島袋全優著。KADOKAWA刊。
GANMA!で連載中で、連載開始からずーっと読んできた沖縄出身の漫画家、島袋全優先生の抱腹絶倒、難病闘病マンガです。
沖縄出身の漫画家さんはけっこういますが(「コミック沖縄」とかいう雑誌も発行してたことあったし。県立図書館か博物館でバックナンバー読めます)、ちゃんとプッシュしようよ沖縄県の本屋さんよ。
どっかの首相と同じく難病・潰瘍性大腸炎と闘う漫画家の実録エッセイですが、筋肉を愛でる著者の作風が、時に「北斗の拳」を彷彿とさせ、取材と称して入院することもたびたびで、内容はすごいシリアスなのに、ここまで笑いに昇華させてるセンスが最高におもしろいです。
コミックスが出たのは9月でしたが、10月でもう第三刷とか伊達に「次にくるマンガ大賞」で3位とってないですネ。
著者へのお布施と、取材費の足しにしてもらおうと思ってコミックス買いました。
心配なのはGANMA!から出してるマンガって、刊行が途中で止まっちゃうことがあるので(「LICHIT」とか「おとぎのファルス」とか…)最後までちゃんと出してほしいなぁと思いますが、こういう闘病エッセイって終わることあるんかいな?
潰瘍性大腸炎と腸に優しい食材にも詳しくなれる、1粒で二度も三度も美味しいマンガ。是非、お手元に。
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