バンナムオンラインで見放題だったのと、かの「
装甲騎兵ボトムズ」と世界観が同じだっていうんで見てみました。元はOVAで全12話。
お色気のないハードボイルドな世界で、最低野郎ボトムズより、さらに下とされる機甲猟兵(生身でATトルーパーと戦う兵)にされたメロウリンク=アリティ伍長が、全滅したシュエップス小隊の敵討ちをするという復讐物です。何でも大塚明夫さんのデビュー作だそうで、まさかのラスボスにびっくりだ。
メロウリンクが意外と若い(Wikiによるとまさかの17歳)ですが、そういやキリコもまさかのティーンエイジャーだったんで、そこら辺の異常に若いのは「少年ジャンプ」とかの少年向けアニメの設定ゆえなんですかね(なんで「聖闘士星矢」では黄金聖闘士が無茶苦茶な年齢で黄金聖闘士に選ばれたことになってたし…)。そこに目をつぶれば、毎回、舞台を変えて、でも武器はパイルバンカーという30kgもあるライフル銃で仕留めるというメロウリンクの美学もあり、けっこうおもしろかったです。多少の無理クリ感には目をつぶれるレベル。
ただメロウリンクの脱走兵という立場だと惑星間の移動は難しいと思うので、復讐相手がみんな同じ星にいたというご都合主義は少々、問題でしたが、まぁ、それも目をつぶってしまいました。
オープニングとエンディングは1回ずつしか聞きませんでした。まぁ、「
Gガンダム」でも続けて視聴してると飛ばすんですけど、ちょっと聞いてるのが辛かったので…
時代的にはメロウリンクが巻き込まれたプランバンドール・スキャンダルが、PS計画の責任者バッテンタイン中将が真の黒幕だってんで、「ボトムズ」本編よりちょっと前になるんでしょうか。あれだとPS計画ってスタートしてた感じだし。作中にキリコっぽい人物が出てきたのはスタッフのお遊びだそうなんで直接的な繋がりはないみたいです。
んで興味が湧いたので、同じ高橋良輔氏作の「太陽の牙ダグラム」も見てみようと思ったんですが、これ、サンライズでいちばん長いアニメだそうで、全75話もあるんだけど2月中に見られるんかいな…
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