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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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もやしのナムル

たきがは家では実は庶民の味方、家計の優等生とか言われていたもやしは常備品ではなかった。なぜなら標準的なもやしの販売は200gが常なのに、なにしろ賞味期限が短い野菜なもので、格別好きなわけでもないし、とりたてて栄養価が高いわけでもないもやしをせっせと毎日食う気にはならなかったからである。しかし、通堂(とぅんどぅ)に行ってもやしのナムルを食べたわしは目を開かれた。ぴかりん! そうだ、もやしだってもうちょっと持つじゃない! ナムルにすればいいじゃない! それから半年以上、たきがははもやしのナムルのことを忘れ去っていたが(なますは実家で作り方を教わって食べてたけど)、ふと、つけ合わせの野菜が欲しくてスーパーに行ったところ、第1候補で欲しかったおくら(沖縄産)がなかったので、いろいろと物色していたところ、もやしのナムルをひらめいたのであった。

以下、レシピはこちらのサイトを参考にしました。

材料
もやし(1袋、200g)
お酢 大1/2
調味料(ごま油 大1、いりごま 大1/2、中華スープのもと 小1.5、醤油 小1、にんにくチューブ 3cm)

1.もやしを洗う
2.鍋に湯を沸かし、お酢を入れる(もやし特有の臭いを抑え、多少、日持ちが良くなるそうです)
3.もやしを3分茹でる
4.もやしをざるにあけ、調味料を混ぜる
5.もやしをキッチンペーパーで拭き、調味料と混ぜ合わせる

賞味期限は4日、まぁ、これならば現実的な量でしょう。実際のところ、1袋いけなくもないですが、もやしで腹一杯というのもいまいちなので食べません。

あと、いつものように、たきがはがレシピを勝手に変えたところ。
・にんにくチューブは常備していないので生にんにく1片をすり下ろしました。これは過去に生姜チューブを買って、くっそ不味い経験から、生姜とにんにくのチューブは余計な保存料とかも入っているので買ったことがありません。風味的には明らかにこちらのが上でしょう。
・いりごまは調味料に混ぜないで、最後にかけました。
・中華スープのもとは例によって香味シャンタンですが(味覇の別名)、塩味がきついので、小1ぐらいです。

個人的にはナムルといったら朝鮮料理ですし、朝鮮料理といったら唐辛子なので、唐辛子を何らかの形で混ぜてみたら、もうちょっと本場っぽくなるんじゃないかと思いましたが、普通に美味しかったです。

あと、これは単なる思いつきですが、食べるラー油と茹でたもやしをあえてみても美味しいんじゃないかと思いました。

2019/4/21追記
醤油をコチュジャンに変えると朝鮮風のピリ辛ナムルになるみたいです。

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ビーツと島ニンジンのピクルス

写真だとわかりづらいですが、きれいな赤紫です。



沖縄産のビーツと島ニンジンを見つけたので、食べ方に「ピクルス」とありまして、早速、漬けてみましたが、見た目の美しさに反してえらい泥臭いです (´・ω・`)

ビーツというのはロシア料理のボルシチに入っているのが有名で、形状が蕪に似ているので蕪かと思いきや、ほうれん草の仲間だそうです。根っこが赤いところが同じなんだとか。

特に注意書きがなかったので、ふつうにピーラーで剥いて、島ニンジンは「皮の下にカロチンが多いので剥かずに食べて」とか書いてあったので、よく洗ったんですが、見た目まんまのニンジンというよりゴボウみたいで、やっぱり泥臭いです (´・ω・`)

作ったので頑張って食べてますが、二度と買わないでしょう。たきがはは泥臭いのは嫌いなのです。

ただ、色はきれいですのでアップしてみましたが、再現しきれませんなぁ。

2019/4/21追記


弁当で持ち歩いているパックに入れてみたら、もうちょっと色が再現できたので追加しときます。

で、残ったピクルス液にキュウリを買ってきて漬けたんですけど、泥臭さが移りませんように…
何でそんなことするのかって、キュウリは漬かりやすいんで、最初のピクルス液だと酸っぱすぎるからです。

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死者の書

折口信夫著。ちくま日本文学全集刊。

読みたい本のリストにこれが入っていたので借りてきましたが、タイミング悪く二上山に葬られた大津皇子と、彼のために蓮の糸で曼陀羅の服を織り上げた藤原南家の郎女の話だったのですが、頑張って最後まで読み通して、ほかの随筆とかはわしがとんと興味を持たぬ歌舞伎についてだったので折口信夫はもういいや、そもそも何でこれが読みたかったのか全然覚えていないのが問題でした。うーむ、何でだ…

文語体とも違う、時代がかった文体のため、非常に読みづらかったのですが、そこは注釈も読みつつ、何とか乗り越えたんですけど、深奥の姫が写経の果てに非業の死を遂げた大津皇子の亡霊を見て、彼が葬られた二上山までさまよい出て、結果、彼のために服を織ることになり、織っただけじゃつまらなかった(意訳)ので心の赴くままに絵を描いたら曼陀羅になって、皇子も姫も往生してめでたしめでたしって話だったのはわかりましたが、そこに至るまでの過程はだらだらと長かったのに、最後、皇子に服を着せるところだけ駆け足だったのは何でだったんでしょうかね。

あと、合間合間に大伴家持の話が挿入されていたんですが、これ、大津皇子か姫と関係があったんでしょうか? そこら辺がわかりづらかったです。

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秘曲 笑傲江湖 第7巻

金庸著。岡崎由美監修。小島瑞紀訳。徳間書店刊。全7巻。

いよいよ最終刊です。サブタイトルは「鴛鴦の譜」で、表紙もそれに相応しく令狐冲と盈盈でしょう。

この巻でとうとう岳霊珊が亡くなりますが、ほかにも次から次へと死者累々で、個人的には最後まで令狐冲可愛しを貫いた寧中則(岳夫人)が自害したのが残念でした。ただ、娘も夫も死んでしまうのでまぁ、しょうがないか…。

林平之はとうとう左冷禅とつるんで嵩山へ逃れますが、第3巻か4巻ぐらいで殺されたと思った労徳諾(崋山派の2番弟子)が、まさか嵩山派だったとは思いも寄りませんでした。令狐冲や、その弟弟子・陸大有を裏切った末路は哀れなものでしたが、ここら辺の敵はばっさり倒す、という展開は武侠ならではで、一般庶民には理解できないみたいなことを第6巻で言ってました。

盈盈に日月神教の猛毒を呑まされた岳不羣でしたが、恒山派の弟子をかどわかし、崋山に呼び寄せます。そして、第2巻で令狐冲が各派の秘技を破る方法を垣間見た例の洞窟(ここで白骨になっていたのは魔教の長老だったそうですが)に罠を仕掛けた岳不羣、そこに盲目となった左冷禅や林平之まで現れ、暗闇のなかで今は同派になったはずの五剣嶽派同士が争い、大勢の有力者も平弟子も殺されてしまいますが、機転を利かせた令狐冲、盈盈ともども左冷禅を倒し、洞窟を脱出したところで岳不羣の罠にはまります。しかし、岳不羣を殺したのは誰もが思いもしなかった人物でした。令狐冲を一心に慕う美少女尼・儀琳です。彼女は殺生を好まぬ尼の身でありながら、令狐冲がピンチなことを知り、そうと知らずに岳不羣に剣を突き立てたのでした。ここに恒山派は2人の師太、定閒と定逸の仇を討ったのです。
そういや、儀琳の両親が前巻で揃いましたけど、どうしてあんな強烈な夫婦からこんな純真な娘が生まれたのか不思議… というか、恒山派で育ったから純真なのか、儀琳… というぐらい、破天荒な夫婦でした。そもそも父親は不戒と名乗る生臭坊主だし、母親はこれまた無類の嫉妬深いと来てましたし…

岳不羣が倒された後で、仁我行を満を持して乗り込んできました。日月神教の悲願、武林の統一です。しかし、恒山派の令狐冲と衡山派の莫大先生しか残っておらず、莫大先生も生死不明で、漁夫の利を得たような形でしたが、仁我行は令狐冲のことはあくまでも娘婿として厚遇するつもりなので三度、誘いの言葉をかけましたが、令狐冲は頑としてこれを拒み、孝のために父を裏切れないという盈盈ともども死を覚悟して恒山派の一同とともに恒山に帰るのでした。男だぜ令狐冲…

そこに方証大師と冲虚道人を初めとする少林派と武当派のメンバーが駆けつけてくれ、恒山派に助太刀をします。まぁ、仁我行の頭のなかではそれも想定済みで、この機会に少林派も武当派もまとめて倒すつもりでいるんですが、この人もえらい性格が変わりまして、東方不敗と戦う前の方が魅力的だったなぁと思います。少なくとも「当主は永遠に栄え」とか言われて嬉しがって聞いてるようなキャラには落ちてほしくなかったんですが、盈盈曰く、「12年も地底湖の下に閉じ込められて性格が変わった」そうなんで、ラスボスとなって君臨しますが、体調を悪くして倒れてしまいます。あれま。
そして、恒山に現れた日月神教は当主が姿を表すことなく令狐冲と和解したことで仁我行の死を知るのでした。

めでたく夫婦となった令狐冲と仁盈盈はようやく秘曲・笑傲江湖を奏でます。その曲も思えば正派と邪派の確執を乗り越えようとするものでした。無惨な死を遂げた曲洋と劉正風の願ったとおりに令狐冲(恒山派の総師を儀清に譲った後)と盈盈によって演奏されたのです。
日月神教は向問天が後を継ぎましたが、仁我行のような野望は持ってないので中原は当分、平穏が続くでしょう。向兄貴は最後までいい人でした。
林平之は、仁我行が閉じ込められていた湖の下の牢獄に入れられました。仁我行と違って福威鏢局もなくなり、辟邪剣譜も失われた今、彼を助けようとする者は現れることもないでしょう。考えてみれば、彼は哀れな人間でした。家族を殺され、復讐のために辟邪剣譜を身につけたことで全てを失ってしまいました。確かに岳霊珊への仕打ちは惨いものがあります。しかし、だからといって彼のしたことを声高に非難するわけにもいかないと思うのです。

と思ってしまうくらいには、わしは令狐冲が魅力的じゃありませんでした。最後まで、彼の活躍にどきどきわくわくしませんでした。令狐冲の主人公属性が強力すぎるなぁと思ったのが最後まで引っ張りました。第2巻まで雑魚Aぐらいの実力だったのに独狐九剣を習ってからが強すぎ。
あとラスト、仁我行との最終決戦くらいやってほしかったです。というか、ラスボスとの戦いは武侠小説には必須じゃろう?! 戦いの最中に仁我行が倒れるならまだしもさぁ…。岳不羣も儀琳などという小物(キャラ的には魅力的なところもありますが、実力からいったら中ぐらい)にやられるなど、あってはなりません。というのも残念な点。

五剣嶽派はなくなっちゃうし、それもほとんど内輪もめって感じだし、まぁ、最初から正派=正義、邪派=悪って図式じゃないんだけど、ちょっと尻すぼみな終わり方でした。

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自白

監督:チェ=スンホ
見たところ:桜坂劇場
韓国、2016年

共犯者たち」でメガホンを撮ったジャーナリストでもあるチェ=スンホさんの次作です。

英題が「スパイネーション」、KCIAから国家情報院に至る、国家による共和国のスパイ捏造の真相を追ったドキュメンタリーです。

これを見て、韓国は酷い国だなぁと思うのは簡単なんですが、例によってそれだけでは済みません。KCIAの下地は日本の特高にあり、大韓民国という国は最近、ちょっと話題になってますが民族の敵として親日派(植民地下にあった朝鮮では売国奴とほぼ同義)を裁こうとしたのに半島の半分を支配下に置いたアメリカにとって都合が良かったという理由で親日派が元の地位に戻り、権力を握った、という歴史を忘れることはできないからです。そういう意味では大韓民国と日本という国は醜い相似形を成しています。最高責任者が責任を取ろうとしない国です。
しかし、パク=クネが有罪で裁かれているように韓国という国は少しずつでも変わろうとしているところがあり、残念ながら未だに安倍が最高権力者として居座っている日本は、韓国の足下にも及びません。それなのに、今の日本は戦争犯罪者でありながら平和主義者という偽りの仮面をかぶり続けて天寿を全うしたヒロヒトの息子アキヒトが天皇を退位するというので、やれ新元号が〜とか、やれ天皇の人権が〜とか、どうでもいい方向にメディアが音頭を取り、それに乗っかった有識者や国民・市民の何と多いことか。
この国はどこへ行くのか、再び、世界に喧嘩を売る前に何とかしないといけないけど、難波大助のように一人立つで済む話でもなし、なんてことを考えてしまうのです。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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