小川一水著。朝日ノベルズ刊。
「天冥の標」のリクエストを出して、読んでいなかった本を借りてきました。
カメラマン志望の石塚旅人はダーウィン艦隊に乗り込んだ。目的地のカラスウリ星系には水に覆われた惑星が発見され、ディープ・ブルーと名づけられるが、星のそばには未知の宇宙艦隊もいた。調査という名目でディープ・ブルーに乗り込んだ旅人たちだったが、宇宙艦隊の鳥型宇宙人と対立、撤退を余儀なくされる。しかし旅人は、撤退の前にディープ・ブルーで見つけた建物を目指して海に飛び込んでいた。
ボーイ・ミーツ・ガールものと思わせておいて、実はアッシーくんでした、という話。
途中まではおもしろく読んでいたのですが、クライマックスの前あたりから、ご都合主義が鼻につき初め、ページ数の都合もあるのだろうなぁと思っていたのですが、最後まで、話がうまく進みすぎじゃね?という感じで、他の著作に比べておもしろくありませんでした。ちょっと残念。
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