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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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グッバイシングル

また見に行った字幕なしの韓国大ヒット映画。ポスターからラブコメを想像していたら英語のタイトルが「Familyfood」だったので違うらしいと思い、相変わらず細部が理解できませんでしたが、とある人気女優が彼氏に二股かけられていたことを知り、妊娠したその相手の女子高生と一緒に暮らすようになり、面倒を見たり、ぶつかったりしていくうちに本当の家族になっていくというファミリーコメディの枠ではないかと思いましたが、合っているかどうか怪しいです(爆

最後は彼女も交えて、弱小っぽいプロダクションで女優も彼女(コ=スヨン)だけらしくてマネージャーと社長とスタッフの3人という小さい会社なので、マネージャーの家族も交えて一緒にご飯で閉めだったので大筋は間違ってないはずです。

ただ台詞がわからないと会話のおもしろみがないので前2作に比べると物足りなさも。
あと彼が二股かけていた女子高生のタンジに手を出したのは犯罪ではないのか? タンジの本来の家族が冷たいのはどういう理由が?
という2点が不明でした。ここ重要な気がするけど、機会があったら見直すかは不明です。

1日に10回ぐらい上映していて、満員盛況でパワー感じました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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狩り

アン=ソンギさん主演の追跡アクション映画です。ポスター見た時に、いつもの知的で穏やかなイメージをかなぐり捨てたワイルドさにめまいがして見に行きたいと思ってたのですが台詞わからないし、公開したてだから、もっとやってるかと思ったら、さにあらず。あれよあれよという間に上映本数が減りまして、慌てて土曜日の夜のレイトショー(というサービスはない)に行ってきましたが日曜日の公開だったら24:30という無茶ぶりな時間になってたんで行っといて良かったですわい。

筋は相変わらず理解できないながら、元炭坑マンの男性が仲間を失った山に金鉱があったため、金鉱を独占しようとする連中(彼らの位置がよくわからなかったんですよ。金を最初に見つけたおばあちゃんが連絡してるんでチンピラとは思えないんですが、金を確認するために武装して登山するのかとか)
仲間の妹を守って戦うという大筋だけは理解しまして、アン=ソンギさんの格好良さと超人ぷりを堪能しましたv
最後は警察がおいしいところを持っていってしまいましたが、いつもと違うアン=ソンギさんを楽しむには十分、ただし、筋立てというか、そもそも追いかけっこに至る過程は無茶ぶりっぽい気もしたので映画としては凡作の可能性も。

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詐欺師キム=ソンタル

字幕なし、ほぼ全編朝鮮語の映画です。細かい筋はわかりませんでしたが、コメディタッチの史劇なので、けっこうおもしろかったです。
朝鮮では大同江の水も売ったという伝説の詐欺師の映画。

何が驚いたって主演のユ=スンホ氏、14年前の主演作「おばあちゃんの家」見てるってことですよ Σ(・ω・ノ)ノ(レビューは書いてへん)。
そのうちに日本でも公開すると思うので興味があったら、どうぞ。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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この自由な世界で

監督:ケン=ローチ
出演:アンジー(キルストン=ウェアリング)、ローズ(ジュリエット=エリス)、ジェレミー(ジョー=シフリート)、カロル(レズワフ=ジュリック)、ほか
イギリス・イタリア・ドイツ・スペイン・ポーランド、2007年

たきがは大好きなイギリスの巨匠ケン=ローチ監督の見逃していた一本です。「麦の穂を揺らす風」の翌年に撮ったそうです。

一人息子のジェイミーを両親に預けて親友のローズと暮らすシングルマザーのアンジー。東ヨーロッパからの出稼ぎの人びとを対象にした人材派遣会社をクビになったアンジーは、ローズとともに会社を立ち上げる。ジェイミーとともに暮らすため、がむしゃらに働くアンジーだったが、イランからの不法移民マフムードを知ったこと、知り合いのシャツ工場の社長から不法移民を働かせながら警告1つで済んだマフィアのことを知らされて、より儲けの大きい不法移民を斡旋するようになる。だがそれは法に触れることであり、アンジーは越えてはならない一線を越えたことに気づいていなかった…。

Sweet Sixteen」のようなほろ苦い映画でした。

アンジーはシングルマザーで愛する息子と一緒に暮らすことができません。人材派遣会社で一生懸命働いてもセクハラひとつでクビにされてしまう不安定さ。親友のローズも高学歴なのに正社員として雇ってもらえない不安定な立場にあります。
だからこそ、2人は会社を立ち上げ、かなり強引な手法ではありますが人材派遣業へ食い込んでいきます。
ところがそれは、弱い立場にあるアンジーやローズが、さらに弱い立場にある人びとを食い物にしていく仕事でもあったのです。
なので終盤、不渡りの小切手をつかまされたアンジーは、手元に金があるにもかかわらず、雇用している人びとへの給与を3週間も不払いにしてしまっています。
さらにロンドンにアパートを借りられずにトレーラーに住んでいる人たちを行政にちくることで自分が雇い入れたい人びとをそこに住まわせようとまで画策します。

幸せになりたい、息子と一緒に暮らしたい。

アンジーの要求は決して間違ったものではないのですが、より弱い立場にある者を犠牲にしていく姿勢には疑問点がつかざるを得ず、そこのところは「Sweet Sixteen」でヤクを売って母や姉と住む家を買おうとした主人公と重なるものがありました。
そして、そういう人への監督の厳しい姿勢も変わるものではありませんでした。

アンジーがウクライナで人材を募集するところで終わるこの映画は、それでも頑張っていくアンジーへの応援歌にも見えなかったのですが、給与を不払いにしたことを息子をぷち誘拐されるという脅迫を受けたアンジーは、もしかしたら改心したかもしれないし、あるいは自分たちを苦しめる制度とか社会への理不尽さに気づいたかというと、それもいささか怪しいし、落としどころがすっきりしませんでした。

でも、アンジーという女性をとおして語られたことは、この世界が確かにどこかが間違っていることではないかということで、それは現在の日本にあまりによく似た社会でもありました(舞台はロンドン)。

あと「不法移民」ってさんざん言っちゃってるんですけど、何が不法なのかという点がその社会の法に逆らっているという意味では確かに不法なんですが、人道的にどうなのよという点とか、もう釈然としませんでした。

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笛吹川

木下恵介監督。田村高広、高峰秀子主演。

朝ご飯食べながら見たです。すご~く暗い時代劇でした。「カルメン故郷に帰る」とか「二十四の 瞳」とか「喜びも悲しみも幾年月」など、木下監督って明るいイメージあったんすけど、こういう作風もおありだったんすね。びっくり。ちなみにたきがははこ れらの作品をリアルで見たことがあるわけではない。そこまで年寄りではない。

武田家の信虎、信玄、勝頼3代の信州とその合戦に翻弄される川沿いの百姓一家の物語(よくわからなかったけど、川の名前が笛吹川というのであろう)。

な にしろアップが少ないので(人物が始終、2人以上、全身で写ってる。バストショットが1カットぐらい、顔だけなんてない)、知った名前は何人かいたものの、誰が誰だかよくわからず、親と見たら、たぶん、かなり解説してくれたであろう。黒澤監督はけっこうアップ、バストショットが多いのだなぁと思ったよ。 あの時代(邦画の斜陽化が言われる前)の監督はカメラアングルひとつにも個性を感じる。スタッフも○○組とかいたし。で、田村さんがいつになったら出るの だろうと思っていたら、主役2人、30分くらいまで出番なし。
白黒映画なんだけど、フィルムを着色したような色が時々あって、空とか川が塗られてるのはわかるんだけど、火を赤くするとか、死体を青白くするのはやめよーよー。ホラーっすよ。その色彩効果が逆に病的な印象。画面も暗めだし。話も暗いし。狙ってるんでしょうけど。
松 本幸四郎さん演ずる田村さんの長男、たぶん「ちょうぞう」が、百姓のせがれなのに、「俺たちは代々御館様(武田家)のおかげで生きてこられたんだ」という 台詞に、大杉榮の「奴隷根性」思い出したですよ。テーマはそこらへんか。最後は田村さん以外死んじゃうしな。高峰さん、きれいなのに老け役(15歳の娘盛 りから60歳ぐらいであろう老婆まで)はまってます。
台詞が全般的に聞きにくいのが残念。昔の映画、音もちゃんとして(デジタルリマスター版とかいうんでしたっけ?)出してくれたらいいなぁ。そうでなかったら、字幕とかつけてくれると助かるなぁ。

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