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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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神弓 -KAMIYUMI-

監督:キム=ハンミン
出演:ナミ(パク=ヘイル)、ジャイン(ムン=チェウォン)、ソグン(キム=ムヨル)、ジュシンタ将軍(リュ=スンリョン)、トルゴン王子(パク=キウン)、カンドゥ(キム=グテク)、カビョン(イ=ハヌィ)、ほか
韓国、2011年

GYAO!で無料公開してまして、見たことなかったんで見てみました。

1636年の清国の朝鮮侵略にからめて、神弓を操る叛逆者の息子ナミと、その妹ジャイン、婚約者ソグンの戦いを描く。

神弓も強かったんですが、清のジュシンタ将軍の操る六両弓(ユクリャンシ)も無双の破壊力を持っており、その対比はおもしろかったです。ただ、テンポがいささか悪く、特に再三、口にされるわりにはナミとジャインが叛逆者の子どもでただ二人の兄妹で生き残りという設定はあんまり筋に生かされてるようには思えませんでした。何かそこのくだり、すっぱり切り落としたら、もう少しすっきりした話になったんじゃないかと思わないでもありません。

ナミ役のパク=ヘイルさんはソル=ギョングの怪演が際立つ「22年目の記憶」の息子役が記憶に新しいところ。勉学にも武芸にも腰を入れなかったけど、弓の扱いだけは超一流っていうのは、どう頑張っても出世も望めない叛逆者の息子という立場がそうさせたのかもしれませんが、それだけではちょっと弱かったです。
ジャイン役のムン=チェウォンさんは、わずか30分の映画ながら、わしの涙を絞らせてくれた「あの人に逢えるまで」のヒロイン、ヨニさんでした。ええええ ((((;゜Д゜))))))) 気づかなかった… まぁ、時間も止まっちゃったような若さで「あの人」を待ち続けるヨニさんと、「武将の娘」と剣も操るし弓も射るジャインでは全然方向性が違いますが。
ソグン役のキム=ムヨルさんは映画よりも舞台の方が出演が多いよう(DBほんと便利)でした。わし的には最初は頭でっかちの儒学生かと思わせておいて、鴨緑江のほとりで皆を逃がそうとする侠気、ジャインを庇っての逃避行が良く、後半にいくに従って株を上げまくってました。
ジュシンタ将軍のリュ=スンリョンさんは「バトル・オーシャン〜海上決戦」とか「高地戦」とか今作みたいな武闘派の役柄のが多く、「7番房の奇跡」のが例外っぽいです。王子殺されて復讐の鬼と化す流れはなかなか。まぁ、侵略したのが悪いんだけどね!とかいいっこなし。
トルゴン王子役のパク=キウンさんも映画よりTVがメインみたいです。足止めのためとはいえ、ナミに残虐な殺され方(瓶に入っていた酒か油をかけられて火をつけられたので火だるまになり、ジュシンタ将軍たちが着いた時には黒焦げになってた)したのはちょっと気の毒でした。そういや、なんでジュシンタ将軍、ソグンたちよりも後だったんですかね。話の都合的にはしょうがないとはいえ、展開がちょっと雑な気がしました。ソグンと、駆けつけるナミと対決するのにラスボス登場は早すぎるとはいえ…

気になる映画はまだまだあるので、また気づいた時にGYAO!はチェックしとこうと思いました。

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