をキャルは取り戻そうと考え、ケートや父の友人ウィルの手を借りて果たすが、誕生日プレゼントに贈ったそれは父の気に入るものではなく、逆に拒絶されてしまう。父の愛を失ったと考えたキャルは父に言われたとおりに母の死を信じるアロンをケートに引き合わせるが、母の商売は兄の理解を超えていた。自分を傷つけてアロンは出征していき、父はショックで卒中を起こし、半身不随になってしまう。先が長くない父と和解したいと考えたキャルだったが、言葉も発せなくなった父は相変わらず彼を受け入れようとしない。しかし兄の恋人だったアブラの仲介により、ようやく父子は和解するのだった。

というわけで、ジミー以外には特に知った顔のない登場人物だったもので、わしは全面的にジミーに感情移入して観てました。はっはっは。

なので、アロンの小ずるさというか実は親父が考えているほどいい子ちゃんでもないところとか、そもそも親父の偽善的な品行方正っぷりが大変鼻についておりましたので、それでも父の愛を求めるジミーに同情たっぷり、ラストも、アロンが衝動的に出征したのは確かにキャルのせいなんだけど、でも卒中なんか起こしたのは全面的に親父が悪い、自業自得やんという立場だったので、和解というのはどうなのって感じです。

ただ、キャルが生まれた後に家を出たケートは、確かにいかがわしい酒場の経営者で、キャルとか家族に迷惑もかけたんだろうけど、アロンをいきなり連れてこられて、アロンに酒場で暴れられてというのは単に被害者に見えました。まぁ、親としての責任を果たしてないんだから、と言われてしまえばそれまでですが、キャルがアロンに報復するというのは、もちっと別の形であってほしかったと思わなくはありません。ほら、わしも女性の方を贔屓するからさ。

アブラは最初は嫌な感じの女でしたが、中盤で自分の父親と確執があったことをキャルに打ち明けた辺りからキャルへの理解者になり、勝手に出征しちゃったし、勝手に婚約なんか宣言したアロンなんか見捨ててキャルとくっつけばいいと思いました。そこまで描かれませんでしたが。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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17th DigiCon6 ASIA

TBSが主催か協賛してるっぽいアニメを中心に集めた短編映画集でしょうか。普段、あんまり見ないんですが、たまたま気づいたんで27作見てみましたよ。最長で15分と短いので見やすかったし。

実写のもいくつかありましたがアニメの方が圧倒的に多くて、おもしろかったです。あと15分と短いものばかりなので台詞で説明しちゃうのよりも映像だけで語ってくれる方が良かったです。日本の以外は台詞も英語の字幕がついているだけなんで追い切れなかったというのもありますが。

気に入ったのは
「Forefinger town(中国)」指のように上に高く高く伸びる町、その最下層に住む老婆の家の庭に上層からゴミが降ってきて、老婆は毎日ゴミを片付けるのだけれど、やがて疲れ切ってしまう。庭に立つ仏像の周りを掘り出したら、その下にもっと大きな仏像があったけれど、老婆は家を出ていく、という話。孫悟空のお釈迦様の手のひらにも似ていますが、哀愁を感じる柔らかい絵柄と動きがいい。
「Disposition(香港)」雪山でクマのような猛獣を狩る狩人の話。全編台詞がなく、アクションだけで見せて、その動きがとても小気味がいい。
「Life Smartphone(中国)」ひたすらスマートフォンを眺める人びとの姿を描いたブラックユーモア。
「The Poppet(マレーシア)」人形と魔女の話。人形の動きが妙に可愛らしくていい。最後は魔女と精神が入れ替わっちゃった感じかな?
「The Forest Paper(タイ)」折り紙のアニメーションっぽいですがCGでしょうか。折り紙が森になり、町になり、という動きはまさにアニメーション。ラストで鳥が巣に戻るというのもいい。
「Jonny's express(韓国)」宇宙の配達員が届け物に来たはずの星でサイズのあまりの違いにより(荷物自体、250倍に拡大しないと見えない)、その星を破壊してしまうという笑えない展開が迫力満点の動きで綴られる。笑えないんだけど笑っちゃうという何ともおかしい話。

Information:さぬき映画祭にてご紹介した作品一覧(期間限定公開)|TBSテレビ:DigiCon6 ASIA

限定公開なんでお早めに。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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