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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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カタログハウスのテレビ・コマーシャルです。「原発国民投票」というのが気に入りませんが、穏やかに、しかし反原発なんだぞ、という強い信念を感じるお声が素敵です。

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チェルノブイリ・ハート

監督・製作:マリアン=デレオ
協力:アディ=ロッシュ「チェルノブイリ子どものプロジェクト」代表
2003年、アメリカ

タイトルの「チェルノブイリ・ハート」というのは、ベラルーシの子どもたちに多い心臓疾患で、心臓に穴の空いた状態を指しているそうです。

ただ、心臓疾患だけでは終わらず、チェルノブイリ原発事故が引き起こした子どもたちへの健康被害をわりと広く扱っていて、協力の「チェルノブイリ子どものプロジェクト」が訪問した先を一緒に取材しているような感じを受けました。

チェルノブイリの周辺諸国で確実に増えているという先天性の障害児たち。その被害はすでにチェルノブイリを上回っていると言われる福島第一原発事故。この映画の子どもたちは、そう遠くない日本の子どもたちの姿なのです。



一人でも多くの日本人が見て、今の日本がどれだけおかしな状況なのか、早く気づいてもらいたいと思います。

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カルメン故郷に帰る

監督:木下恵介
出演:リリィ・カルメン/おきん(高峰秀子)、マヤ朱美(小林トシ子)、カルメンの父(坂本武)、カルメンの姉(望月優子)、田口春雄(佐野周二)、校長先生(笠智衆)、小川先生(佐田啓二)、ほか
1951年、日本

日本初の総天然カラー映画。

カルメンという芸名で東京でストリッパーをしているおきんが故郷の浅間山麓に里帰りすることで起こる騒動を描く。

主演の高峰秀子さんのはっちゃけた天然ぶりは当然として、笠智衆さんの校長先生がかつてないユーモラスさでびっくり。いつも真面目な好々爺な印象が強かったのですが、こういうコメディもできるんやなぁ…

父親がおきんのことを「小さい頃、牛の頭を蹴飛ばされてから足りなくなった」と言っているのは馬鹿な子ほど可愛いのたとえみたいなもんかと思っていたら、「18歳まで鼻水垂らしていた」という台詞があった上、幼なじみにも「おきんは少し足りない」みたいなことを言われていたので本物のようです (´・ω・`) なにげに凄い設定入ってるな。

佐田啓二といったら、中井貴一のおとんにして、二枚目俳優として有名ですが、展開がコメディ調なので、カルメンの友人マヤ朱美に思いを寄せられる先生程度で終わってしまいました。ただし、同じ木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾年月」には高峰秀子さんと夫婦役で主演しているので、こういうちょい役のが珍しそうです。

故郷に錦を飾るべく、ストリップの舞台を披露したカルメンとマヤ朱美は、意気揚々と東京に戻っていきますが、残った父親がカルメンがそのストリップで稼いだ金を学校に寄付したり、盲目の作曲家、田口さんが借金の片に取られたオルガンを返してもらったり、おきんが故郷に帰ったことで、何の事件も起きていなかったような村にもいろいろなことがありました、という展開は人情派の木下監督ならではかなぁと思いました。カルメンを単なる道化にしない当たりとかが。

続いて、「喜びも悲しみも幾年月」も見るんだぜ (`・ω・´)

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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キリング・フィールド

監督: ローランド=ジョフィ
原作:シドニー=シャンバーグ
出演:シドニー=シャンバーグ(サム=ウォーターストン)、ディス=プラン(ハイン=S=ニョール)、アラン(ジョン=マルコビッチ)、ほか
1984年、イギリス

ニューヨーク・タイムズの記者シドニー=シャンバーグのカンボジア内戦取材をもとにした映画。シドニーの通訳兼ガイドのプランを演じたハイン=S=ニョールさんは実際にクメール・ルージュによる強制労働を体験したカンボジア難民ですが、1996年にアメリカの自宅が殺されたそうです。ご冥福をお祈りします。

プノンペンでカンボジア内戦を取材するニューヨーク・タイムズの記者シドニー=シャンバーグとその通訳兼ガイドのプランの仕事ぶりと友情を、クメール・ルージュによる支配なども絡めて描く。

昔は好きな映画で、標準でビデオに録っておいたんですが、いつの間にか忘れ去られました。我が家のビデオを片づけようと思って、最後に見直してみた。

けっこういい映画だと思います。ラストの「イマジン」はお約束感もありますが、エンディングの「アルハンブラの思い出」はいい感じだし。カンボジアの大虐殺を一人のアメリカ人ジャーナリストの視点で見た映画だと思えば、これはこれで貴重な体験なのではないかと思いました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ〜天地争覇

監督:ツイ=ハーク
出演:黄飛鴻(李連傑)、十三姨(ロザムンド=クァン)、フー(マックス=モク)、鬼脚(熊欣欣)、黄麒英(劉洵)、ほか
1993年、香港

ジェット=リー主演の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズでは3作目にして最終作となります。これも初見なんですが、いちばんおもしろかったよ! (・∀・) 黄飛鴻、十三姨、フーという師弟と叔母のトリオは変わらないんですが、最初は敵役だったのに、負傷して黄飛鴻に傷を手当てされ、「師匠」と呼ぶまでになった鬼脚がラブリーだ! (・∀・) さしずめ「ダニー・ザ・ドッグ」を彷彿とさせるキャラで、良かったです。

十三姨との結婚を許してもらうため、北京に父を訪ねた黄飛鴻は、西太后の主催する獅王争覇という大会がもとで、武術家同士の対立が激しくなっていることを知る。一方、獅王争覇に乗じてロシアの公使らが李鴻章の命を狙っていることを知り、黄飛鴻は獅王争覇への参加を決めるが…。

初めて登場のお父さん・黄麒英。北京で同郷人の集う広東会館を主催、薬の工場も経営とは、黄飛鴻のように広州中心に活動してないのは何ででしょ?

3作目とラストなもんで、1作目の再会から、2作目でやっと「名前で呼んでくれた」と進展した黄飛鴻と十三姨の関係も結婚に。しかし、血のつながりがないとはいえ、叔母と甥の関係なもんで、お父さん、「息子が義弟になるのか?」と複雑そうです。

フーは相変わらずお調子者で、あんまりデリカシーがありませんが、時々見せる侠気が憎めないキャラ。ただ、途中で弟子入りした鬼脚の方が実力は圧倒的に上そうなんで、この後があったら、やばいかも。と思ったら、フーと鬼脚は同一人物という説もあったり、李連傑の出演しない続編では鬼脚がレギュラーになったりしてるんで、フーの地位に問題はないみたい? 一応、一番弟子らしいので。
鬼脚は最初は黄飛鴻と敵対する武術の流派にいて、町中でその名のとおり、凄い足技を披露しますが、その後、フーを追っかけたことで自慢の脚に大けがを負ってしまい、役立たず呼ばわりされて、偶然、広東会館の前で倒れていたところを黄飛鴻に治療され、これをかたくなに拒んだんですが、黄飛鴻に「傷が治ったら、また相手しよう」と言われちゃって、あんまり頭は良くなさそうで、でも忠義は高くて、足技は凄くて、そこのところを前のボスにいいように使われていた感じだったんで、黄飛鴻の情と、その直前に傘をさしてくれた十三姨の優しさに、初めて人の優しさに触れたような感じの男泣きっぷりがもろに「ダニー・ザ・ドッグ」まんまで、可愛いのでした (・∀・) 獅王争覇でも、旗持ちを勤め、フーが途中で負傷のために退場しちゃったんで、黄飛鴻と一緒に獅子舞を勤め(そもそも「獅王争覇」という名前は獅子舞をしながらの武術の技を競う大会にちなんでいるんだけど、鬼脚が所属していた太平堂というのがやたらに功名心が強くて威張り散らしているもんで、何か物騒な大会になっていて、町中でも流派同士の争いに発展していたので、元来、争いごとを嫌う黄飛鴻は「大会を辞めるよう言おう」とか言い出しちゃったりしてたんですが、李総督が獅王争覇で暗殺される計画があるってんで参加したという経緯があったんでした。長い)、なかなかな活躍っぷり。演じた熊欣欣という人は何と! 「阿羅漢(李連傑主演)」にも出演していたと言うんで、けっこう縁があるんですネ (・∀・) と思ったら、「天地大乱」では白蓮教の教祖やってたってよ! 気づかなかったよ! (´・ω・`)

黄飛鴻はなにしろギネスにもなるくらいの数の映画だの芝居が作られている人なので、シリーズはまだ続いてるんですが、李連傑の出演はここまでなんで、わしもここで終わりです。

そうそう、「機動武闘伝Gガンダム」の四天王・獅王争覇グランドガンダムの元ネタはここでいいんかな?

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